鼻毛のお手入れは慎重に!入口部分の処理だけで十分!?

不意に鼻の入口から顔を出す一本の鼻毛。

これには、「99パーセント手中に収めた彼女の気持ちも離れてしまう」ほどの破壊力があります。

また、仕事にも当てはまってしまいます。

「上手く行くはずだった商談もご破算に」なんてことまでは無いかもしれませんが、良いイメージは受けませんよね。

ビジネスマン、またはお洒落男子たるもの、鼻毛の処理には特に気を付けねばなりません。

しかし、この鼻毛の処理も実は注意が必要なのです。

鼻毛の持つ大切な役割と処理する時の注意点

まずは、鼻毛の持つ大切な役割について考えてみましょう。

ざっくりと説明すると、鼻毛の持つ役割は「フィルター機能」「加湿機能」「匂い識別機能」の3つです。

フィルター機能は、鼻の機能である呼吸によって体内への埃やウイルスなどの侵入を未然に防ぐ大切な役割です。

加湿機能は、鼻の乾燥はウイルスが好む環境になってしまいますので、これを加湿することによって防除するというこれまた大切な役割です。

匂い識別機能は、こちらも鼻のもう一つの機能である嗅覚を助けているのが鼻毛ですので、これを失うと匂いの識別が困難になる可能性があります。

以上のことからも、鼻毛は我々が元気な日常生活を送るためには大切な体毛なのです。

鼻毛の持つ役割を失わないよう、処理範囲や処理頻度をわきまえたうえで鼻毛処理を行いましょう。

それでは、鼻毛の処理は「どの程度の範囲まで」大丈夫で、「どれくらいの頻度」で行えば良いのでしょうか?

安全な鼻毛の処理範囲は「鼻の入口から1cm未満!」これが絶対領域です。

ここまでの範囲であれば、鼻毛の機能を失わないまたは必要最低限の損失で済むようです。

次に鼻毛の処理頻度ですが、これの詳細を後述しますが、「カットの場合で1週間」「脱毛の場合なら1ヶ月」を目安にしましょう。

鼻毛への負担が軽くて済むのがこの範疇になるようです。

勿論、鼻毛の生育には個人差がありますので、あくまでも目安とお考えください。

代表的な入口部分の鼻毛処理方法とNG行為!

前項で鼻毛の処理範囲は、鼻の入口から1cm未満ということは説明致しました。

それでは、その入口部分の鼻毛処理においてはどのような方法があるのでしょうか?

ここではその代表的な4つの処理方法を説明致します。

・手軽な処理と安全性であれば「鼻毛カッター」

・リーズナブルに調整するなら「鼻毛用ハサミ」

・一気に処理するなら「ブラジリアンワックス」

・専門機関「脱毛サロン・医療クリニック」

これらが代表的な鼻毛処理方法になります。

しかし、これを行う場合にも次の注意点があります。

【処理前後に機器の消毒を行う】

鼻毛カッターや鼻毛用ハサミは必ず使用前後に消毒を行いましょう。

鼻毛カッターは電化製品なので「無水エタノール」希釈液で拭きましょう。

鼻毛用ハサミはアルコール消毒で大丈夫です。

【処理後に必ず保湿を行う】

脱毛すると乾燥しやすいので、処理した後はベビーオイルなどで保湿を行いましょう。

綿棒にベビーオイルを付け、脱毛した部分に優しく触れる程度で構いません。

【鼻腔内にニキビや炎症などがある時は行わない】

こちらは説明不要かと思いますが、リスクがある場合には、処理は行わないようにしましょう。

直接関係ないかも知れませんが、体調がすぐれない場合も控えましょう。

また、「手軽だから」や「つい癖で」と毛抜きを使って鼻毛を抜くのは控えてください。

鼻の中は非常にデリケートです。

意外かもしれませんが、毛抜きで1本1本鼻毛を抜くことは一度に行うワックス処理よりも大きなダメージを与えてしまいます。

炎症や細菌感染などの危険がありますので、控えましょう。

鼻毛カッターで鼻の入口部分の処理をお洒落に手入れ!

処理の手軽さ痛みの無さ、安全性などを考えると鼻毛処理方法の中ではこちらの鼻毛カッターによる処理が一番のおすすめかも知れません

鼻毛カッターは、フィリップスやパナソニック、日立などの大手から、特化した専門企業まで様々なメーカーから発売されています。

それぞれ独自の強みを前面に押し出していますので、お好みのものを選ばれると良いですよ。

鼻毛カッターは鼻の入口から鼻毛カッターを入れるだけで出来る簡単処理です。

肌にきちんと密着させて使えば、切り残しも防げて綺麗に処理が出来ます。

たいていの鼻毛カッターは刃が肌に触れないよう安全設計がされていますので、鼻毛を刃が上手に捕らえるためにも肌へ密着させての使用が必要です。

鼻毛カッターを選ぶ際のポイントとしては、次を確認されることをおすすめします。

・鼻への挿入がしやすい形状になっているか否か

・簡単お手入れとして防水加工の有無や水洗いが出来るか否か

・安全設計がされているか否か

・使い勝手の良い切れ味の良し悪し

これらを確認し、更には持ち運び用なら大きさなどご自分の使い勝手を考慮してお好みのものを見つけてください。

鼻毛用ハサミで鼻の入口部分の処理を簡単お手入れ!

