髪の毛をサラサラにする方法は?簡単に試せる対策をご紹介

頭皮や髪の毛のお悩みを持つ男性も少なくはないはずです。

そのなかで、髪の毛をサラサラにしたい!と思っている男性もいるのではないでしょうか?

生れつきの髪質だから仕方がないと諦めてはもったいないです。

こちらの記事では、サラサラな髪質に近づくための方法をご紹介していきます。

パサパサした髪の毛の特徴とは?コンディションの見極め方法

最初に、サラサラした髪の毛の反対といえるパサパサした髪の毛の特徴について考えていきます。

「自分の髪の毛のコンディションはどうなのかな?」と不安な方はこちらでご紹介することを参考にして、ご自身の髪の毛の状態を考えてみてくださいね。

・髪の毛が細切れになることが多い

ヘアブラシで髪の毛をとかしたときに、髪の毛が切れてしまったなんてことはありませんか?

髪の毛は栄養がしっかりと浸透されていないと弱ってしまい、パサパサになるのにつながります。

このような状態のときは、髪の毛が細切れになってしまうことが多くなります。

・抜け毛の増加

毛先だけではなく、全体的に髪の毛のパサパサが気になる場合は、毛根や毛球が弱化しているのかもしれません。

そのようなときは、抜け毛の要因になることもあるので、念頭に置いておきましょう。

・髪の毛が上手くまとまらず、コントロールが難しい

髪の毛がパサパサした状態だと、それぞれ違う方向に向いてしまう原因にもなり、まとまりがないヘアスタイルになってしまいがちです。

髪型がなかなか決まらなくて悩んでしまうこともあるかと思います。

自分が思った通りの理想のヘアスタイルにするには、サラサラした髪の毛のほうが扱いやすいですよね。

以上のことが見られる方は、下記でご紹介する髪の毛をサラサラにする方法を試してみてはいかがでしょうか?

