おでこの生え際の産毛が濃いことに関して悩んでいるのは、女性だけではありません。
男性にとっても、想像以上に大きな悩みの種となっているのです。
ふと気になってしまうおでこの生え際の産毛の濃さ。
このことがコンプレックスになって、自分の行動を制限してしまっている人も…。
そこで今回は、おでこの生え際の産毛のセルフ処理方法と注意点などについてご紹介します。
おでこの生え際などの濃い産毛の役割
みなさんは顔の産毛を、おでこの生え際までちゃんとお手入れしていますか。
他人は見てないようで、実は結構見ているのです。
見ているというよりは、光の加減で目立ってしまうため、目に入ってしまうというイメージですね。
女性が男性の身だしなみで気にしていることの一つに、なんと顔の無駄毛がしっかり処理されているかどうかがあるそうです。
産毛といえど、濃い場合は侮れませんね。
産毛を含めた体毛は見た目にもあまり良いとは言えず、処理するのも大変なので、「生えてこなくていい!」と思ってしまいますが、意味もなく生えているわけではないのです。
紫外線などの外からの刺激から肌を保護してくれたり、自然のサイクルで脱毛する時には毛穴の汚れも落としてくれるのです。
顔に生えている産毛は、元々は風や寒さから身を守るために生えていたのですが、時代が進歩したことで産毛の役割は減少し、今や無駄毛として嫌われる存在になってしまいました。
顔の印象が大きく変わる!おでこの生え際の濃い産毛を処理するとどう変わる?
おでこの生え際などに濃い産毛があると、シャドウ効果で実際よりも小顔に見えることがあります。
ですから、いかにナチュラルにおでこの産毛を保てるかが、処理した結果が成功かどうかの大きな分かれ道となるのです。
おでこの生え際の濃い産毛で悩んでいる人で、実際に何か対策をとっている人は20%未満と、かなり少ないです。
それはなぜなのでしょうか。
その理由で多いのは、「処理方法をどのように行なったらいいのかよく分からない!」という意見です。
確かに、普段はあまり触る場所ではないですし、もしも失敗したらと思うとビビッてしまいますよね。
しかし、産毛を処理することで得られるメリットもあります。
見ていきましょう。
●顔が明るく健康的に見える
明るく爽やかな雰囲気だと、人は好印象を持ってくれます。
おでこの産毛が少なくなると、他人から見える顔の面積が広くなります。
表情もわかりやすくなるので、相手に感情がより伝わりやすくなります。
明るく健康的な印象に変えられるだけでなく、輪郭の立体感もアップすることができますよ。
おでこの生え際の濃い産毛を処理してニキビ予防につなげよう
おでこの生え際の濃い産毛を処理すると得られるメリットはまだあります。
●ニキビができづらくなる
しつこいニキビに悩んでいる男性も多いですよね。
ニキビには、10~18歳くらいにできる毛穴の皮脂詰まりが原因の「思春期ニキビ」と、ストレスなどが原因でできる「大人ニキビ」があります。
ニキビを予防するためには、まずは肌を清潔に保つことが一番です。
しかし、おでこの生え際の産毛が濃いと、そこにどうしても汗がたまりやすくなったり、さらに前髪などに邪魔されて汗が蒸発しにくなってしまうのです。
つまり、ニキビ菌が好む環境といえます。
ニキビができる原因は生活習慣の乱れなども影響するので一概には言えませんが、おでこの産毛処理をすることで通気性が良くなり、ニキビ菌の繁殖を防ぐことにも繋がると思われます。
●顔立ちが整ってスッキリした印象になる
みなさんのおでこの形を鏡で見てみましょう。
生え際の形は個々で異なりますが、おでこの形は綺麗に整えられていますか。
産毛処理の大きな魅力は、おでこの形を整えることができることにもあります。
産毛があると輪郭がぼやけてしまいます。
なんとなくぼやけてみえるので、スッキリした顔立ちに整えたい場合にもおすすめです。
