歯医者さんで歯石除去をしたことがある男性は多いですよね。
歯石は丁寧に歯磨きをしているつもりでも、少しずつ溜まっていってしまうことがほとんどですので、定期的なチェックが必要です。
しかし、そのたびに歯医者さんに行くのはなかなか大変です。
そういった男性には、自宅で使える超音波歯ブラシがおすすめです。
超音波歯ブラシなら、手で磨くよりも短時間でキレイに磨くことができます。
歯石除去したい!でも歯石って何?
歯医者さんに行くと、「歯石が溜まっていますのでクリーニングしますか?」などと聞かれることがありますよね。
歯石は虫歯とは違い、歯磨きのあとの磨き残しなどのカスが溜まって硬くなってしまったものです。
そして、磨き残しのカスがどれくらいで歯石に変わってしまうかというと、2週間ほどかかるといわれています。
ただちに虫歯になることはありませんが、何もせずに放っておくと虫歯や歯周病などを起こしやすくなってしまいます。
ですから、「歯石が溜まってしまった」と思ったら、早めに歯医者さんで歯石除去をすることが大切です。
しかし、歯石は虫歯のように痛みがあったり腫れたりと緊急性があるものではないため、なかなか歯医者さんに行って除去してもらうのは億劫かもしれません。
そのような男性に使ってもらいたいものが、自宅でも使える超音波歯ブラシです。
超音波歯ブラシは、普通の歯ブラシでは取りきれないような細かい汚れを素早く取ることができます。
普段の歯ブラシでしっかり磨く自信がない男性は、特に超音波歯ブラシを使うことをおすすめします。
歯石除去したら!自宅で使える超音波歯ブラシの特長
超音波歯ブラシは、超音波の作用によって歯の汚れを落とす歯ブラシです。
歯を磨く歯ブラシのヘッド部分は、なんと毎秒に2万ヘルツ以上も振動しています。
ですから、手で磨くよりも短時間で歯の汚れを取り除くことができるのです。
しかし、歯ブラシ自体の動きは極わずかなため、手で超音波歯ブラシを移動させて細かい部分を磨く必要があります。
また、超音波歯ブラシは超音波を発していることによって、歯の間に住み着いている細菌を弱める効果があるとされています。
研究のなかには、超音波でなら破壊される細菌があるという結果もでています。
ですから、食べカスなどを取り除く作用だけでなく、細菌の繁殖も抑える可能性があるのです。
気になる使い心地ですが、歯医者さんで歯石除去してもらったあとのようなツルツルの歯になるとのことです。
自宅で使って、歯医者さんに行ったような歯に仕上がるようであればいいですよね。
自宅で使える電動歯ブラシ!超音波歯ブラシ以外は?
超音波歯ブラシ以外で、自宅で使える電動歯ブラシについてもご紹介していきます。
電動歯ブラシは、3つに分けられます。
〇電動歯ブラシ
〇音波歯ブラシ
〇超音波歯ブラシ
ここでは、電動歯ブラシと音波歯ブラシについてお伝えします。
電動歯ブラシは、ヘッド部分が電動で動くタイプの歯ブラシです。
もともと、細かい歯磨きができにくい障碍者や高齢者に向けてつくられました。
手で動かすより素早く歯磨きをすることができます。
しかし、歯の汚れを落とす以上の効果は期待できず、手で磨くよりは短時間で磨けるという歯ブラシになります。
つぎに、音波歯ブラシです。
音波歯ブラシは、音波の力によって食べカスなどをしっかり取り除く効果が期待できるとされています。
また、音波の振動によって細菌の繁殖が抑えられるともいわれています。
手で磨くよりも食べカスがより取れやすいため、歯石除去しなければならない回数も減らせるはずです。
音波歯ブラシ、超音波歯ブラシとよく似ていますよね。
どの部分が違うのかというと、超音波歯ブラシは、音波を使うという点で音波歯ブラシと同じような効果が期待できるとされていますが、音波歯ブラシよりもよりその効果が高いということになっています。
歯石除去の回数を減らすのは超音波歯ブラシ?手動歯ブラシ?
超音波歯ブラシなどの電動歯ブラシ、歯の汚れを落とすのに効果が期待できそうですよね。
歯医者さんでの歯石除去の回数も減らせそうですが、果たして本当にそうでしょうか?
