「髭と育毛剤」この二つが結び付く方は、とてもお洒落な髭マイスターかもしれませんね。
実は髭にも、髭用の育毛剤があることはご存知でしょうか?
髭を生やしてみたのは良いが、上手くケア出来なかったり、毛量が十分でなかったり、そんなお悩みをお持ちの方も多々いらっしゃるでしょう。
そんな未来の髭マイスターに、おすすめの髭育毛剤をご紹介します。
髭の育毛剤
まだまだ知らない人が多い分野ではありますが、髭の育成補助薬を望む人も少数ではありますが、ニッチな市場として存在します。
ここに注目をして髭の育成を目的にした育毛剤も、まだ少数ではありますが世に出て来ています。
ただ一つ先に誤りとして説明しておきますが、どうやら「育毛剤」という言葉は髪の毛に対して使うものであって髭に対して使うのは適正を欠くようです。
毛の成長を促進するという意味で広く浸透しているこの「育毛剤」という言葉をあえて本説明では使わせて頂きます。
どうぞご理解くださいますようお願いします。
さて、髭の育毛剤ですが、このように小さなニッチではありますが、必要とされる方も多く、中にはその存在を知らずなのか、髪の毛の育毛剤を髭に使っているという方もいるようです。
髪の毛用の育毛剤を髭に使用することはあまりおすすめしませんが、使うことも可能のようです。
ただし、やはりその場合には注意すべき事項があります。
髪の育毛剤を髭に使用することをおすすめしない理由(注意事項)!
髪の育毛剤を髭に使用することはあまりおすすめしませんが、可能であるということは前項で説明致しました。
ただし、気を付けなければならない注意事項があります。
それは、髪の育毛剤の仕組みに関係しております。
髪の育毛剤はその仕組みが大きく分けると二つあります。
「血行促進」「男性ホルモン抑制」この二つの作用から髪の育成を促します。
髭に使用するのは「血行促進」タイプの方になります。
何故「男性ホルモン抑制」タイプではないのでしょうか?
髭は禿げるのと同様に、男性ホルモンによって左右されます。
男性ホルモンを抑えると禿げは収まり、同様に髭も薄くなってしまいますので、髭にこちらの育毛剤を使用してしまうと逆効果となる可能性があるのです。
このタイプの代表的な成分は「フィナステリド」や「デュタステリド」になりますので、髭に髪の育毛剤を使用する際には、十分に注意しましょう。
しかし「血行促進」タイプも何でもよいとは限りません。
こちらのタイプの代表的な育毛剤には「リアップ」があり、含まれる成分がミノキシジルになります。
実は、このミノキシジルが少々厄介で、髭に使用する際には副作用にも充分注意する必要があるのです。
これらから、あまり髪の育毛剤の髭への使用はおすすめ出来ないのです。
やはり、薬局やドラッグストアで市販されている髭用の育毛剤がありますのでそちらの商品をおすすめします。
タイ産髭用育毛剤のおすすめ!肌環境も考えられた「ブラックポムトング」
おすすめの髭用育毛剤として最初にご紹介するのは「ブラックポムトング」です。
タイ生まれのブラックポムトングは、化学成分を使わず100%自然由来成分で出来ているので、タイ国の食品医薬品承認局(FDA)にもその認可を受けています。
主成分がココナッツオイルとナツメグオイルという自然由来成分です。
共に血行促進作用があり、ココナッツオイルには保湿効果もあるので肌環境にも良いと言えるかもしれません。
他にも抗菌作用や炎症抑制作用もあるので、菌を減らし痛んだ皮膚を修復する効果も期待出来ます。
他の成分としては緑茶オイルに蝶豆で、こちらも自然由来の成分です。
血行促進として髭の生成と、髭の生成に適した肌環境作りに加え、殺菌効果に免疫効果、アロマ効果、アンチエイジング効果が期待出来ます。
前述の通り、100%自然由来成分で出来ているので、敏感肌の方でも使用出来ますね。
おすすめ髭用育毛剤「ミクロゲンパスタ」
続いてご紹介するおすすめ髭用育毛剤は「ミクロゲンパスタ」になります。
