皮膚が乾燥したら粉ふく場合もある!原因と対策を考えよう

「皮膚が乾燥している気がする」と感じている男性の方も少なくはないはずです。

皮膚の乾燥状態が続くと、粉ふく場合もあるので要注意ですよ!

では、そうなってしまう原因と改善するための対策方法はどういったものが挙げられるのでしょうか。

当記事をお読みになって、それらについて考えていきましょう。

粉ふく皮膚が気になる!それは乾燥肌の証拠

顔だけにとどまらず、身体の皮膚が粉ふくのにお悩みなのは、女性だけではなく男性も同じですよね。

皮膚が粉ふくのが気になるという人は、乾燥肌であるといわれています。

以下に、乾燥肌の人の特徴を挙げてみます。

●皮膚のカサつきが目立つ

●粉ふくときが多い

●顔や身体を洗浄した後につっぱるような感覚がある

●皮膚が痒いと感じるときが多い

●弾力性があまりない肌だと感じている

●お肌のトーンが暗い印象を受ける

一例ですが、このような状態が乾燥肌の人の特徴といえます。

皮膚が乾燥していて、特に粉ふく場合には、見た目にも影響を及ぼしてしまいますし、なんとかして改善したいと感じるのが本音ですよね。

上記で挙げた項目に該当したという男性は、乾燥肌対策を施して症状の改善をはかりましょう。

後半では、乾燥肌の人に試していただきたい対処方法もお伝えしますよ。

乾燥した皮膚は粉ふくこともあるのはどうして?

皮膚が粉ふく場合は、乾燥肌の状態でした。

つまり、乾燥が粉ふきを引き起こしてしまっていると言い換えることができます。

乾燥状態の皮膚は、含まれている水分量が減ってしまっています。

では、皮膚が乾燥すると、どうして粉ふく場合があるのでしょうか。

これは、ターンオーバーと呼ばれる、皮膚の入れ替わりと深い関係性があります。

ターンオーバーとは、表皮に存在する角質層が古くなると剥がれていき、皮膚の生まれ変わりが生じることをいいます。

お肌の状態が良好の場合は、通常のサイクルでターンオーバーが行われるため、何の問題も起きません。

ですが、皮膚が乾燥してしまっていると角質が剥がれてしまいやすいため、皮膚が粉ふく場合があるといわれています。

乾燥はお肌の大敵ともよく表現されている通り、皮膚に悪い影響を与えてしまうものなのです。

粉ふく要因である乾燥を招くことは何がある?

皮膚が粉ふく場合には、お肌の乾燥を疑うということは、何度もお伝えした通りです。

では、皮膚の粉ふきの要因となる乾燥は、どういったことから引き起こされてしまうのでしょうか。

乾燥状態の皮膚は水分量が軽減している状態と、先ほどお伝えしましたよね。

ですから、まず挙げられる原因としては、「乾燥した環境にいる」ということです。

クーラーがきいた部屋で過ごすことが多い男性も少なくはないでしょう。

他にも、反対に外に出ていることが多くても、外気が乾燥していたというときには、皮膚の乾燥を招きやすいです。

次に挙げられることは「保湿をきちんと行っていない」ということです。

乾燥した皮膚を放っておくと、ますます悪化してしまう恐れがあります。

男性の方は洗顔だけで、その後の保湿ケアまで行っていないという方もいるかもしれませんが、それはお肌にとって厳禁です。

さらに、「皮膚が外的刺激を受けすぎている」場合も乾燥を招いてしまうのです。

例えば、自分の肌に合わない洗浄力が強すぎる石鹸やボディソープ、洗顔料を使っているケースや、洗浄時やタオルでのふき取り時に力任せにしていて皮膚に負荷がかかっているケースなどを例に挙げておきます。

