舌の筋肉を発達させる運動をして滑舌改善効果を狙う!

コミュニケーションが円滑にできると相手の人に好印象を抱かせやすくなりますし、信頼関係を築くことにもつながりますからしっかり取り組みたいところです。

ここで、問題となってしまいがちなのが「滑舌」の良し悪しですよね。

滑舌が良い人のほうがスムーズな対話をすることができ、ビジネス面にも良い影響を及ぼしてくれるでしょう。

そこで、今回は舌の筋肉を発達させて滑舌改善効果が見込める運動について取り上げてみました。

滑舌が良いことの利点とは?

コミュニケーションをとるということは社会で生活を送るうえで必要不可欠なことともいえます。

そこで、今回注目したいのが「滑舌」についてです。

滑舌は会話の基礎となるものともいえ、滑舌の良し悪しで会話のしやすさに差が出てきます。

では、滑舌が良いとどのような利点があるのでしょうか。

まず、「話しやすさがアップする」ということを挙げることができます。

こちらが最大の利点だともいえますよね。

本人が話しやすいと感じているということは、相手の人にとっても聞き取りやすい声とも言い換えることができます。

滑舌を良くすれば何回も聞き返されるなんてことが少なくなるでしょうから、コミュニケーションを円滑にまわしやすくなりますよ。

次に、「周囲の人へ好印象を与えることにつながる」ということも挙げられますね。

ボソボソとした声で話す人からは良い印象は受けにくいですよね。

反対に、はっきりとした口調で話す人には好感が持ちやすいでしょう。

このように、滑舌の良い悪いで周囲へ与える印象も変わってくるのです。

また、「会話をすることが苦手…」とお悩みの男性もいることでしょう。

滑舌を改善できると自分の発声に自信がつきやすいので、話すこと自体が苦手ではなくなるというケースも多い傾向にあります。

「自分の発声に自信が持ちやすい」というもの嬉しい利点です。

滑舌が良いことで以上のような利点が得られやすくなります。

滑舌を改善したいとお考えの男性は、後ほどご紹介する舌の運動を試してみましょう。

滑舌を改善するためには舌の運動をして鍛えよう!

発声と舌は関係性が強いといわれています。

コミュニケーションをとる際には、舌を使って声を発しているので、しっかりと舌を活用できている人が滑舌が良い人といえますよね。

反対に、滑舌が良くない人は舌の筋肉があまり活用できていない傾向にあります。

筋肉が欠如していると舌が疲労しやすくなるので、上手くまわらなくなってしまうのですね。

そんな人はどうすれば良いのかといいますと、舌の筋肉を発達させてあげることが求められます。

舌全体が筋肉なので、運動をして鍛えることが可能です。

舌の筋肉を発達させると、優れた耐久性を持ち合わせやすくなります。

その結果、舌が疲労感を感じにくくなり、声の出しやすさがアップするというわけです。

では、実際に舌の筋肉を鍛える運動方法はどういったものがあるのでしょうか。

次項からくわしくみていきましょう。

舌を伸ばす!舌の運動で滑舌改善

では、ここからは滑舌を改善することを目標としている男性に向けて舌の筋肉を発達させる運動方法についてお伝えしていきます。

【舌の筋肉を発達させる運動方法.1】

①鏡を準備して、状態をチェックできるようにしておきましょう。

②口を縦方向に大きく開いてください。(縦方向に3本の指が入る大きさを目安にする)

③舌を限界まで一直線に伸ばしてください。

床と並行にするイメージで行うとグッド!