こちらは製薬会社である啓芳堂製薬株式会社が眉毛やひげ、体毛などの育毛剤として開発し発売されております。
その主成分となるのは「メチルテストステロン」と「プロピオン酸テストステロン」という2種の男性ホルモンです。
実は、「ミクロゲンパスタ」は「無毛症」などの体毛に悩みを持たれる方を想定して作られた薬品で、第一類医薬品に分類されます。
特徴としてあげられるのは、男女共に使用が可能で、髪とまつ毛以外の体毛に対しての生育促進が期待されていることですね。
前述のように第一類医薬品に分類されるため、ドラッグストアや薬局などで薬剤師さんがいる店舗のみの販売となります。
一般的には1ヶ月から3ヶ月、またはそれ以上連続しての使用が必要でもありますので、即効性を期待される方には適していないかもしれません。
副作用の可能性もありますので、使用上の注意及び用法・用量をしっかり確認しましょう。
血行を促進して栄養を行き届かせる!「髭レーベン」
おすすめの髭用育毛剤として最後にご紹介するのは「髭レーベン」です。
こちら髭レーベンは、「育毛ならぬ育髭」まさしく髭を育てる為の育毛剤です。
髭レーベンのエビネ蘭摘出エキスで血行促進作用があり、髭が生成する部分の肌の血行を促進してくれます。
血行促進がなされると、毛穴の1つ1つにまでケラチン(栄養素)がしっかりと届けられるようになります。
このことから、濃い体毛が生える、つまり髭が生えてくるという効果が期待出来るのです。
エビネ蘭摘出エキス以外の成分としては次の成分が含まれます。
・皮脂を清潔にする働きをサポートする「酢酸トコフェロール」
・毛細胞へ栄養を補給する「ナイアシンアミド」
・代謝を活性化する「パンテノール」
丈夫な髭の生成と育成、それらを担う肌環境の整えなども期待することが出来るようですね。
育毛剤以外の髭を育てる方法!
ここまで髭の育毛剤に関すること、そしておすすめの育毛剤を紹介して参りました。
ここでは、育毛剤に頼らずに髭を育成、またはその働きを促進する方法について説明致します。
【筋トレで男性ホルモン増加】
髭の生成には男性ホルモンが深く関わることは前述の通りです。
筋トレを行うことにより男性ホルモンの増加を促し、髭の生えやすい体内環境を作りましょう。
この際に、プロテインの摂取も効果的です。
筋トレとプロテイン摂取の併用で効率的な男性ホルモンの増加が期待できます。
【フェイスマッサージで血行促進】
髭を生やすにはまず、その土台となる肌を髭の生えやすい環境へと整えることが必要です。
フェイスマッサージで血行を良くして、髭が生えやすい肌環境作りを行いましょう。
施す際は、過剰な強い力では決して行わず心地よく感じる強さで優しくマッサージを行います。
また、マッサージ用クリームなどを利用するのも効果的です。
くれぐれも逆効果にならないように「低刺激で優しく」が基本です。
【食生活改善】
ここでも男性ホルモンの話になりますが、男性ホルモンの増加に欠かせないタンパク質を摂取しましょう。
まずは肉ですね。
肉類には多くのタンパク質が含有されています。
特に、赤みなどの肉を積極的に取り入れてみてください。
また、亜鉛を多く含有する食材(煮干しやアジ、牡蠣など)もおすすめです。
亜鉛に含まれる「テストステロン」には体内の男性ホルモンの分泌を促進する効果が期待出来ます。
これら以外にも男性ホルモンを増幅させる効果のある食材摂取に取り組みましょう。
ただし、何事もやりすぎは禁物ですよ。
栄養過多で健康を損なっては本末転倒ですからね。
育毛剤を使って目指せお洒落髭マイスター!
今回、髭の育毛剤について説明をして参りました。
髭の育毛剤というのは、なかなか「意外」と感じる方も多かったかもしれませんね。
髭は一つ間違えると、お洒落から不衛生へとその評価は180度変わってしまいます。
髭とは、ケアを欠かすことが出来ないお洒落ポイントなのです。
髭の育毛剤を使って、お洒落髭マイスター目指してみませんか?