年を重ねると見た目を気にしなくなる人もいますが、いつもビシッときまっている人もいます。
髪型も、適当に遊ばせるスタイルは若い人には合いますが、アラサー・アラフォーになったら、少し落ち着きがあったほうがモテるのではないでしょうか。
しかし、したい髪型があったとしても、自分の髪質によっては難しいこともありますよね。
その髪質の多くの悩みの中の1つである、「髪が横に膨らむ」ということ。
今回は、この疑問についてお答えしていきます。
髪型の悩み!横に膨らむ理由って?
髪型の悩みは、たくさんありますよね。
硬すぎたり、柔らかすぎたり、多かったり、少なかったり。
パーマだったり、サラサラすぎたり。
そんな悩みの中でも、他と比べると軽い悩みと思われがちなのが「膨らむ」というお悩みです。
これが、案外やっかいなんです。
プロに切ってもらったときは、髪型もかっこよく決まっていますよね。
しかし、自分でスタイリングしてみると横に膨らんでダサくなり、がっかりしてしまうことも多いです。
髪質が元気で硬いと、抑えようとしてもうまくいかないかもしれません。
やんちゃなイメージに見せたい場合は問題ないかもしれませんが、ヘアスタイルによっては台無しになってしまいます。
一体なぜ、髪が横に膨らんでしまうのでしょうか。
その原因としてまず考えられるのは、「ハチ張り」です。
頭の形が四角くて、横に毛が広がって生えていってしまう状態ですね。
頭頂部が平らになっていて、ボリュームが出ないというのも一つの原因でしょう。
髪型が横に膨らむせいでダサい!原因は?
髪型が、横に膨らむ原因として、他に挙げられるのは髪の毛の生え方です。
髪は、つむじを中心に生えていて、後ろに向かう毛流れもあれば、前に向かう毛流れもあります。
そのため、左右を揃えてカットすると、どちらか片方が膨らみやすくなってしまいます。
そして、横に膨らむ原因でもっとも多いのが、クセです。
もともと髪にクセがあり、横に広がるようになっている、ということもあるんです。
頭の形が良く、片方だけがいつも広がる、という場合ではないなら、ほぼ間違いなくこれが原因です。
寝起きやシャンプー後に髪を乾かした後などに、横にボワッと膨らんでしまうのは、クセがあるからなんですね。
毛根から頭皮へ元気よく真っすぐに生えているクセのせいで、ワックスで抑えてもすぐに膨らんできてしまう人もいます。
では、どのような方法で、横への膨らみを抑えたり目立たなくすることができるのでしょうか。
横に膨らむ髪型をヘアスタイルで何とかする!
髪型を台無しにしてしまう横へ膨らむクセを抑えるためには、さまざまな方法があります。
まず、ヘアカットです。
短髪の場合なら膨らみも目立ちにくいですから、伸びる前にまめに切ってしまうのが、一番簡単な方法です。
しかし、他のヘアスタイルも試したい場合もありますよね。
そんな時におすすめなのが、ツーブロックです。
サイドは短くしてしまい、上の髪が少し被さるようなスタイルですが、横が膨らみやすい場合はピッタリです。
男らしくスポーティな雰囲気もありつつ、遊び心もあるヘアスタイルですね。
また、逆に長くしてしまうというのも一つの手です。
職場で髪型の自由がきくなら、試してみるのもいいかもしれません。
ワイルドでかっこいい印象になったり、逆に中性的になったりして、おしゃれを楽しめます。
長くしてしばったりすれば、クセはまったく気になりませんよね。
その他にも、膨らみを目立たなくする方法がありますので、次項でも引き続きご紹介します。
横に膨らむのをパーマ・スタイリングで何とかする!
