「ミョウバン」と「重曹」上手に使い分けて足の臭いを撃退!

足の臭いには「ミョウバン」や「重曹」が効くと言われています。

どちらもスーパーや100円ショップなどで手軽に手に入るものなので、気軽に試すことが出来ます。

しかし、「ミョウバン」と「重曹」では、どちらの方が効果があるのでしょうか。

一緒に使うと効果は倍増するのでしょうか。

そんな疑問にお答えするべく、「ミョウバン」と「重曹」についてご紹介していきましょう。

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ミョウバンが「足の臭いに効く」は本当か?

最近、足の臭い対策でよく耳にする「ミョウバン」と「重曹」ですが、まずは「ミョウバン」についてご紹介していきましょう。

ここで言う「ミョウバン」は、加熱処理した「焼きミョウバン」のことですが、一般に「ミョウバン」と言われることが多いので、そのまま「ミョウバン」として話を進めていきます。

ミョウバンは、乾燥タイプの「硫酸アルミニウムカリウム」のことで、カリウム、アンモニウム、アルミニウムなどから出来ている合成塩です。

通常、食品に使われることが多く、漬物の変色防止やアク抜き、煮くずれ防止などに使われています。

また、ミョウバンは水に溶かすと弱酸性になり、雑菌の繁殖を抑え、臭いを軽減させるので、その安全性から、掃除や洗濯にも利用されることが多くなりました。

一説によると、古くからエジプトや中国では、ミョウバンの消臭効果を知っていて、天然のデオドラント剤として使用されていたと言われています。

このようなことから、ミョウバンは人体に安全で、菌の繁殖を抑え、消臭効果があることから、足の臭いにも有効だと言われているのです。

重曹が「足の臭いに効く」は本当か?

次は「重曹」についてご紹介しましょう。

重曹は「炭酸水素ナトリウム」のことで、別名「重炭酸曹達(ソーダ)」と言い、これを略して「重曹」と言います。

重曹もミョウバンと同じように食品に利用されることが多く、クッキーのサクサクな食感を出したり、パンケーキのふくらし粉として使われています。

クエン酸と一緒に水に溶かすと、炭酸ガスを出し炭酸水になるので飲料にも使われています。

重曹は水に溶かすと弱いアルカリ性になり、雑菌の繁殖を抑え、臭いを軽減させるので、ミョウバンと同様に、掃除や洗濯にも利用されることが多くなりました。

すでに使っている方もいるかもしれませんね。

また、重曹は水に溶けにくいので、台所のクレンザーや歯磨き粉として利用出来ますし、吸湿作用に優れているので、湿気取りとしても効果を発揮します。

このようなことから、ミョウバンと同じように、重曹は人体に安全で、菌の繁殖を抑え、消臭効果があるため、足の臭いにも有効だと言われています。

「ミョウバン」と「重曹」にはそれぞれ得意な足の臭いがある

先程、ミョウバンと重曹の特徴についてご紹介しました。

ミョウバンも重曹も、効果についてはほぼ同じですが、大きく違う点があります。

それは、「ミョウバンが弱酸性」で「重曹がアルカリ性」ということです。

つまり、中和させることが出来る足の臭いの種類が違うのです。

ミョウバンが中和するのに得意としている臭いは、アルカリ性の「アンモニア臭」です。

靴を脱いだときに鼻をつく、ツーンとしたあの臭いがアンモニア臭です。

アンモニア臭は、別名「疲労臭」とも言われています。

これは、身体の疲れやストレスで、肝臓の働きが弱くなると、体の中のアンモニアがうまく処理されなくなることで起こります。

通常、尿として排泄されるはずのアンモニアが血液に混ざってしまい、汗として排泄されるので汗がアンモニア臭くなるのです。

特に足は汗をかきやすい部位なので、よりアンモニア臭がきつくなるというわけです。

また、足には皮脂が多く、アンモニア臭の汗と皮脂が混ざると、独特なあの足の臭いになるのです。

この汗の臭いを軽減してくれるのが、ミョウバンです。

「重曹」が効果を発揮する足の臭いとは?

