最近の若者は手足が長く、顔も小顔であることが多いですよね。
そんな小顔に憧れることもあると思いますが、頭の大きさは小さくすることができません。
しかし、エラが張っていることで顔が大きく見えているなら、もしかするとマッサージで解消することができるかもしれませんよ。
こちらでご紹介する小顔マッサージ、一度試してみてはいかがですか。
解明しよう!あなたのエラ張りの原因
他の人と比べて「エラが張っているな」と感じている男性もいらっしゃいますよね。
「エラが張っていなければもっといい男になるのに」などと嘆くこともあるかもしれません。
そのエラの張りですが、骨格が原因でなければ、他にどのような原因が考えられるでしょうか?
エラが張ってしまう原因としてよく言われているのが、「咬筋の発達」です。
咬筋とは、食べ物などを噛むときに使う筋肉のことです。
この咬筋は、普通の人なら異常に発達してしまうことはありません。
昔と違い、最近は柔らかい食べ物が増えていますし、食事の咀嚼程度では咬筋が発達しすぎることはないのです。
それでは、何が原因で咬筋が発達しすぎてしまうのかというと、
・食いしばり
・歯ぎしり
が主な原因として挙げられます。
食いしばりは無意識に行われるため、自分で行っていることを自覚することはなかなか難しいかもしれません。
普通の状態では、上下の歯はくっついていません。
しかし、食いしばりをしている方は、上下の歯がくっついている上に、ギューッと食いしばっていることが多いのです。
もうひとつの原因の歯ぎしりですが、夜中に上下の歯を強く噛みしめてしまう状態のことです。
小顔マッサージも気になりますが、食いしばりや歯ぎしりの改善も同時に進めていくことが大切です。
エラが張る食いしばりや歯ぎしり!なぜ起きる?
エラが張ってしまう食いしばりや歯ぎしりですが、なぜ起きてしまうのでしょうか?
食いしばりや歯ぎしりの原因はいろいろあると言われていますが、誰しも当てはまりやすい原因として、「ストレスや緊張」が考えられています。
一日の中で、ストレスがかかったり緊張する場面が多い方もいらっしゃると思います。
たとえば、仕事に追われてパソコンで資料を作っていれば、つい体に力が入ってしまいます。
楽しんでいるつもりのゲームなどでも、クリアしようとすれば熱くなりますよね。
テレビを見ているときでも、ハラハラするようなシーンでは自分も疑似体験して、手に汗を握るようなこともありそうです。
このようにして、一概にストレスといっても悪いストレスだけでなく、自分でリラックスしているはずの場面でもストレスで食いしばりや歯ぎしりが起きているのです。
過度なストレスや緊張状態が続くと、頭痛や肩こりの原因にもなります。
ですから、小顔にするためのマッサージによって、頭痛や肩こりも一緒に治ってしまうこともあるかもしれませんね。
エラをこれ以上発達させない!食いしばりや歯ぎしりを改善する方法
エラが食いしばりや歯ぎしりで発達してしまっているなら、改善していくことが大切です。
食いしばりは日中無意識に行っていますので、ふとした瞬間に自分が行っていないか時々確認してみましょう。
忘れてしまうようなら、見えるところにメモ書きしておくのもひとつの方法です。
自分が食いしばりをしていることを確認できたら、それからは確認する回数を増やすようにします。
それによって、食いしばりの習慣が少しずつ改善していけるかもしれません。
食いしばりは、パソコンなどのデスクワークで起きやすいと言われています。
また、趣味やテレビに集中しているときにも起きやすいことが分かっています。
自分がどの瞬間に食いしばりやすいか、傾向が分かると改善しやすいかもしれませんね。
つぎに歯ぎしりですが、歯ぎしりは寝ているときに行っています。
ですから、家族など他の人に確認してもらうといいでしょう。
歯ぎしりのサインとしては、朝起きたときに歯や顎が痛いなどの症状があることです。
気になる場合は、歯科医を受診してみてください。
具体的な治療としてはマウスピースなどを使うことがありますので、歯科医とよくご相談ください。
小顔マッサージを効果的にするためにも、食いしばりや歯ぎしりの改善を進めましょう。
凝りに凝ってる咬筋をマッサージ!ほぐして小顔を手に入れよう
ここからは、エラ張り解消に効果があるとされている小顔マッサージをご紹介していきます。
まずは、咬筋をゆるめるマッサージからです。
①気になるエラの部分を指や握りこぶしでグリグリと押す
口は閉じた状態で行います。
回数は20回ほどでOKです。
強すぎると余計に咬筋を発達させてしまうことになりますので、痛気持ちいい程度に行いましょう。
②エラを押し込むように押す
口を少し開けて手のひらでエラを押し込んでください。
10秒ほど続けます。
③咬筋に指を当ててマッサージする
咬筋の場所は、歯を噛みしめたときに膨らむ場所で、あごのかみ合わせ辺りにあります。
咬筋に指を当てて、円を描くようにほぐしていきます。
回数は30回くらい行いましょう。
④頬からあごにかけて手を当て流す
ほぐした老廃物をながすため、頬からあごにかけて手を当てて耳まで引っ張るように動かします。
回数は3回程度です。
⑤あごからこめかみへ指を当てて流す
あごに指を当ててこめかみの方へ流すように動かします。
回数は3回ほどでOKです。
咬筋だけではない!小顔のために首の筋肉もマッサージしておこう
食いしばりや歯ぎしりでエラが張っていると、そこに繋がっている首や肩の筋肉も硬くなっていることが多いです。
ここでは、首の筋肉をほぐす小顔マッサージをご紹介します。
①耳の下にあるくぼみを3回押す
②耳の下のくぼみからエラに向かって3回押しながら動かす
③耳の下のくぼみから首の付け根まで押す
④①~③を2回繰り返す
上記のマッサージは、リンパを流れやすくするためのものです。
これを行うことによって、老廃物などが流れやすくなります。
④首のツボ「風池」を5秒押す
風池は首の後ろ側で、髪の毛の生え際のくぼみにあります。
⑤風池から首の真後ろに向かって押す
⑥首の後ろを下にほぐす
④~⑥のマッサージは、首のコリに直接効果をもたらすことが期待できます。
マッサージのように効果的!首の筋肉をゆるめる小顔体操
前項では、首の筋肉をほぐす小顔マッサージをお伝えしました。
最後に、簡単にできる首の筋肉をゆるめる小顔体操をご紹介します。
この体操によって、マッサージを受けたような効果が期待できます。
なお、椅子に座って体操を行ってください。
①頭を少し下げ、右回り・左回りに回す
ゆっくり大きく行ってください。
②頭を右に90度ゆっくりとまわして戻し、左にも同様に行う
③指を組んだら首の後ろに置き、上体を後ろにそらして戻す
④斜め右上を見上げて戻す、左上も行う
片手で頭の下を支えるとやりやすいです。
⑤頭を右肩につけるように倒し、左肩も行う
⑥斜め右下に頭を下げ戻す、左下も行う
それぞれの動作は5回ずつ行ってください。
③~⑥の動作は5秒キープすると効果的です。
以上の体操によって、首の筋肉をまんべんなくゆるめ、エラ張り解消への効果が期待されています。
エラ張りが気になるなら小顔マッサージを実践しよう
エラ張りがなぜ起きるかというと、食いしばりや歯ぎしりが主な原因でしたね。
食いしばりや歯ぎしりの主要な原因は、ストレスによるものだと言われています。
ストレス解消とともに、食いしばりや歯ぎしりを行わないようにする改善策も行ってみてください。
エラ張り改善に効果が期待できる小顔マッサージも合わせて行いましょう。