実は、手動で磨く歯ブラシにもコツがいるように、超音波などの電動歯ブラシで磨く場合にもコツが必要になります。
超音波歯ブラシなどの電動歯ブラシは、ヘッドの部分が高速で動いたり振動するため、手動よりも歯が磨けた気になってしまうことがあります。
しかし、磨けているのは表面のみで、細かな歯の間や歯と歯茎の間が磨けないままということもあるのです。
また、磨き過ぎにも注意が必要です。
歯ブラシのヘッド部分が高速で動いている電動歯ブラシは、手動で磨く歯磨きのように時間をかける必要はありません。
磨き過ぎは、歯や歯茎を傷める原因にもなりますので注意が必要です。
他にも、研磨剤が入っているような歯磨き粉の使用は避けたほうがいいようです。
電動歯ブラシを当てた部分は、歯磨き粉をつけなくても充分歯が磨けていることがほとんどなのです。
自宅で気軽に使える超音波などの電動歯ブラシですが、使い方は手動歯ブラシ同様、隅々まで磨けているのかの確認が大事になります。
超音波などの電動歯ブラシ!効果的な使い方
ここでは、自宅で使える超音波などの電動歯ブラシの効果的な使い方をお伝えします。
〇歯に当てるときは軽くする
電動歯ブラシを歯にあてるときに、強く当てる必要はありません。
軽く歯に当てるだけでキレイに磨くことができます。
〇電動と音波・超音波では動かし方が違う
電動歯ブラシは、手動で磨くようにゴシゴシ動かしたりすると、歯や歯茎を傷めることがありますので気をつけてください。
音波・超音波歯ブラシはヘッドの動きが小さいため、手動で移動させて使うことが求められます。
〇歯磨き粉は研磨剤がないタイプを
歯磨き粉を使用したい場合は、研磨作用のないジェルタイプがおすすめです。
ジェルなどの歯磨き粉が飛び散らないよう、歯ブラシを口に入れ、歯に当ててから磨き始めましょう。
〇歯と電動歯ブラシは場所によって角度を変える
電動歯ブラシをつかうときには歯に当てる角度が大事になってきます。
前歯以外のかみ合わせをする歯には、直角に当ててください。
歯の溝をしっかり磨くことができます。
歯の表面と裏面も直角に当てることが基本です。
歯と歯茎の間をしっかり落としたい場合は、45度に傾けて歯ブラシを当ててください。
歯石除去しなくても済むよう、電動歯ブラシを効果的に使ってくださいね。
自宅で使えるおすすめの超音波歯ブラシ!
ここでは自宅で使えるおすすめの超音波歯ブラシをご紹介します。
〇フィリップス:ソニッケアー ダイヤモンドクリーン HX9303/04
音波水流で食べカスなどを振動しながら隅々まで落とすことができるようです。
気になる細菌の繁殖も抑えるため、歯を清潔に保つことができます。
大きさがコンパクトなため、洗面所に置いても場所を取りすぎることがありません。
価格は3万円弱ほどと高めですが、使用感には確かな満足を感じている方が多いようです。
日本の歯科医が選ぶ電動ブラシとしてもNO.1の人気がありますので、買って損はない超音波歯ブラシかもしれませんね。
〇スマイルエックス 超音波歯ブラシ AU‐300D
こちらの超音波歯ブラシは、日本製になっています。
また、音波と超音波の使い分けが可能です。
超音波としての振動は160万ヘルツを超えることから、しっかりとプラークなどを除去できると評判です。
また、使用感も、歯がツルツルになるなど使い心地に満足している方が多いです。
価格は、1万4千円程度です。
超音波歯ブラシを使って、歯石除去の回数を減らせるようになるといいですね。
超音波歯ブラシで普段の歯のケアをしよう
歯石除去を頻繁にしなければならないような男性は、歯の磨き方に問題があるかもしれません。
しかし、手動で磨く場合はなかなかキレイに磨き切れない場合もありますよね。
そのような男性には、超音波歯ブラシがおすすめです。
超音波歯ブラシなら、歯の細かい食べカスだけでなく細菌の繁殖も抑えるといわれています。
効果的に超音波歯ブラシを使って、歯のケアを普段から行ってくださいね。