エラの筋肉をなくすと小顔になれる!?その秘訣とは!

エラが張って顔が大きく見えるのには、エラの筋肉が関係している場合があるということをご存知でしょうか?

たいていの方が「エラ張りは骨格だから…」と諦めているようです。

もしかしたら、あなたのそのエラはただ単に筋肉が凝っている、または過剰に肥大化しているだけの場合もあります。

そうであれば、そのエラは余分な筋肉をなくす(ほぐす、小さくする)ことで解消することが出来るかもしれません。

今回は、このエラ張り解消法についてご説明していきます。

そもそも「エラの筋肉」とは何?

エラの筋肉というとちょっと意外かもしれませんが、エラには咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉があるのです。

字を見ればお分かり頂けるかも知れませんが、ものを噛む(咬む)時に使う筋肉で咀嚼筋の一つになります。

奥歯をぐっと噛み締めると、ポッコと盛り上がる部分があると思いますが、それが咬筋です。

この咬筋が今回とりあげるエラの筋肉で、エラ張りの原因の一つでもあるのです。

エラ張り、顔が大きく見える原因は、「骨格」「筋肉」「脂肪」おおよそこのいずれかになります。

しかし、多くの場合この咬筋が使われすぎて肥大化し、凝った状態のまましこりのように固くなってエラが張るということに繋がっています。

これに気付かず、骨格が原因と思い諦めてしまう人が多いようですね。

咬筋の凝り固まりは、他にも影響が出てきます。

凝り固まった咬筋に引っ張られて、頭や顔の表情筋のずれが生じたり、頬骨が前に突き出てきたりするなどが起こり得るのです。

単なる美的側面だけではなく、健康面も含めてこの咬筋の凝り固まりはなくす方が良いでしょう。

次項より、具体的な咬筋の凝り固まり解消・予防法をお伝えします。

エラの余分な筋肉をなくすためには咬筋マッサ-ジ!

エラにある余分な筋肉をなくすための方法として、最初にお伝えするのが「咬筋マッサージ」です。

比較的簡単に出来るので、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

【どこでも出来る咬筋マッサージ】

両方の手の指で咬筋をマッサージするという簡単なものです。

両手で顔を挟むように左右それぞれの人差し指、中指、薬指の三本を咬筋に当てます。

グリグリと左右や円を描くように動かしマッサージをします。

咬筋は、日々の食事や食いしばりによって常に動き発達していますので、ちょっとした時間にいつでもこのマッサージをしておくと良いですよ。

また、同じ三本の指をこめかみに当て、親指を咬筋に当ててこめかみと咬筋両方をマッサージするのも効果的です。

【リンパマッサージ】

こちらもどこでも出来るリンパマッサージです。

左右それぞれの親指で、耳裏から咬筋(エラ裏)部分まで押しなぞるようにマッサージします。

この部分には、リンパが集中しています。

リンパの流れも咬筋の凝りに影響を与えますので、丁寧にリンパをほぐしましょう。

【お風呂で丹念に揉みほぐしケア】

入浴中には、上記の2つのマッサージを丹念に行いましょう。

更にお風呂ではもう少し大胆なマッサージもおすすめです。

右手で左側の咬筋を口の内と外から挟んで掴みます。

親指が口の中、それ以外の指で口の外から掴みます。

同様に左手で右側を行います。

手をクロスする形になりますね。

左右同時に回したり、揉んだりしてほぐします。

入浴は血行も良くなりますし、プライベートタイムなので大胆にいきましょう。

以上のマッサージを生活習慣に取り入れてみてください。

食いしばりストップ!エラの余分な筋肉をなくす!

日頃から食いしばりの癖があると、いくらマッサージで凝ってしまったエラの筋肉をほぐしてもエラをなくすことは出来ません。

スポーツなど瞬発力が必要な場面で食いしばることはありますが、日常生活においては極力避けておきたいですね。

食いしばりをしないようにするためには、まずは上下の歯の接触時間を極力減らす必要があります。

普段、飲食と会話の時以外は上下の歯の接触はしていないのが正常です。

しかし、食いしばり癖があると、何時間も上下の歯が強い力で接触することになり、歯や顎ひいてはエラに非常に大きい負担をかけてしまいます。

これはまさに咬筋発達を助長することになります。

必要時以外の食いしばりは厳禁です。

まずは、奥歯の接触をなくすことを意識してみてください。

そのためには舌の正しい位置もポイントになります。

舌の先端が前歯の裏の手前で、全体的に上あごへぴったりと付いた状態が正しい舌の位置になります。

この正しい位置に舌があると上下の歯の接触を減らすことが可能になり、食いしばりも予防出来るようになります。

舌の筋肉が弱っているとこの位置のキープはきつく感じますが、意識して続けて行きましょう。

エラ張り対策にマウスピースを使って歯ぎしり防止!

