石鹸ケースってどんなもの?持ち運びの方法をご紹介

毎日使っているお気に入りの石鹸を、旅行や出張などの外出先でも使いたいと思うのは女性だけでなく、男性も少なくないでしょう。

しかし、愛用している使いかけの石鹸は外出の際、持ち運びに困るものです。

そこで、石鹸ケースをはじめとしたおすすめグッズや持ち運びに便利な方法ををご紹介します。

石鹸の保管方法

石鹸はご存知の通り、水に溶けやすい性質です。

日常で使用している石鹸はきちんと保管できていますか。

多くの場合、浴室に石鹸を置いている場合が多いですが、浴室は湿度が高くシャワーなどの水もかかりやすいため、石鹸の水気が取れません。

その水気で、石鹸本体がやわらかく溶けた状態となってしまいます。

そうならないためには、

①使用後は、石鹸の汚れを水で洗い流す

②しっかりと石鹸の水気を取る

③石鹸との接着面に水が溜まらないようにする

④風通しを確保する

ということが、石鹸の保管には重要です。

なお、泡立てた石鹸をそのまま放置すると石鹸に付着している皮膚の汚れや垢から雑菌や最近が繁殖して、石鹸本体が不衛生になってしまいます。

石鹸の水気を取ったり、泡立てた石鹸を放置しないことは、石鹸がやわらかくなることだけを予防するためだけではなく、石鹸を清潔に保つためでもあるのです。

また、可能であれば、水気を取るときにタオルやキッチンペーパーなどで拭き取ると、より清潔に保つことができます。

お気に入りの石鹸を最後まで清潔に使い切るためにも、ぜひ心がけてみましょう。

次項からは、石鹸を保管できるケースや持ち運び方法をご紹介します。

角型石鹸ケースを活用した持ち運び方法!抗菌作用つきのものも!

