歯ブラシの保管方法に困っている男性はいませんか?
毎日使うものですから、使いやすく清潔に、そしてもっとオシャレに歯ブラシを保管したいと思ったりしますよね。
そこで、お手軽な100均商品に注目してみましょう。
100均商品は、吊るすタイプや、立てるタイプから選ぶことができます。
さらには100均商品を活用して自分でオリジナルの歯ブラシホルダーを作ってみませんか。
歯ブラシの保管で気を付けることは?
まず、最初にお使いの歯ブラシの保管は正しい方法か見直してみましょう。
歯ブラシは、お口のケアになくてはならないものです。
その歯ブラシの保管方法が正しくないと、歯ブラシの雑菌を増やしてしまいます。
歯ブラシのケア方法は2つあります。
①使用後はよく水洗いして水を切る。
②風通しのよい場所に保管する。
以上を踏まえて、歯ブラシの保管で気を付けるポイントをご説明します。
●一つのコップに数本の歯ブラシを入れている
一つのコップに家族全員分の歯ブラシを立てていませんか?
その方法は、ブラシ同士が触れ合うことがあり、歯周病や虫歯菌を共有してしまう危険があります。
●洗面台に備え付けの歯ブラシホルダーを使用
洗面台の鏡扉の中に、収納や歯ブラシホルダーが備え付けているタイプなどは、扉を閉めると風通しが悪く、蒸れて雑菌が繁殖してしまいます。
●ユニットバスに保管
ユニットバスは、トイレと一緒ですから、トイレの菌が飛散すると歯ブラシに付着する可能性があります。
以上のポイントに気を付けて保管することに加えて、定期的な歯ブラシの交換も必要となります。
なぜなら、清潔を心掛けて保管しても、ある程度の期間を使用すると取りきれない雑菌が蓄積されるからです。
とはいえ、やはり保管方法に気を付けていれば、一定数の雑菌を抑制することは可能です。
それでは、次項より歯ブラシを衛生的に保管するための、100均でおすすめする歯ブラシを吊るす商品からご紹介します。
100均商品を使って歯ブラシを吊るす方法【吸盤】
風通しと清潔を確保するということに気を付けて保管するには、まず「吊るす」方法をおすすめします。
まず、100均ショップで売られている吊るすタイプの歯ブラシホルダーについてのご紹介です。
吊るすタイプは、吸盤で歯ブラシホルダーの本体を固定する方法が主流になっています。
鏡やタイルなどの平らな面があれば簡単に取り付けられるため、手軽です。
1本だけ吊るせるものや、4~5本吊るせるものまであり、必要な歯ブラシの数に合わせて選べます。
ほとんどのものが、歯ブラシのブラシ部分のくびれに引っ掛けて保管する形状です。
4~5本を吊るせるタイプのものでも、それぞれ吊るす場所が決められていますから、ブラシ同士が触れ合って歯周病菌や虫歯菌を共有するようなこともありません。
丸や四角を基調にしたデザインにこだわったのものや、白いプラスチック製で清潔感のあるもの、シンプルにステンレス製やワイヤー製のものなど、さまざまな特徴から商品を選べるのも嬉しいですね。
100均商品を使って歯ブラシを吊るす方法【オリジナル】
歯ブラシを吊るす方法は、吸盤タイプの歯ブラシホルダーが主流ですが、他にもおすすめの方法があります。
吸盤タイプのほとんどが、ブラシのくびれ部分を引っ掛けるのでブラシ部分が上になりますが、これからご紹介する歯ブラシホルダーは、柄の部分で吊るすため、ブラシ部分が下になります。
ブラシ部分が下なのでブラシの水滴が柄に流れないため、柄に雑菌が付着しづらいことが最大の利点です。
100均ショップで購入できる商品からオリジナルの「吊るす」歯ブラシホルダーにしてみませんか?