食いしばりの防止については前項でご説明しました。

こちらは、まだ意識して行えますので努力次第で改善できるでしょう。

しかしながら、無意識に行ってしまう食いしばりがあります。

それは睡眠中の「歯ぎしり」です。

睡眠中の無意識状態ですのでいかんともしがたいのですが、睡眠時間は一日の三分の一を費やします。

極端な例ですが、8時間歯ぎしりが続くと咬筋にはかなりの負担になり、不要な筋肉をなくすどころか自然と鍛えてしまう結果になっています。

この睡眠中の歯ぎしりを防止するのが、歯ぎしり防止用「マウスピース」です。

マウスピースがクッションとなり、咬筋への負担を軽減してくれます。

市販されているものでは「歯ぎしりピタリ」というものがあります。

こちらは眠っている間の歯ぎしり防止を目的とするもので、特に美容効果やエラ張り防止効果を主張はしておりませんが、充分にその効果を発揮してくれます。

また、一番おすすめなのは、歯医者さんが提供してくれるマウスピースですね。

専門知識のある歯科医師が個人にあわせたものを作ってくれるので、間違いはないでしょう。

エラの不要な筋肉をなくすにはストレス緩和も大切!

一見、ストレスとエラの筋肉・咬筋をなくすことは結びつきにくいかも知れませんが、これまでにご説明してきた食いしばりの大きな要因は、ストレスです。

悔しいことや辛いことがストレスとしてあらわれると、それを打ち消そうと無意識に食いしばりをしてしまうようです。

しかし、エラ張りの防止という観点で考えると、これがネックになってしまうのです。

また、ストレス自体に筋肉の緊張を呼び込む特徴があり、咬筋がこわばり食いしばりが強固になってしまうという負のスパイラルも兼ねてしまいます。

そのため、エラの余分な咬筋をなくすには、ストレスを緩和させる必要があります。

「適度な運動」や「リラックスした睡眠」、「のんびり入浴」などを行って少しでもストレスの緩和を試みてください。

また、「意識する」ことも大切ですよ。

よく目立つところに「食いしばり禁止!」などと書いた紙を貼っておくのも意外と効果的です。

エラの余分な筋肉をなくすには心地よい睡眠!枕を活用しよう!

これまで、エラが張って顔が大きく見える悩みの原因として、「エラの筋肉咬筋の発達、凝りによる肥大化」があること、そしてそれをなくす方法についてご説明してきました。

最後のこの項目では、快眠をすることでの防止法をお伝えいたします。

エラの余分な筋肉をなくす方法として「睡眠中の歯ぎしり防止」や「ストレスの緩和」などがあることは前述の通りです。

これらも含めて、快眠こそ最も大切な解決手段ともいえます。

今回は、エラ張りに着眼をおいてご説明していますが、快眠はそれ以外にも美容・健康面全般においても大切です。

睡眠中の姿勢で睡眠の質は左右されます。

そして、この姿勢に影響を与えるのが「枕」なのです。

自分にあった高さに、柔らかさ、最適な枕選びが快眠にとって重要です。

専門店にいけば、自分にあった枕を作ってくれますので、それが最良の方法でしょう。

しかし、「コストをかけられない」「近くにそんなお店がない」といった問題があります。

そこでおすすめなのが、バスタオルで作る「バスタオル枕」です。

バスタオルをくるくると丸めたり、折り重ねて高さを調整して自分の一番心地よい高さに調節するだけです。

もともとタオルの持つ感触で、柔らかさの好みも調整できますので、まさに自分のくつろげる枕を作ることが出来ます。

インターネットでもバスタオル枕は称賛されていて、愛用者もかなりいるようです。

「えー、バスタオルで?」そんな声も聞こえてきそうですが、オーダーメイドの枕ほどコストがかかるものでもありませんので、是非試してみてください。

きっと心地よい快眠へと導いてくれるでしょう。

日頃の生活習慣改善でエラ張りともおさらば!

今回は、エラ張りの原因であるエラの筋肉咬筋の発達や凝り、そしてそれをなくす方法についてご説明してきました。

ちょっとした日常生活習慣の改善、または簡単に取り入れられるものばかりです。

もしも、今エラ張りで悩まれているのであれば、ちょっとした工夫で解決へと導いてくれるかも!?

一度試してみる価値はあるかもしれませんね。