鼻毛用ハサミで行う鼻の入口部分の処理は、最もシンプルなお手入れ方法ですね。

やり方もいたって簡単で、鏡を見ながら少し鼻の穴を見えるようにして、目立つ鼻毛を鼻毛用ハサミでカットするだけです。

注意点としては、鋭利な刃物を鼻の中に入れるわけですから傷つけないように気を付けてください。

たいていの鼻毛用ハサミは先端が丸くなり、Rが付いた安全で使いやすい形状をしてはいますが、誤って粘膜を挟んだり、傷つけたりしないようにしましょう。

こちらも種類は豊富にあり、価格はピンキリです。

100円ショップなどでも販売されていますが、あまり安価なものはおすすめしません。

安価なものですと、切れ味が悪かったり切りにくいなど使い勝手が悪いことがあり得ます。

大切な鼻のケアをする機器ですので、慎重に、出来れば上質の専用ハサミを選んでください。

選ぶポイントとしては、「鼻毛処理用か否か」「先端が丸い形状」この2点はしっかりと抑えて頂きたいです。

また、前項の鼻毛カッターと併用して、切り残しをこの鼻毛専用ハサミで整えるという使い方もありますので、一本は用意しておきたいですね。

鼻毛ワックスで鼻の入口部分の鼻毛を一網打尽に処理!

次に紹介する鼻の入口部分の処理方法としては、豪快に一発で大量の鼻毛を一網打尽に処理してしまう鼻毛ワックスです。

最近はこちらもとても人気で、「ブラジリアンワックス」などという名前で聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?

ただ、何となく痛そうだし、失敗しそうで怖いですよね。

しかし、実際にはその使い方は想像されているよりは簡単だと思います。

専用のワックスをスティックに付けてそのまま鼻の中に入れ、固まったらいっきに引き抜くというものです。

毛根自体から鼻毛を引き抜くので、処理頻度が低くなるのが特徴です。

ただし、痛みはやり方次第で、想像通り痛みが伴う場合もあるようですのでご注意ください。

痛みを堪えて得られる爽快感といったところでしょうか。

使い方は次のとおりです。

1.電子レンジでワックスを温めて溶かします。

2.付属のスティックで溶かしたワックスを絡めとり、鼻の中に入れて固まるのを待ちます。

たいていの場合、スティックにストッパーが付いていてそれ以上は入らないようになっていますが、入口から1cm未満という基準は忘れないでください。

固まる時間は、商品によって異なりますが、たいてい1分から1分半程度で固まります。

3.ワックスが固まったら、躊躇せず一気に引き抜きます。

こちらは、必ず付属の取扱説明書に従って行うようにしましょう。

鼻毛処理は専門機関で安心お任せ!医療レーザー脱毛なら永久脱毛!

ここでご紹介する鼻の入口部分の処理方法は、「ちまちまとした鼻毛の処理は面倒くさいから、専門機関に任せちゃおう!」というものです。

脱毛サロンではワックス脱毛、医療クリニックでは医療レーザー脱毛を主な施術方法としています。

この脱毛サロンや医療クリニックで鼻毛の処理をするのも一つの手段です。

脱毛サロンと医療クリニック、この二つの違いは上述のようにその施術方法です。

ワックス脱毛の脱毛サロンに対し、医療クリニックは医療レーザー脱毛と、パワーが大きく異なります。

ワックス脱毛の場合は、ある程度期間を過ぎれば施術前のように鼻毛が伸びてきてしまいますが、医療レーザー脱毛はレーザー照射で毛根を破壊するので永久脱毛が可能です。

「脱毛サロンにもレーザー脱毛があるのでは?」という疑問の声もあると思います。

脱毛サロンのレーザーでは脇やすねなど広範囲の脱毛は可能ですが、鼻の穴という狭い範囲のレーザーはやっていないようです。

一方、医療レーザー脱毛は照射範囲が狭いので、小さい鼻の穴にも対応が出来るというわけです。

せっかく専門機関で鼻毛の脱毛処理をするのであれば、基本的には医療クリニックで行う永久脱毛がおすすめです。

鼻毛処理はお洒落男子の基本!

今回は、鼻毛処理についてご説明してきました。

こうしてみると、鼻毛処理にもさまざまな方法があることが改めて分かりますね。

鼻毛は私達人間にとって大切な機能を有する体毛ですが、時には見た目にダメージを与える厄介者にもなってしまいます。

絶妙なバランスを保って、鼻毛と上手に付き合うべきなのかもしれませんね。

適度な鼻毛処理で健康とお洒落、両方を手に入れましょう!