今やネットで体型のサイズ診断が簡単に出来る時代です。
これは主にファッションや美容関係の会社が、販売促進や広報戦略の一環で提供しているものが多いようですね。
しかし、実際に自分の理想の体型を理解している人はどれくらいいるのでしょうか?
やはり、女性に人気があるのは細マッチョ体型のようですが、そのあたりについて調べてみました。
モテ男の体型とは一体?理想のサイズ感を診断するには!
お洒落男子として、服装に髪型、肌ケア、所持品と様々なアイテムを駆使しなければなりませんよね。
そんな中忘れてはいけないのが、勿論「体型」です。
しかし、実際に女性にモテル体型というのはどのような体型のことを指すのでしょうか?
この「モテル体型」ですが、時代や地域によっても随分と異なるようですね。
まだ発展を遂げていない日本でもそうでしたが、苦しい生活を強いられている場合には「ふくよか」な体型が人気なようです。
しかし、欧米や現代の日本においてもそうですが、太っていると「自己管理能力に乏しい」とみなされ敬遠されてしまいます。
今の日本においては、細マッチョの体型がやはり人気の主流のようです。
そんなことを言われても、漠然としていて具体的にはどのような体型、どのようなサイズ感が理想的なのか、実際には分かりにくいですよね?
この「理想の体型」を見極めるのに、数値から診断する「BMI」、「WHR」、「SHR」があります。
いずれも体重やバランスのとれた部位の比率の割合などを数値で表すもので、それぞれ理想とされる数値があります。
現実を直視するのは少々怖い気もするのではありますが、チェックしてみましょう。
理想の体型サイズ診断!まずはBMIで肥満度チェック!
理想の体型サイズ診断、まずはBMIで肥満度チェックを行ってみましょう。
このBMI(Body Mass Index)は健康診断でもお馴染みで、ご存知の方も多いかと思いますが、身長と体重の割合で肥満度指数を計算するものです。
BMI数値は体重(kg)を身長(m)で二回割ることにより算出されます。
理想体型の数値は「22」で、この数値に近ければ近いほど理想の体型の持ち主ということになるようです。
例えば、身長が172センチメートルで体重が65キログラムの男性の場合で考えてみましょう。
65÷1.72÷1.72=21.97となります。
この「21.97」という数値がこの男性のBMI数値になります。
「22」に非常に近い数値ですので、理想の体型の持ち主であると言えますね。
一般社団法人日本肥満学会、WHO共に以下でBMI数値の基準を6段階で表しております。
・18.5未満 低体重(WHO:Underweight)
・18.5以上25未満 普通体重(WHO:Normal range)
・25以上30未満 肥満1度(WHO:Pre‐obese)
・30以上35未満 肥満2度(WHO:Obese classⅠ)
・35以上40未満 肥満3度(WHO:Obese classⅡ)
・40以上45未満 肥満4度(WHO:Obese classⅢ)
日本肥満学会、WHO共に標準とされる数値は18.5から25ということになりますね。
前述しましたが、女性にモテル数値である理想数値は「22」であります。
さて、ご自身の診断結果は標準数値内に収まっていますか?
もしも、そこから外れているのであれば、努力の必要ありかも知れませんね。
理想の体型サイズ診断!WHRで腰回りとお尻のサイズ比率チェック!
理想の体型サイズ診断、次はWHR(Waist Hip Ratio)で腰回りとお尻のサイズ比率チェックを行ってみましょう。
こちらのWHRは肥満度を考えるうえで重要な数値になりますので、メタボが気になる方は必ずチェックしましょう。
前項のBMIでは身長と体重のバランスのみの計算で、体脂肪率や体型が考慮されていません。
それにこのWHRを考慮すれば、体型面もカバー出来ますね。
WHR数値は腰回り(cm)を尻回り(cm)で割ることにより算出されます。
こちらの理想体型の数値は「0.9」で、この数値に近ければ近いほど理想の比率の持ち主ということになります。
数値が1以上となる男性はメタボに要注意です。
因みに男性が理想とする女性の数値は「0.7」ですが、女性は男性に対してそこまでの数値は求めておらず、逆に違和感を覚えるかも知れません。
例えば、腰回りが81cmでお尻回りが90cmの男性の場合で考えてみましょう。
「81÷90=0.9」となり、まさに理想の比率の持ち主ということになります。
理想の体型サイズ診断!SHRで肩回りとお尻のサイズ比率チェック!