その他の外的刺激としては、紫外線の浴びすぎが代表的ですね。

紫外線によって皮膚の角質が厚くなると、ターンオーバーのサイクルが崩れてしまうことにつながり、乾燥を促進します。

ここで挙げたもの以外にも、皮膚の乾燥を招くことは多く存在していますよ。

皮膚が粉ふくのを抑えたい!まずはスキンケアから見直そう

皮膚の乾燥を招いてしまわないように、間違ったスキンケア方法をしていないか、今一度確かめてみてください。

粉ふく箇所としては、顔や身体の一部だけではなく、全身に及ぶこともあります。

先ほども、洗浄時やタオルでのふき取り時に力任せに行ってしまうと、皮膚に負担を与えてしまうということをお話ししました。

そのため、石鹸やボディソープ、洗顔料は、たっぷりの泡に仕上げてから活用することを心がけてください。

作った泡を肌に馴染ませるように使う方法が、一番良い洗浄方法です。

くれぐれも、自分に合った石鹸やボディソープ、洗顔料を選ぶようにしましょうね。

低刺激なものを選択すると安心感が高まりますよ。

また、お風呂上りや洗顔後には素早く保湿を行うように心がけましょう。

なるべく早い段階で保湿ケアを開始しないと、皮膚がどんどん乾燥してしまい、粉ふく頻度も増えてしまうので要注意です。

もちろん、身体も顔も保湿を行うのが鉄則ですよ。

その中でも、身体の部位で乾燥を招きやすい腕やすねは、丁寧な保湿を心がけましょうね。

乾燥した皮膚にはこの美容成分が良い!

粉ふく皮膚は、保湿アイテムを有効に使用することで改善に近づける場合もありますよ。

保湿アイテムは、乾燥肌に良いといわれている美容成分が配合されているものをセレクトするのがおすすめです。

特に、乾燥した状態の皮膚は水分量が欠如ぎみなので、水分を補給してくれる効果が期待できる美容成分が良いでしょう。

そこでこの項では、皮膚の乾燥を解消すべく、おすすめの美容成分をいくつかご紹介していきます。

まずは、「セラミド」と呼ばれる美容成分についてです。

セラミドは皮膚内に含まれているもので、皮膚を保持するためには必要不可欠な存在です。

皮膚内部の水分量を保ってくれる効果が期待できます。

セラミド配合の保湿アイテムを使うことで、弾力性の高い肌質へと変わる可能性がありますよ。

次は「クマザサエキス」と呼ばれる美容成分についてです。

こちらは、笹に含まれている成分のひとつですね。

こちらも皮膚に水分を閉じ込めてくれる働きをしてくれるものです。

最後に「アミノ酸」と呼ばれる美容成分についてです。

アミノ酸は、お肌の弾力性をアップされてくれるといわれています。

使用することで、もちもち肌に近づけるでしょう。

今回ご紹介した3種類の美容成分に着目して、化粧水や美容液などの保湿アイテムを選択してみてください。

きっと粉ふく皮膚の改善に役立つはずですよ。

ストレスも皮膚が乾燥する要因になる!

仕事に家事に子育てに…と、いろいろなことに追われている男性の方もいますよね。

そんなときには、ストレスを感じやすいのではないでしょうか。

私たち人間は、どんなに小さいことでも多少のストレスは受けてしまいます。

そのため、一切ストレスを受けていないなんて方はいらっしゃいません。

よく、ストレスは心身に悪影響を及ぼすと聞くかもしれませんが、皮膚にもその症状は現れます。

例えば、ストレスが引き金となってターンオーバーが崩れてしまうため、肌荒れや乾燥などを招きかねません。

そして、発達段階にまで達していない新しい角質細胞が表皮に上がってきてしまい、粉ふく皮膚へとなってしまうのです。

ストレスは極力溜め込まず、溜め込んでいると自覚したら発散することが大切です。

また、受けるストレスを最小限にするために考え方に工夫を施したり、自分にぴったりの発散法を模索したりしましょう。

粉ふく皮膚を改善してもちもち肌になろう

「粉ふく皮膚が嫌だな」とお悩みの男性に向けて、当記事ではその原因と対処方法を探ってみました。

まず、粉ふく皮膚が気になったら乾燥肌であることを疑いましょう。

皮膚の乾燥を招くことはいろいろありましたよね。

原因を理解したうえで、今回ご紹介した対処法である「スキンケアを見直す」、「美容成分に配慮した保湿アイテムを利用する」、「ストレスをなるべく溜め込まない工夫をする」ということを実践してみましょう。