では、重曹はどんな臭いを中和させることが出来るのでしょうか。

それは、酸性の「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」が原因の「納豆臭」です。

実際に納豆にも「イソ吉草酸」が含まれているので、同じような臭いになるのは当然ですね。

足の汗や皮脂、古い角質や爪垢などをエサにして繁殖した雑菌が、脂肪酸を老廃物として吐き出すのが「イソ吉草酸」です。

このとき、あの納豆臭を発生させます。

また、「イソ吉草酸」は洗っても落ちにくいので、石鹸などでよく洗い流さないと臭いの元を断ち切れません。

爪や指の間に「イソ吉草酸」が残ったままですと、臭いが蓄積されてよりきついものになります。

この頑固な納豆臭を軽減させるのが、重曹です。

このように、どんな足の臭いかによって、ミョウバンを使うか重曹を使うか分かれます。

使い方を間違えて、アンモニア臭に重曹を使ったり、納豆臭にミョウバンを使うと、足のケアにはなりますが、臭いを軽減することは出来ません。

ミョウバンや重曹を使っているのに効果が感じられないという方は、使い方を間違えているかもしれません。

自分の足の臭いを確認して、臭いに合ったものを使いましょう。

ミョウバンや重曹を使った「足湯」で臭い対策

それでは、足の臭いに効果的な「足湯」をご紹介しましょう。

先程もお話ししたように、ご自分の足の臭いに合わせてミョウバンと重曹を使い分けてください。

【足湯のやり方】

1.足を洗って汚れを落としておきます。

2.洗面器などにくるぶしがつかるくらいお湯を入れます。

3.ミョウバンか重曹のどちらかを入れ、よく溶かします。

4.足を入れて、10~15分ほどつかります。

5.角質がやわらかくなったら、足をこすり合わせて角質や皮脂を落としましょう。

6.足湯を終えたら、よく洗い流します。

《ミョウバン》

足湯には「ミョウバン水」を、お湯で10倍に薄めて使います。

ミョウバン水は、水道水1.5リットルにミョウバン50グラムを溶かしたもので、完全に溶けるまでに一日ほどかかります。

冷暗所に保管しておくと1か月ほど持つので、ペットボトルを利用して作りおきしておくと便利です。

《重曹》

食用の重曹を小さじ1~2杯入れて溶かします。

臭いによっては量を増やしたり、つかる時間を増やしましょう。

ただし、重曹の量は最大でも大さじ3杯までとしてください。

このように、足湯は手軽に出来る足の臭い対策です。

お風呂に入ったあとの仕上げに足湯ですっきりさせるのも良いですね。

手軽にできる!ミョウバンや重曹を使う足の臭い対策

最後にミョウバンと重曹を使った消臭スプレーの作り方をご紹介しましょう。

【ミョウバンスプレーの作り方】

《用意するもの》

・先程ご紹介した「ミョウバン水」
・水道水
・スプレーボトル

ミョウバン水をスプレーボトルに入れ、水道水で30~50倍に薄めて使います。

素足に直接スプレーすることで制汗や消臭効果が期待出来ます。

お風呂上りや朝起きたときに、足全体にスプレーしましょう。

また、靴にスプレーすることで菌の繁殖を抑え、消臭も出来ます。

足も靴もスプレーした後は、しっかり乾かしてください。

【重曹スプレーの作り方】

《用意するもの》

・ぬるま湯 120~150ミリリットル
・重曹 小さじ1
・スプレーボトル

重曹は水に溶けにくいので、ぬるま湯を使うと良いでしょう。

重曹スプレーは足に直接ではなく、靴にかけて消臭スプレーとして使ってください。

帰宅したら、靴に重曹スプレーを吹きかけて風通しの良い場所に置いておけば、菌の繁殖が抑えられます。

また、履かなくなった靴下に重曹を入れて靴の中に入れておくと、湿気を取ると同時に消臭も出来ます。

足の臭いでミョウバンと重曹を使い分けよう

これまでご紹介してきたように、足の臭いには違いがあります。

疲れからくるアルカリ性の「アンモニア臭」には、弱酸性のミョウバンが効果を発揮します。

また、雑菌から発生する酸性の「納豆臭」には、弱アルカリ性の重曹が効果的です。

一緒に使うと効果がなくなってしまうので、注意しましょう。

それぞれの臭いによって、ミョウバンと重曹を使い分けてください。