④このまま5秒間を目安に静止しましょう。

⑤舌をしまってリラックス状態になります。

この一連の流れを1日あたり5セット繰り返すのがおすすめです。

舌のコントロール力が身に付く運動となっていますよ。

【舌の筋肉を発達させる運動方法.2】

①こちらの運動法でも鏡を準備して、状態をチェックできるようにしておきましょう。

②口を開き、舌を限界まで一直線にしてください。

③このまま10秒間を目安に静止します。

④次は舌を鼻がある方向に折り曲げてください。

⑤こちらもこのまま10秒間を目安に静止します。

⑥3分間を目安にこの流れを継続してください。

こちらの運動は、1日あたり1セットで十分に効果が期待できるおすすめの運動方法ですよ。

滑舌改善効果が期待できる舌の運動のやり方

前項でお伝えした方法の他にも、滑舌改善効果が見込める舌の運動は存在します。

【舌の筋肉を発達させる運動方法.3】

①この運動の最中は口をむすんでおきましょう。

②下歯茎と下唇の間に舌を挟むように入れます。

③先端に力を集中させたまま、右から左へとある程度時間をかけて動かしましょう。

④次は左から右に向かって、力を抜かずに動かします。

⑤この③~④の流れを3セット繰り返します。

⑥上歯茎と上唇の間に舌を挟むように入れ、同様の運動を行って完了です。

【舌の筋肉を発達させる運動方法.4】

こちらは声の出し方を意識して変えることで、舌の運動にもなるという方法です。

①発声しようと決めた文の母音だけ声に出しましょう。

例えば「こんにちは」でしたら「おんいいあ」という声の出し方になりますよ。

②本来の言葉通りに発音します。

この流れを何回か行うと、滑舌改善効果が見込めるでしょう。

まず最初に母音だけで声に出すというのはとてもユニークですよね。

舌の運動と一緒に行いたい滑舌改善策は音読!

上記では舌の筋肉を発達させるための運動のやり方についてお伝えしました。

何か気になるものがありましたら、さっそくチャレンジしてみてくださいね。

また、その舌の運動と一緒に行うとより滑舌改善効果がアップする対策方法も存在しているので、ご紹介していきます。

まず、おすすめしたい滑舌改善策は「音読をする」ということです。

私たちが人とコミュニケーションをとるときには、連続して発声するのが普通ですよね。

なかには短い対話もあるのにはありますが、長いセリフを言うこともときにはあるのではないでしょうか。

そのため、自分が長いセリフに慣れるために日頃から訓練しておくとスムーズな対話が可能になるといわれています。

さらに、舌の運動を行って鍛えた舌の筋肉も長いセリフのなかで上手に活用できるようにするための練習になりますよ。

おすすめなのは、ご自身が興味のある本や映画のワンシーンで使用されている文章やセリフを音読することです。

自分の好きな作品を題材にするとなると、楽しく訓練ができそうですよね。

継続するのも苦にならないのではないでしょうか。

滑舌改善に効果的な話し方と呼吸のコツ

ボソボソとした話し方をしていては滑舌は改善できないどころか周りの人からの印象もダウンしてしまいがちです。

実は、「はっきりと発音する」ことを心がけるだけでも滑舌改善に役立ちますよ。

舌や唇をきちんと活用し、喉を開くことがポイントですよ。

喉が大きく開いた状態は母音を発音するときに役立ち、舌と唇を十分に使えている状態は子音を発音するときに役立ちます。

口周りの筋肉を有効に活用できれば良いということです。

はっきりとした発音ができれば周囲の人からの印象もアップすることでしょう。

また、「口で呼吸しない」ことも大切となってきます。

口で呼吸してしまっている男性もいるかもしれませんが、滑舌を改善したいと感じているのであれば控えましょう。

口で呼吸している場合には、唇などの口周りの筋肉が弱体化してしまうことにつながりますから、滑舌にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

これらも舌の運動とあわせて行ってみると良いでしょう。

滑舌を改善して自信を持ったコミュニケーションを!

滑舌があまり良くないと、他人と話すことが億劫になってしまったり、コミュニケーションをとること自体に不安を感じてしまいますよね。

そのような滑舌に関するお悩みを抱えている男性に向けて、当記事では舌の筋肉を発達させるための運動方法について取り上げてみました。

どの運動も簡単に行えるので、毎日の日課にしてみてはいかがでしょうか。

舌の運動と一緒にその他の対策方法も試してみて、自分の自信につなげてください。