気持ちもシャキッとして、仕事にも気合が入るかもしれませんよ。
おでこの生え際の濃い産毛処理に必要な道具
ではさっそく、セルフでおでこの生え際の濃い産毛を処理してみましょう。
その前に準備しておく道具があります。
それは、みなさんの中にも毎日使っている人もいる「顔用のカミソリ」です。
こちらは切れ味がとても良いことが特長です。
産毛の処理だけでなく、古い角質も一緒に取り除いてくれます。
ですから、産毛処理後には顔色がワントーン明るくなるかもしれませんね。
しかし注意点もあります。
それは、切れ味が良い反面、肌を傷つけやすいところにあります。
気をつけないと、産毛の処理に夢中になってしまい、思っている以上に力をこめて剃ってしまいがちになります。
顔の肌は特にデリケートです。
もともと敏感肌の人もいるでしょう。
カミソリを使用して処理する際は、ゆっくりと慎重に行いましょう。
敏感肌や乾燥肌などの肌が弱くて不安な場合は、無理にカミソリを使用するのはやめましょう。
電気シェーバーを使ってください。
カミソリと比較すると絶対的な切れ味は劣ってしまいますが、肌へのダメージは軽減できますよ。
顔専用の電気シェーバーがあれば、さらに安心して使用できます。
おでこの生え際の濃い産毛処理方法
おでこの生え際の濃い産毛などをお手入れする前に、蒸しタオルなどで肌を柔らかくしておきましょう。
乾燥した状態のままでは、肌にダメージを与えてしまう恐れがあるからです。
入浴後に処理を開始することが、最も手っ取り早いかもしれませんね。
洗顔後の清潔な肌に、必ずシェービングクリームなどを塗ってください。
顔を剃ることは同時に角質を剥がすことにも繋がるので、できるだけ肌に負担をかけないように保護をしてあげましょう。
シェービングクリームを毛流れと逆方向に塗ることで産毛が逆立つので、処理が効果的になります。
髪の生え際から1cmくらいを目安に残して、おでこから眉毛にかけて上から下へとゆっくり動かしましょう。
生え際を残すのは、そこまで剃ってしまうと不自然になって目立ってしまうからです。
顔に塗ったシェービングクリームをそっとはがすようなイメージで、優しく剃っていきましょう。
同じ場所を何回も往復すると肌を傷つける原因になってしまいますので、できるだけ1回で剃るように心がけてくださいね。
おすすめできない処理方法
おでこの生え際の濃い産毛の処理方法がお分かり頂けたと思います。
ネットなどには、この他にも色々な方法の情報がありますよね。
しかし、これからご紹介するやり方はおすすめできないので気をつけてください。
●抜く
眉毛を毛抜きで抜く人は多いですよね。
しかし、おでこの産毛は見えづらいので、毛抜きで1本1本抜いていくのは根気がいって大変です。
困ったことに、濃い産毛にパワーアップして後から生えてくる場合もあるのです。
これは、毛を抜いたときに毛根の毛細血管が切れてしまっていることに関係しています。
より太くて強い血管にしようと身体が反応することで、より太くて濃い毛が生えてくるのです。
そうなってしまっては本末転倒ですよね。
●脱毛・除毛クリーム
ドラッグストアなどでも脱毛・除毛クリームが販売されていますよね。
名称からすると、顔の産毛処理にも使えそうな気がしますが、市販されている脱毛・除毛クリームの多くは顔用のものではありません。
脱毛・除毛クリームの役目は、毛の成分のタンパク質を溶かすことです。
そのくらい肌には刺激が強いのです。
産毛の処理は肌を傷つけないように気をつけて
自分の顔とは毎日付き合うので、どうしても産毛は気になってしまいますよね。
他の毛と比べると、うっすらと生えているからこそ、逆にケアが難しくもあります。
産毛の処理は、肌を傷つけないように正しい剃り方をすることが大切です。
セルフケアが苦手な人は、シェーバーのプロでもある床屋さんの利用をおすすめします。