髭剃りにシェービングクリームは必要?使わない方法もある!

CMやドラマ、映画などでよくみるクリームを使った髭剃りのワンシーン。

何となく見ていても、「実際本当にクリームを使わないといけないのか?」と誰しも一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

今回は、シェービングクリームなどのシェービング剤にどのような効果があるのか、また、本当に髭剃りに必要なものなのか、考えていきます。

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意外と知らない?髭剃りが原因となる肌のトラブル

電気シェーバーかカミソリかを問わず、髭剃りにはさまざまな肌のトラブルが伴う可能性があります。

いわゆる「カミソリ負け」した肌が肌荒れを起こしてしまい、肌がヒリヒリして痛くなってしまった経験をされたことがある方も多いことでしょう。

髭剃り後の肌のトラブルとしては、その他にも、肌のかさつき、シミや赤み、くすみなどが起こるとされています。

これは、髭剃りの刃によって肌の角質層がはがされると、乾燥してできた隙間から異物が混入しやすくなってしまい、外部からの刺激に敏感になることが原因と考えられています。

角質層とは、肌の表面を構成している組織で、肌の水分を維持し、乾燥や雑菌の侵入から肌を守る働きをしているところです。

そのため、髭剃りによって角質層が傷ついたりはがれてしまうと、肌の内部から水分が流失して、外部の刺激や細菌などの異物に対して肌が無防備な状態になってしまうと言われています。