石鹸ケースには主に角型と丸や楕円型のタイプがあります。

まずは、角型の石鹸ケースからご紹介します。

【無印良品 ポリプロピレンフタ付石けん置き・大 スポンジ2枚付】

参考価格:350円
サイズ:約70×105×35mm
素材:ポリプロピレン

シンプルで飽きないデザインの無印良品の石鹸ケースは蓋を閉めれば携帯用として使えます。

また、日常使いで開いて使う場合は2個石鹸が置けるうれしい構造です。

メッシュのスポンジがセットされているので、水切りできます。

【lewu 石鹸ケース】

参考価格:998円
サイズ:約W10.5×H5×D7.5㎝
素材:ポリプロピレン

少し厚みを感じるデザインで、カラーは4色から選べます。

無印良品のタイプと同じく、中にはメッシュのスポンジがセットされているので、水切りできます。

【asiproper 石鹸ボックス】

参考価格:185円
サイズ:70×70×40mm
素材:PP

コンパクトサイズで持ち運びには最適なサイズです。

真四角なデザインが際立ち、明るいカラーの4色から選べます。

底面は、石鹸が少し浮くように凹凸が施されているので水切りできます。

【リッチェル 石けん箱 角 「ハユール」】

参考価格:500円
サイズ:幅12×奥8.5×高4.5cm
素材:ポリプロピレン、エラストマー

カラーバリエーションが豊富で、シンプルに作られた角型の石鹸ケースです。

銀イオンが配合されているので、抗菌効果を期待できます。

底面は凹凸があるので水切りできます。

パッキンがあるため水漏れを防ぎ安心して持ち運びできます。

フォルムが可愛い!丸・楕円ケースを活用した石鹸の持ち運び

丸・楕円型の石鹸ケースもご紹介します。

お気に入りの石鹸が丸いかたちの場合におすすめです。

【マーナ 携帯石けんケース 】

参考価格:449円
サイズ:約118×88×46mm
素材:【本体/ポリプロピレン】【ベルト/シリコーンゴム】

日本製でカラーは3色あります。

楕円形で底には凹凸があり、ベルトで固定すれば携帯時も安心です。

【リッチェル 石けん箱 丸 「ハユール」】

参考価格:816円
サイズ:約9×9×4.5㎝
素材:ポリプロピレン、エラストマー

角型でご紹介したハユールの丸型です。

機能性は変わらず、丸いかたちが少しかわいらしい印象を与えます。

【携帯用ソープケース 丸型】

参考価格:428円
サイズ:約9.9×10.4×4.7㎝
素材:【本体・すのこ/ポリプロピレン】【フタ/ポリエチレン】

すのこタイプになっているので、水切りできます。

密閉タイプですが、完全密閉ではありません。

【angee ロック式石けん箱ソープディッシュ】

参考価格:100円
サイズ:約120×96×54mm
素材:【本体・中皿:PP】 【フタ:PS】

楕円形のかわいらしいかたちですがカラーは2色から選べるので男性でもお使いいただけます。

ロックのできる蓋つきで安心して持ち運びできます。

石鹸の持ち運びにも使える!保存容器で水漏れ予防!

前述までは、石鹸のケースをご紹介してきましたが、石鹸ケース以外で持ち運びができる方法についてご紹介します。

食材やおかずなどの保存容器は水漏れしにくく密閉性があるため、石鹸の持ち運びに重宝します。

100均でも、保存容器はさまざまな大きさやバリエーションがあります。

プラスチックでできているタイプはしっかりとフタが閉まるため、水漏れしにくくなっています。

また、ゴムパッキンのあるタイプならば、より密閉されるのでさらに水漏れしにくく安心でしょう。

お気に入りの石鹸サイズに合わせて、ジャストな大きさを選べるのも魅力です。

しかし、保存容器は石鹸用のように水切りのような機能は期待できません。

そのため、キッチン用のスポンジを保存容器に合わせてカットし、底にセットすれば水切りの機能を果たしてくれます。

ストックバックも石鹸の持ち運びに有効!

保存容器よりもさらに手軽なストックバック(チャック付き袋)も、石鹸の持ち運びにおすすめです。

ストックバックの袋は、保存容器と同様に、食材を入れるため水漏れ対策はしっかりされています。

しかし、手軽ゆえに注意しなければいけないポイントもあります。

袋は、水切り機能に関して全く期待できないということです。

そのため、石鹸を袋に入れる際には、先にご紹介しました「石鹸の正しい保管方法」を徹底して行わないといけません。

水気でやわらかくなってしまうと、せっかく持ち運びしたのに使用ができない状態となってしまう可能性もあります。

石鹸をストックバックに入れて持ち運びするときのポイントは、石鹸と一緒に使用するボディタオルに石鹸をくるんで入れるという方法です。

ボディタオルの水気はしっかりと切ることが重要です。

そうすることで、袋の内側に石鹸が張り付いてしまうことも防げますし、余分な水分はボディタオルが吸い取ってくれます。

使用後は、気兼ねなく処分したり、汚れが気になれば取り換えて清潔を保つことができるのもストックバックの魅力です。

そして、石鹸ケースを使用する場合も、石鹸ケースをストックバックに入れることで、水漏れへの安心感が増します。

石鹸ケースは不要?カットで使い切りサイズにしよう

持ち運びの際に、どうしても気になるのは水気ですね。

ご紹介した方法では、水漏れのリスクはゼロではありません。

そこで、水漏れを絶対にしない方法でお気に入りの石鹸を持ち運びたいという場合は、石鹸を使い切れるサイズにカットしてしまう方法はいかがでしょうか。

使い切りのサイズならば、濡れた石鹸の保管に悩むことはありません。

数を用意すれば、連泊や予備などにも対応できます。

しかし、使い切りサイズにカットしたものの、余ってしまうと結局は濡れた石鹸を保管することになってしまいますね。

使い切りサイズに自信がない場合は、石鹸を削りましょう。

おろし金で細かくして、小さなストックバックに小分けしておくことで、無駄なく使うことができます。

使う分だけ出せるので、石鹸が濡れる心配もなく石鹸ケースに比べてコンパクトに持ち運べます。

お気に入りの石鹸は自分に合った方法で持ち運びしよう

石鹸の持ち運びには、専用の石鹸ケースはもちろんおすすめですが、ご紹介したように代用品として持ち運びに使えるものがたくさんあります。

石鹸ケースは見栄えがいい一方で、ケースの定期的な掃除の手間があります。

石鹸ケース以外の代用品は、外出先での見栄えはあまりよくない反面、利便性はあります。

見た目や、使いやすさで自分にあった石鹸の持ち運び方法を選びましょう。