男性は皮脂の分泌が多いため、オイリー肌で悩む方が多いようです。
そんな時には化粧水を使ってみましょう。
女性が化粧水を使うのは当たり前ですが、男性でも使う方が増えています。
ここでは、オイリー肌の男性がどのような化粧水を使えばいいのか、市販品でおすすめのものをご紹介します。
また、オイリー肌の男性に向けたスキンケアについてもお伝えします。
なぜ男性はオイリー肌が多いのか?
いつも肌が皮脂でテカテカしていたり、汗のベタベタに皮脂が合わさってしまうと、いかにも脂性肌という感じがしますよね。
このような症状は男性に多く見られます。
それはなぜなのでしょうか。
まず、皮脂の量について見ていきましょう。
皮脂の量は、男性と女性で比べると、男性のほうが多く分泌されています。
男女とも30代をピークに皮脂量が徐々に減っていくのですが、男性は皮脂の減少ペースがゆるやかなため、中年以降もオイリー肌で悩むことが多いのです。
また、皮脂は男性ホルモンによって分泌量が増減します。
仕事などのストレスは、男性ホルモンが増える原因になり、皮脂の分泌も活発になります。
長い時間仕事をしていることが多い男性の場合、皮脂の量が増えてしまうのは当然ですね。
また、食生活によっても、オイリー肌を作りやすい環境につながってしまいます。
油っぽい外食を好む方は、皮脂の元となるものを多く摂っていることがありますので要注意ですよ。
以上のように内面から注意することも大事ですが、体の外側から気をつけてあげることも大事です。
具体的には、スキンケアを化粧水などでしっかり行うことも大切なのです。
化粧水は、何も高いものではなく、市販品のものでも十分効果が期待できます。
ほんとうにオイリー肌なのか?
自分をオイリー肌と思っている男性は多いと思いますが、果たして本当にオイリー肌なのでしょうか。
夏場は、汗をかきやすく、汗と皮脂が混じってベタベタしがちです。
しかし、夏の時期は女性でもそうですが、誰しも肌がべたつくものです。
それをオイリー肌と思い込んでいる方がいますが、それは違います。
本当のオイリー肌は、1年間絶えずベトベトとべたついていて、夏場だけベタベタするようなことはないのです。
ですから、年間通して肌がべたついているかどうかが、オイリー肌かどうかの判断基準になります。
また、肌の状態は年齢によって分けられます。
たとえば、10~20代の場合ですと、皮脂の分泌がどんどん活発化されやすい年齢ですので、この年代ですとオイリー肌と判断してもいいでしょう。
しかし、30代以降の男性は、皮脂の分泌が横ばいなのに加え、今度は肌が乾燥しやすくなってきます。
実は、乾燥によっても皮脂は分泌されるのです。
ですから、30代以降の男性の場合、乾燥によって皮脂が分泌されているのか、ほんとうにオイリー肌なのかは判断が難しいところです。
ただ、どちらも正しいスキンケアが大事なことに変わりないですので、市販品の化粧水などで保湿ケアしてください。
オイリー肌の男性が陥りやすい肌の状態は?