この状態は、吹き出物やニキビなどの原因にもなってしまうとされています。

これらの肌のトラブルを防ぐためにも、角質層へのダメージがより少ない髭剃りが必要になってきます。

また、髭剃り後に流失した肌内部の水分を補充する必要も出てきます。

そこで、クリームやジェルなどのシェービング剤が重要になってくるのです。

シェービング剤を使う場合と使わない場合、どのような違いがあるのでしょうか。

髭剃り用のクリームやジェルの役割とは

シェービングクリームやシェービングジェルなどの、シェービング剤には次のような役割があります。

・カミソリやシェーバーの刃が滑りやすくなることで、刃が肌に引っかかるのを防ぎ、肌が刃によって傷つくのを抑える

・カミソリと肌の間に起こる摩擦が抑えられるため、肌へ強い力でカミソリを当てなくても済むようになる

・髭自体をより剃りやすくするために柔らかくする

・保湿作用によって肌の水分を補い、髭剃り後の肌を乾燥から守る

以上のような作用が総合的に、肌へカミソリの与える負担を和らげ、肌荒れ等の肌のトラブルを少なくしてくれると考えられています。

特に重要なのが最後の、「保湿効果」ではないでしょうか。

専用のシェービング剤を使わない場合、他のものでシェービング剤の代用をする人もいますが、多くの場合この保湿効果は十分に得られないことがほとんどです。

また、髭剃りの際、肌に何もつけない、いわゆる「ドライシェービング」や電気シェーバーを使っている場合も同様です。

これらの場合は、髭剃りの後に別途、保湿効果のあるアフターシェーブローション、化粧水や乳液などでスキンケアをする必要があります。

以上の働きをしてくれることからも、シェービング剤は髭剃りをする上でもっとも合理的な選択肢のひとつと言えるでしょう。

多い?少ない?髭剃りにシェービングクリームを使わない人の割合

上記のように髭剃りをする上でさまざまな役割を持つシェービング剤ですが、現在使っている人はそこまで多くないようです。

実際のところどのくらいの人が使っているのか気になるところですが、実はその割合はおよそ4割ほどというアンケート結果もあります。

過半数の約6割の人が、実際にはシェービングクリームやシェービングジェルなどを使わないで髭剃りをしていることになります。

中でも、「電気シェーバーでそのまま剃る」タイプの人や、「石鹸や洗顔フォームで代用している」タイプの人が多いそうです。

それらの人の主な理由としては、

・カミソリに比べるとそもそもの肌への負担が少ない電気シェーバーを使用しているので、特に必要性を感じないから

・専用のシェービング剤を用意する手間やコストを考えて代用しているから

・洗顔後そのまま髭剃りをしているので面倒がないから

などが挙げられています。

「電気シェーバーかカミソリか」のアンケートに対しても、電気シェーバー派が約6割という結果もあります。

そのため、シェービング剤不要がメリットのひとつである電気シェーバー派の人の多くが、シェービング剤を使わない人の割合のうち多くを占めていると考えられそうです。

また、石鹸や洗顔フォームなどで代用した場合、次のようなデメリットも考えられます。

・石鹸自体が乾燥肌や敏感肌の人に対して肌荒れを起こしやすい

・毎日の髭剃りで傷んでいる肌に石鹸の刺激が負担となって、髭剃り後の肌荒れをさらに起こしやすくしてしまう

・石鹸や洗顔フォームを長時間肌につけたまま放置することで、肌表面の皮脂を余計に奪ってしまい、敏感肌の原因になる

・洗顔フォームだけでは髭剃り後の水分補充までカバーできない

これらのことから、一般的な石鹸や洗顔フォームをシェービング剤の代わりに使うことは、多くの人にとってあまりおすすめできないでしょう。

何を使えば大丈夫?髭剃りにシェービング剤を使わない場合の代用は

では、どうしてもシェービング剤を使えない場合や、使わないで済ませたい場合などに、代用できるものはあるのでしょうか。

一般的には、髭剃りの際にカミソリ負けしないように表皮を覆えるもの、さらに肌にうるおいを与えるものであれば、代用可能と言われています。

具体的には次のようなものがあります。

・プロペト、ワセリン、ローション

髭剃りとは無縁のように思われがちですが、一応シェービング剤としての代用も可能と考えられます。

特有のぬめりを持つものばかりで、コストは多少かかりますが、少量でも効果が期待できると一定の支持を得ているようです。

・シャンプー

家にも出先にも常に置いてあることが最大のポイントです。

水を少し足して泡立ててから剃ることで、剃り心地は劇的に改善されます。

しかし、肌のうるおいや保湿効果の観点では今一つのようです。

・コンディショナー

こちらも定番の代用アイテムになります。

髭剃りに限らず脇や脚のムダ毛処理など、シェービングクリームの代わりとして女性にも一般的です。

こちらもシャンプーと同じように泡立てて使うことで、使用感は本家のシェービング剤に匹敵します。

さらに、シャンプーより肌の保護、保湿に優れており、肌の弱い人にはシャンプーよりもおすすめできるでしょう。

また、肌の奥にまで浸透する効果のために、カミソリの刃の滑りがよくなることで肌荒れを抑える効果も期待できます。