理想の体型サイズ診断、ラストはSHR(Shoulder to Hip Ratio)で肩回りとお尻のサイズ比率チェックを行いましょう。
SHR数値は肩回り(cm)を尻回り(cm)で割ることにより算出されます。
肩周りにおいては、肩の筋肉に加えて胸の胸筋や背中の背筋も関係します。
厚い胸板で逆三角形の逞しい体型の人ほど大きな数値になるのです。
こちらの理想体型の数値は「1.3」で、この数値に近ければ近いほど理想の比率の持ち主ということになります。
例えば、肩回りが110cmでお尻回りが85cmの男性の場合で考えてみましょう。
「110÷85=1.29」となりまさに理想の比率の持ち主ということになります。
しかし、この理想とされる「1.3」という数値ですが、人によっては細く感じる場合もあるようですね。
また、この数値は大きければ逞しく感じられますが、異性の目を意識するのであれば、ゴリゴリのマッチョではなく「1.3」または少し上あたりの数値にしておくと、女性に人気の細マッチョ体型になるようですよ。
診断結果をもとに理想のサイズを追求!目指せ細マッチョ!
さて、理想の体型を目指すべくサイズを診断する方法として「BMI」「WHR」「SHR」の3つをご紹介しました。
理想の数値としては「BMIは22」「WHRは0.9」「SHRは1.3」ですが、ご自身の結果はいかがでしたか?
勿論、数値も大切ですが、これだけに捕らわれずバランスも考慮してくださいね。
仮に理想の体型までの道のりは遠くても、少しずつ歩みを進めて行けば理想の体型に近づけるでしょう。
さて、これらは理想の数値としてあくまでも参考数値としてお考えいただきたいのですが、異性に人気の細マッチョの場合は、もう少し細かい分析が必要のようです。
勿論、前述の「BMI」「WHR」「SHR」の3つはクリアするのは大前提となりますが、それら以外にも次のカテゴリーにも目標とすべき数値があるようです。
【細マッチョとして目指すべきその他カテゴリー】
・体重
・筋肉率
・体脂肪率
詳細は次項でご説明しますが、細マッチョというものには基準となる数値の定義はありません。
あくまでも統計から算出した基準になりますが、目標参考値として目指す価値はあるでしょう。
いざ実践!これで細マッチョ体型に?
さて、前項で理想の体型サイズ診断で参考となる「BMI」「WHR」「SHR」の3つ以外にも「体重」「筋肉率」「体脂肪率」が細マッチョ体型には要求されるとお伝えしました。
では、それらは具体的にはどのような数値となるのでしょうか、それら一つ一つ見て参りましょう。
【体重】
これは前述の「BMI」においてその数値が「22」が理想とされる数値とお伝えしました。
あくまでも理想とされる数値なので、細マッチョの場合にはこれよりももう少し軽い体重を心掛けるのがポイントのようです。
あくまでも、見た目のこだわりになるので数値的な根拠はありませんが、5パーセントから8パーセント程度少ない体重が良いようですね。
勿論、細マッチョですから、単純な減量ではなく筋肉を付けつつ体重を減らすということになります。
【筋肉率】
筋肉率の計算はトレーニングジムなどにある専門の機器を使わないと診断しにくいので、正確な数値を割り出したい方はジムで測定してみましょう。
筋肉率は39パーセント以上というのが細マッチョにおける基準として存在するようです。
【体脂肪率】
この体脂肪率は、体型管理においてまず最初に改善すべき項目でもあります。
一般的に細マッチョと呼ばれるには、体脂肪率を「8パーセントから15パーセント」の範囲にする必要があるようです。
また、体脂肪率は加齢と共に上昇する傾向がありますので、年々意識して気を配る必要も出て参ります。
以上の3つに「BMI」「WHR」「SHR」を鑑みて細マッチョ体型を作り上げてみてください。
これに新陳代謝の効率化などを改善すれば鬼に金棒かも知れませんね。
以上、あくまでも参考基準ではありますが、これらを基にご自身なりの理想の細マッチョ体型を目指しましょう!
診断結果はいかに?
さて、今回理想の体型を診断する3つの方法と、更に細マッチョを目指す際の留意する項目をご紹介しました。
ご自身の結果はいかがでしたか?
普段お洒落に気を配るお洒落男子であれば基準から外れている方は少ないかと思いますが、ストイックに体型にこだわりたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。