とても簡単な方法ですから、男性でも気軽に試すことができますよ。
●リングを使う歯ブラシホルダー
【材料】
・両面テープ付きフック
・リング(歯ブラシの柄の穴に入るもの)
好きな場所に両面テープでフックを取り付け、歯ブラシの柄の穴にリングを通して、リングをフックに引っ掛けるだけで、吊るす歯ブラシホルダーになります。
●ステンレス洗濯ばさみを使う歯ブラシホルダー
【材料】
・両面テープ付きフック
・ステンレス製の洗濯ばさみ
両面テープ付きフックを好きな場所に貼り付け、フックにステンレス製洗濯ばさみを引っ掛けておき、歯ブラシの使用後にステンレス製の洗濯ばさみに挟むだけで、歯ブラシを吊るして保管できます。
このタイプは、歯磨き粉も挟めるので歯ブラシと一緒に吊るしてみるのも統一感が出るのでおすすめです。
歯ブラシを吊るす以外の保管方法は?①
ここまでは「吊るす」方法を中心にお伝えしてきましたが、歯ブラシは吊るす方法以外にも保管方法はあります。
それは「立てる」方法です。
ここでは、主に歯ブラシ一本が立てられる100均商品をご紹介します。
●陶器タイプ
陶器の穴の部分に歯ブラシの柄を差し込み、立てる方法です。
100均ショップで購入できるものは、色や形が選べます。
さらに、イラストやアルファベットが記載されたものまであるので、家族の使い分けにも便利です。
ただ、穴は貫通していますので、水滴が下に流れ込むというデメリットがあります。
●珪藻土タイプ
陶器の作りと同じで、穴に歯ブラシの柄を差し込み立てる方法です。
珪藻土は、水分を瞬時に吸収して乾かすという特性がありますので、歯ブラシの保管には最適です。
しかし、陶器タイプと同じく、穴が貫通しているため、穴部分の水滴は乾かせないところがデメリットとなります。
これらの商品は、デザイン性もよく、コンパクトで設置しやすいですが、水滴が落ちるというデメリットがあるため、定期的に設置場所を掃除する必要があります。
歯ブラシを吊るす以外の保管方法は?②
歯ブラシを吊るすのではなく、立てるための100均商品はまだあります。
先ほどは「一本を立てる」商品をご紹介しましたが、こちらでは「複数の歯ブラシを立てる」商品をご紹介します。
吊るすタイプにも複数の歯ブラシに対応した商品がありましたが、立てるタイプにもそのような商品があります。
複数の歯ブラシを立てられる商品の中には、歯磨き粉やコップを一緒に立てられるような機能的なものが多くあります。
必要に応じて、形を選ぶことができます。
素材は、プラスチック製やステンレス製、ワイヤー製のものなど、いろいろな種類から選ぶことができます。
●プラスチック製
プラスチック製の商品の中には、歯ブラシを立てる場所に水受けがついているものがあります。
水受けがあると、洗面台などに水滴が落ちることがありません。
一方、その水受けに溜まった水滴を小まめに掃除する手間がでてきます。
●ステンレス製・ワイヤー製
どちらもシンプルな作りゆえに、お掃除も簡単にできます。
プラスチック製でご紹介したような水受けはほとんどないものが多く、水滴は下に落ちるため気が付いたら掃除をするようにしましょう。
吊るす・立てる保管方法のデメリットは100均商品で解決!
吊るす方法、立てる方法どちらにも言えることですが、歯ブラシ使用後に水をよく切っても水滴は下に流れてしまう場合があります。
吊るす方法の場合は、水滴が落ちてもいい場所に設置ができれば水滴に悩まされないで済みますが、設置する場所によっては洗面台などに水滴が落ちてしまうことを避けられない場合もあります。
また、立てる方法であればデメリットとしてお伝えした通り、落ちた水滴が下にたまりやすいです。
その水滴が、雑菌の繁殖につながってしまうため、定期的な掃除は必須となりますが、100均商品を上手に取り入れることでとても楽になります。
簡単にできる水滴対策は、100均ショップで売られている珪藻土で作られたコースターや石鹸置きを活用する方法で、歯ブラシの水滴が落ちる部分に設置するだけです。
先にもご説明した通り、珪藻土は水分を瞬時に吸収して乾かすため、落ちた水滴に悩まされることもなく、掃除の手間も省け、清潔を保てます。
男性の場合、落ちた水滴の掃除までは手が回らない方が多いのではないでしょうか?
ましてや、歯ブラシから水滴が垂れないようによく水切りしたあとにキッチンペーパーなどで拭くということも理想ではありますが、現実的には難しいです。
あらかじめ対策をすることは、日常の手間をなくすために大切なことです。
自分が使いやすい歯ブラシホルダーを使おう
ご紹介した、吊るす方法や立てる方法は、歯ブラシホルダーを選ぶ参考になりましたか?
歯ブラシを風通しのよい場所で清潔に保管することを基本にして、自分で使いやすい歯ブラシホルダーを選んでみてください。
また、100均ショップには用途を変えて使えるものもたくさんあります。
「気に入った歯ブラシホルダーが見つからない」という男性は、100均ショップ商品を使って自分の理想とするオリジナルの歯ブラシホルダーづくりにチャレンジしてみてください。