髪の毛の状態が悪化する行動を知ろう①

髪の毛をサラサラにする方法を知る前に、髪の毛の状態が悪化してしまう行動についてお伝えします。

知らないうちに髪の毛にダメージを与えてしまわないように、意識するのが大切です。

・ストレスを溜めこみすぎ

あまりにもストレス解消ができていなかったり、ストレスに弱い方だと、頭皮の毛穴が縮まり髪の毛に必要な栄養が行き渡りにくい状態になってしまうことも考えられます。

さらに、過度なストレスによって自律神経が乱れてしまい、血流が悪くなることがあります。

このような状態だと、髪の毛に必要な栄養が与えられずに、パサパサしてしまう原因になります。

・紫外線によるダメージを与えている

髪の毛に紫外線を当てすぎると、さまざまな悪影響があります。

外出する機会が多い方は気をつけたいですね。

具体的には、髪の毛のキューティクルが剥がれ破損する原因になったり、コラーゲンを傷めつけ頭皮の老化につながる可能性が高いです。

さらに、頭皮の毛母細胞の働きを鈍らせてしまうことにもつながります。

紫外線は、髪の毛にこのような悪影響を与えてしまうので注意したいですよね。

紫外線の量にも気にして生活してみるとよいかもしれません。

髪の毛の紫外線対策としては、頭皮や髪の毛にも使用できる日焼け止めを活用してみるという方法もあります。

髪の毛の状態が悪化する行動を知ろう②

他にも、髪の毛に悪影響を与えてしまう行動はあります。

・不適切な温度のお湯で髪の毛をすすいでいる

髪の毛をサラサラした状態に近づけたいのなら、すすぎの温度も重要なポイントです。

お湯の温度なんて普段意識していないという方もいるかもしれませんね。

実は、髪の毛をすすぐときは42度以上のお湯ですすぐのは良くないのです。

髪の毛の成分は主にタンパク質で形成されているため、高温のお湯ですすぐとタンパク質が溶けてしまい、髪の毛の変形を引き起こす危険性もあります。

そうなってから後悔しないように、日頃から配慮しましょう。

・濡れた状態で髪の毛をそのままにしたり、強い力で拭く

髪の毛が濡れている状態のときは、表面のキューティクルが開く性質があります。

開いたキューティクルは髪の毛を保守する役目はないので、それが続くと髪の毛のツヤがなくなったり、切れ毛、枝毛が増加する要因になります。

そのため、髪の毛を濡れた状態のままにすること自体も良くないのです。

そのうえ、ゴシゴシと濡れた髪の毛を拭くと摩擦が生じてキューティクルを傷つけ、元に戻らなくなるリスクもあるので危険です。

それらを予防するためにも、濡れた髪の毛を強い力で拭くのは避けて、入浴後はすぐに乾かしましょう。

次項からは、髪の毛をサラサラにするための方法についてご紹介していきます。

髪の毛をサラサラに近づける方法!①入浴前後にできるヘアケア

髪の毛をサラサラにしたいと思っている男性の方に向けて、簡単にできる方法をいくつかお話します。

日々の意識次第で、理想の髪質に近づけられるので、根気よく続けていきましょう。

・髪の毛を洗う前には、きちんとブラッシングをする

毎日丁寧に髪の毛をくしでとかしてから入浴するだけなので、気軽にできるケアですね。

洗髪の前に、ブラッシングをして頭皮や髪の毛の皮脂や汚れを排除すれば、負担を少なくできるので良いです。

他にも、髪の毛に潤いとツヤを与えたり、頭皮の血の巡りを良くして髪の毛の成長を促進させることにも有効です。

簡単にできるひと手間なのにこんなにメリットがあり、結果的に髪の毛の健康状態を良好にしサラサラになることにつながるので、ブラッシングはおすすめです。

・入浴後の濡れた髪の毛はすぐに乾かす

前項でもふれましたが、濡れた髪の毛を放置したままにすると髪質が悪くなってしまいます。

入浴後は、強い力で拭かずに軽くタオルドライをしてドライヤーで十分に乾かしましょう。

注意したいのが、ドライヤーの温度です。

温度が高すぎると髪の毛が傷んでしまう可能性があるので、さらに良い髪質を目指したい場合はドライヤーの温度にも気を配りましょう。

髪の毛をサラサラに近づける方法!②睡眠について

まだまだ髪の毛をサラサラした状態に近づけるためにできるケアがあります。

こちらでは「睡眠」が髪の毛に与える影響について考えていきましょう。

実は、睡眠をしっかりととれれば、艶やかなサラサラの髪の毛に一歩近づくことができます。

睡眠不足が毎日のように続いていると、枝毛、切れ毛、白髪、抜け毛の原因にもなり、髪の毛の健康を維持しづらくなります。

そうならないためにも、睡眠時間はしっかりと確保することを心がけましょう。

しかし、ただ睡眠をとれば良いのではなく、「質の高い睡眠」をとるのが重要となってきます。

人間の体は、睡眠時に成長ホルモンの分泌を行っており、それを多く分泌させることができれば、髪の毛をしっかり修復してくれます。

そのため、質の高い睡眠をとって成長ホルモンの分泌量を増加させることが大切なのです。

では、質の高い睡眠をとるためのにはどのような方法があるのでしょうか?

まず、遅くても寝る3時間前には食事を終わらせておくのがおすすめです。

それ以降に食事をすると、完全に食べ物を消化できずに、消化不良を引き起こす危険性があり浅い眠りになってしまいます。

また、寝る直前はパソコンやテレビなどを見ることを控えましょう。

それらの光で脳が覚醒してしまうと、睡眠の質が悪くなってしまう場合が多いです。

他にも、寝る前に軽くストレッチをしてリラックスした状態で眠りにつくと良いでしょう。

正しい洗髪方法を続けてサラサラな髪質に変えよう!

こちらで着目したいのが「正しい洗髪方法」についてです。

毎日やるからこそ正しい洗髪方法を知り、しっかりとヘアケアを行うことが大事です。

毎日積み重ねることで、サラサラな髪質を目指しましょう。

【正しい洗髪の手順】

①洗髪前にクシでとかす

事前にしっかりとクシでとかし、ブラッシングすることで、頭皮や髪の毛の余分な皮脂や汚れが取り除きやすくなります。

②お湯で素洗い

素洗いのひと手間で、8割の汚れを除去できるといわれています。

あまりにも高温で洗うと、頭皮が乾燥したり皮脂が過剰分泌したりする恐れがあります。

適正温度は38度ほどなので、それを目安にしてください。

素洗いのポイントは、髪の毛の間に指の腹を入れて前後左右に動かしながら洗うことです。

③シャンプー剤を泡立てる

手のひらを使ってシャンプー剤を泡立ててから使用します。

④泡立てたシャンプー剤をつけて髪を洗う

指の腹でマッサージするように、頭皮と髪の毛を洗っていきます。

⑤よくすすぐ

シャンプー剤が完全に落ち切れていないと、毛穴詰まりやかぶれの原因になりえます。

すすぎ時間は3分~5分ほどかけて行い、洗い残しがないように気をつけましょう。

自分でできそうな対策から始めてみよう!

髪の毛の健康維持のためにできることはたくさんあります。

髪の毛の健康状態を悪くしてしまう原因を知り、早め早めに対策しましょう。

また、髪の毛のケアは日ごろから積み重ねることでその効果をより実感しやすくなります。

この記事では対策として入浴前後のヘアケア、睡眠や洗髪方法などをご紹介しましたが、自分にできそうなことから試してみてはいかがでしょうか?