上記のような製品であれば、ある程度シェービング剤の代用として一定の効果を期待できると考えらます。

クリームを使わない!ドライシェービングの基本

では、「他の製品で代用も可能」とは言っても、結局のところ何かしらシェービングの際に使っているのは事実です。

実際に肌に何もつけずに髭剃りをすることはできないのでしょうか。

ここでは髭剃り用のクリームやジェルなどのシェービング剤を一切使わないで行う髭剃り、つまりドライシェービングについて解説します。

ドライシェービングとは、文字通り肌が乾いている状態で電気シェーバーを使い、髭剃りをすることです。

何よりいつでもどこでも手軽に便利に髭剃りができるので、従来から多くの男性にとってお馴染みのことと思います。

特に日本人は西洋人に比べて髭の量が少ないため、ドライシェービングには比較的向いているとされています。

さらに、髭と刃の引っ掛かりがよくなったり、肌を引っ張りながら、また剃り具合を触って確認しながら剃ることもできます。

このことによって、より深剃りがしやすいとも言われています。

しかしながら、髭剃りの際には何も使わなくても、最初から最後まで肌に完全に何もつけないで行うことは理想的なドライシェービングではありません。

これは先述した通り、肌への負担を考えて肌のトラブルを抑えるためです。

そのため、基本的にはドライシェービングは以下の手順で行います。

・洗顔

まず洗顔して、肌の汚れや余分な皮脂を洗い流します。

・水分をしっかり取る

乾いたタオルで十分に肌の水分をふき取ります。

髭を手で触ってみて、水分を感じられなくなったら髭剃りを開始します。

・ローション

プレシェーブローションを、髭全体に馴染ませるように塗ります。

・剃る

電気シェーバーを軽く肌にあてながら、肌の上を滑らせるように剃っていきます。

肌を傷めたり肌荒れの原因にもなるので、肌に強くシェーバーを押し付けないようにしてください。

このとき、髭をできるだけ立たせるようにし、シェーバーはゆっくり動かす、また肌に対して垂直に当たるようにするのが上手に剃るコツです。

剃り終わったら、水またはぬるま湯でプレシェーブローションをしっかりと洗い流します。

・ローション

アフターシェーブローションを、髭剃りした後の肌に満遍なく馴染ませます。

もしくは化粧水や乳液で、いっしょに顔全体のスキンケアをするのもおすすめです。

ここまでが理想のドライシェービングと言えるでしょう。

しかし、どうしてもカバーしきれないデメリットがあります。

それは電気シェーバーゆえに、カミソリとシェービング剤を使う髭剃りよりも、剃る時間自体が長くなってしまうことです。

単純に忙しい朝に時間がかかるのはもちろん困りますが、洗顔後から剃り終わり、ローションでスキンケアをするまでの時間も問題になります。

肌への負担という観点から考えると、洗顔後はできるだけ早く保湿することが望ましいと考えられています。

そのため、極力プレシェーブローションを使ったり、剃り始めから終わりまで、よりスムーズなシェービングができるように心がけましょう。

ドライシェービングにおすすめのローション

最後に、筆者が使ってみておすすめしたいシェーブローションをご紹介します。

・DHCforMEN 薬用シェービング ジェル

こちらはジェルタイプの電気シェーバー専用プレシェーブローションです。

ジェルタイプはクリームタイプやローションタイプに比べて扱いやすく、液ダレや匂いもあまり気になりにくいです。

また、髭剃り後に洗い落とす際も、ジェルが残ってヌルヌルしている部分がはっきりわかるので洗い残しの心配が少ないのもポイントです。

保湿効果のある薬用成分を配合しているので、洗顔後の乾燥対策も安心です。

髭を立たせることで深剃りがより効果的に、かつ肌への負担を抑えてできるようになります。

・ニベアメン センシティブローション

こちらは化粧水タイプのローションになります。

カミソリ負けを防ぐ抗炎症作用を持つ成分が入っているためプレシェーブローションとしても使えますが、保湿効果が高いので髭剃り後のアフターシェーブローションとしても使えます。

また、そもそもが男性用の化粧水なので、髭剃り前後に関わらず洗顔後等の肌のかさつきが気になる場合にも使えます。

筆者も以前使用していましたが、髭剃り後に塗ったあとの肌がしっとりとした感覚は特に秀逸で、この価格帯ではなかなか得られない使用感があります。

しかし、一応低刺激の部類には入りますが、成分の配合量に一定の否定的なレビュー等もあり、使うか使わないか意見が分かれるようです。

若干刺激性の強い成分が多く配合されているようなので、敏感肌の人は使用の際には十分注意したいところですね。

カミソリ負けしない上手な対策を

シェービングクリームやシェービングジェルを使った髭剃りは、ドライシェービングに比べるとカミソリ負けの少ない確かな方法です。

また、肌への負担も抑えられ、気になるニキビや肌荒れなどのトラブルを抑えられるのも嬉しいですよね。

しかし、常に手元に用意できなかったり、買ってきても毎回使うこと自体が煩わしくなるのも事実です。

あくまでもシェービング剤は一つの選択肢として、ドライシェービングに不足、不満を感じるようになったら試してるのもいいでしょう。