オイリー肌の男性が抱える肌のトラブルにはどのようなものがあるのか、お話ししていきます。
〇肌がベタベタする
これは、オイリー肌特有の見た目ですよね。
過剰に分泌した皮脂によって、肌がベタベタしたりテカテカしたりします。
〇ニキビが増える
皮脂の分泌が活発になると、アクネ菌というニキビを作り出す菌が増えてしまいます。
ひどいニキビは、市販品の化粧水などのケアではなかなか治せないため、早く治すためにも皮膚科で薬を処方してもらってください。
〇毛穴の汚れ
毛穴に皮脂が溜まってくると、定期的なスキンケアをしっかりと行っていない場合、ゆくゆくは黒ずみの状態になってしまいます。
毛穴が皮脂で開きっぱなしにならないよう、毎日のスキンケアが大切になります。
市販品の化粧水ケアと共に行いたい!肌に合った洗顔
男性のオイリー肌で大事なことは、きちんと正しいスキンケアを行うことです。
ここでは、正しい洗顔の方法をお伝えしていきます。
【正しい洗顔方法】
洗顔は、朝晩の2回までにしてください。
朝は水だけの洗顔で構いませんが、どうしても肌のテカリが気になる方は、洗顔料を少しだけ使ってください。
過剰に洗顔を行ってしまうと、逆に肌が乾燥してしまって、余計に皮脂が分泌される可能性があります。
オイリー肌でもそうでなくても大事なことは、肌に負荷を掛けないように、優しく洗うことです。
そのために、石鹸などの洗顔料は泡の状態にしてから顔に優しくつけてください。
泡立てネットを使うと、簡単に泡が作れます。
皮脂を落としたいからとゴシゴシこすってはいけません。
必要な皮脂は残すように丁寧に洗いましょう。
また、洗い流すときは、強いシャワーを顔にかけるようなことは避けてください。
ここでも優しくすすぎ、洗い残しがないよう気を付けましょう。
洗顔の後は、市販品などの化粧水でのケアが大事になってきます。
化粧水のケアについては、次項でお伝えします。
オイリー肌でも保湿は大事!市販品の化粧水の使い方
正しく洗顔ができたら、今度は化粧水で肌の水分を逃がさないことが大切です。
市販品の化粧水を使って、正しいスキンケアを心掛けましょう。
オイリー肌の男性に選んでもらいたい化粧水は、保湿力が高く、べたつきがないタイプのものです。
洗顔後すぐは肌がべたつくことはありませんが、オイリー肌の男性は、しばらくすると肌がべたついていまう傾向があります。
ですから、化粧水が肌に馴染んでからもべたつきが感じられないものがおすすめです。
また、化粧水をつけるタイミングですが、洗顔後に行ってください。
洗顔後にすぐつけることが大事です。
お風呂上りなどは、服を着るのを優先させて、化粧水がおろそかになりがちです。
体を拭いたら、すぐに化粧水をつけるようにしましょう。
【化粧水の使い方】
手にたっぷりと化粧水を取ったら、顔全体に行き渡るようつけます。
もし、一度に付けることが難しい場合は、何度か重ねづけをしてください。
そうすることによって、まんべんなく化粧水をつけることができます。
また、顔につけたとき、手を顔に押しつけるようにすると、より浸透します。
オイリー肌をなくしたい!あなたに合った市販品の化粧水は?
オイリー肌の男性に合う市販品の化粧水を、ここではご紹介します。
薬局などでも手軽に買うことができます。
〇ニベアメン アクティブエイジローション
こちらの化粧水は、30代以上の男性によく使われています。
また、リピート率が高いことでも知られています。
美肌効果が高いコエンザイムQ10やヒアルロン酸が含まれているため、オイリー肌だけでなく、乾燥しがちな肌にも効果が期待できますよ。
さらに、アルコール・香料ともにフリーで、刺激が気になる男性にもおすすめです。
アルコールが入った化粧水ですと、敏感肌には刺激を感じることがありますので、そういった点でも肌に優しいのです。
また、余分な香料が入っていないため、匂いを気にせず使うことができます。
価格は、100mlで1500円程度になります。
〇ギャツビー スキンケアウォーター
こちらの化粧水は、オイリー肌と乾燥肌が混合している男性に特におすすめです。
乾燥しがちな肌にヒアルロン酸とコラーゲンが働きかけ、保湿します。
また、オイリー肌にありがちなニキビを防ぐような成分が含まれています。
顔に塗った使用感はべたつかないため、さっぱりとした感じが得られます。
価格は、170mlで600円程度になります。
オイリー肌でも化粧水でしっかり保湿しよう
男性は、皮脂の分泌が多い分オイリー肌になりがちですから、きちんとケアをしましょう。
特に、30代以降の男性の場合は脂性肌に加えて肌の乾燥も伴っている場合があるため、肌への保湿が特に必要になります。
また、オイリー肌の解消には、正しい洗顔をすることも大事です。
正しい洗顔と化粧水の使い方で、オイリー肌を一日でも早く改善しましょう。