パーマをあてた髪型にする、というのも一つの方法です。
ストレートパーマをかければ、サラサラの清潔感あるスタイルが楽しめるかもしれません。
マッシュルームカットなど、個性的な髪型にも挑戦できます。
部分的にストレートにすることもできます。
ただ、髪質によっては、ストレートパーマがかかりにくい、もしくは抜けやすい場合もあり、そんな方はこまめにパーマをかけたりしてキープしなければいけません。
そして、同じパーマでも、フワッとしたニュアンスを加えて、カットもそれに合わせることで膨らむクセを利用してしまうこともできます。
全体的、またはトップにボリュームを出すことで、横の膨らみを目立たなくする効果も期待できます。
さらに、カールを強めにつけてクルクルヘアにして、わざと膨らむヘアスタイルにするのも一つの手です。
また、スタイリングで抑えるのもいいでしょう。
髪の毛は、温めると膨らみが抑えられる場合があります。
濡らして、髪の上から抑えながらドライヤーで乾かしたり、アイロンをお持ちの方は伸ばしたりすると目立たなくなります。
しかし、そこまでの時間が無い場合は、濡れタオルを電子レンジで10秒程度チンして、広がって欲しくないところに当てる、という方法もあります。
いずれにしても、乾いたり動いたりするうちに広がって来るので、きっちりと、ハード系ワックスなどのスタイリング剤でサイドを抑えてしまいましょう。
ワックスを使う前に、クリーム系のソフトなワックスを付けて落ち着かせておき、ハード系ワックスで抑えたあとにヘアスプレーで固める、こうした徹底的なセットをすれば、長時間、髪型がキープできます。
トリートメントとドライヤーを使って横の膨らみを抑える
また、他の方法として、髪の毛に水分を与える、ということがあります。
全ての方にこの方法が当てはまるわけではありませんが、髪が乾燥していると髪型が決まらず、横に広がってしまう方もいます。
この対策としては、トリートメントをしっかりするということです。
今まで、リンスしか付けてこなかった、またはシャンプーだけだったという方は、トリートメントをしてみてください。
もしかすると、髪の毛が落ち着きやすくなるかもしれません。
トリートメントをしたら、すぐに洗い流すのではなくて少し時間を置いてみたり、洗い流すタイプと流さないタイプで2回してみる、というのもおすすめです。
さらに、髪の毛の乾かし方にもコツがあります。
先ほどドライヤーは効果が期待できる、ということを書きましたが、さらに細かく言うなら、乾かす順番に秘訣があるんです。
自然とできている方も多いですが、髪の毛は下からではなく、上から乾かし、根本までしっかり乾かしてください。
下から乾かすと、空気が入ってしまい、横が膨らむことにつながります。
髪が爆発した朝に!帽子でカバー
髪型が横に膨らむせいで、ダサく見えてしまうお悩みを解決する、さまざまな方法をお伝えしてきましたが、最後に、時間がない時におすすめな方法をご紹介します。
寝坊してスタイリングの時間がないなら、帽子を被ってしまえばいいんです。
もちろん、職種によっては勤務時間中、被れない場合も多いことでしょう。
しかし、通勤時間に帽子を被っておくことで、職場に着いたら少し落ち着いているかもしれません。
スーツなどに合わせるなら、地味な色合いの帽子を選べば変に浮く、ということもありません。
そうでなくても、どちらかというとシンプルな帽子の方が合わせやすいので、おすすめです。
ユナイテッドアローズやビームスなどの帽子が人気で、今まで帽子をあまり被ったことがない、という方にも取り入れやすいことでしょう。
ナイキやアディダスなどのスポーティなキャップもオーソドックスでいいですし、カンゴールなどの老舗ブランドも被りやすいかもしれません。
前と後ろを逆にするキャップの後ろ被りも、一時期は時代遅れとされていましたが、今は取り入れる若者も増えています。
髪型がキマらなくてもなんとかしてくれるアイテムとして、持っておいて損はありませんよ。
横に広がる髪は抑えられる!
横に膨らむ髪を、解決する方法をご紹介しました。
「切る」「パーマ」「スタイリング」「トリートメント」などが挙げられますので、自分の好みや時間の余裕を考えて選んでみてください。
ただ、髪が広がる、というのは、ボリュームが少なくてペタっとしてしまう方から見れば、憧れかもしれません。
自分が思っているほど目立っていないかもしれませんし、その横の膨らみが似合っている場合もあります。
コンプレックスになって悩んでいる方は、前向きに考えましょう!