整髪料は種類が豊富!ムース・ワックスなどの使い方をご紹介

出かける際に、身だしなみとして髪の毛をセットする男性も多いと思います。

そんな人の中で、美容院などでヘアスタイルを変えた翌日に自分でヘアセットしようとしたところ、「このヘアスタイルにはムース?ワックス?ジェル?」と、使う整髪料に悩んでしまった経験がある方はいませんか?

その悩みを解消すべく、この記事ではさまざまな整髪料の使い方についてお話ししていきます。

メンズ整髪料の主流!ムース・ワックス・ジェルの違いとは?

メンズ整髪料の主流とも言えるのが、「ムース」「ワックス」「ジェル」の3つではないでしょうか。

「ムース」は、ご存知のとおり泡状の整髪料のことを指します。

ムースには、ハード系からナチュラル系まで多くの種類が存在しており、かっちりとキメたり髪の毛のクセを活かしてウェーブ感を出したい時などに使います。

ムースを使う時に、手のひらに出したムースをそのまま髪の毛につけている方はいらっしゃいませんか?

これは、誤った使い方です。

ムースを手のひらに出したら、手のひらの上で伸ばしてから髪の毛になじませるように使ってくださいね。

次に「ワックス」があります。

ワックスは、クリーム状で固めの整髪料です。

こちらもムースと同様に種類が豊富で、髪の毛にツヤ感や動きを出したい時に使います。

ショートスタイルからロングスタイルまで、多岐にわたって使うことができます。

最後に、「ジェル」です。

ジェルは、しっかりと髪の毛を固める整髪料のことを指します。

扱いにくいベリーショートヘアを扱うのにピッタリな整髪料です。

ツヤ感を出しキープ力が高いのが特徴で、長めのヘアスタイルの方にはあまり向いていません。

メンズ整髪料はムース・ワックス・ジェルだけじゃない!

男性の整髪料というと、先ほどご紹介したムース・ワックス・ジェルを思いつく方が多いかもしれませんが、この他にもたくさんの整髪料があります。

例として挙げると、スプレー・クリーム・ポマード・グリースといったものがあります。

スプレーは、ムースやワックスなどでヘアスタイルを整えた後、仕上げとして使うものです。

スプレーを使うと髪の毛が固まってしまうので、後からセットし直すことは難しくなります。

クリームは、髪の毛が乾燥しないようにうるおいを与えるもので、キープ力はあまりないものを指します。

髪にドライヤーをかける前に、クリームを髪の毛全体になじませておくと、髪の毛を保護してくれますよ。

ポマードはかなりキープ力の高い整髪料で、ツヤ感を出すこともできますが、油性のため髪の毛に埃などがつきやすいという欠点があります。

グリースは水性のポマードのことで、油性のポマードと同様にキープ力の高い整髪料ですが、水性なので油性ポマードよりベタベタすることがありません。

このように、それぞれ使い方に違いがあったり、どんなヘアスタイルかによって整髪料を選ぶ基準が異なります。

ヘアスタイルで整髪料を使い分ける!使い方にもポイントが!

最近では、男性のヘアスタイルもさまざまな種類がありますよね。

そこで、男性から人気のヘアスタイルを中心に、どのような整髪料を使えばいいのかを考えていきましょう。

いまや男性からの支持率がかなり高い「ツーブロックショート」には、ワックスとスプレーがオススメです。

ワックスは種類が豊富ですが、その中でもセット力とキープ力の高いものを選ぶといいでしょう。

「ツーブロックショート」と一言でいっても、カットの仕方によって少しずつ雰囲気は変わります。

とはいっても、ツーブロックショートのセットの仕方は大体同じです。

髪の毛を濡らした後、7割ほどドライヤーで乾かしてからワックスを髪になじませてください。

髪の毛に水気がなくなってきたら、毛束を指でつまんで整えていきます。

最後の仕上げにスプレーをすると完璧です。

ツーブロックショートは20代~40代まで、カットの仕方によってカッコよくきまるヘアスタイルの1つですよね。

次に、オシャレな男性に人気な「パーマスタイル」です。

パーマスタイルには、断然ムースの使用がオススメです。

次項では、パーマスタイルとムースの使い方についてご紹介していきます。

パーマにピッタリな整髪料はムース!その使い方をマスターしよう

男性に人気の高いヘアスタイルの1つである「パーマスタイル」ですが、特徴のあるパーマスタイルは堅い職業の男性にはハードルが高いかもしれませんね。

しかし、パーマスタイルにはナチュラルに見せられるものもありますから、興味のある方は一度美容院で相談して挑戦してみるといいかもしれません。

パーマスタイルを整えるために使う整髪料は、さきほどお伝えしたとおり「ムース」がオススメです。

ムースをつけることで、パーマ感をしっかり出すことができます。

使い方ですが、まず髪の毛全体を濡らしましょう。

その後、髪に水分が1割~2割残る程度にタオルドライします。

タオルドライがすんだら、ピンポン玉くらいのムースを手のひら全体に伸ばし、髪の毛の中ほどから毛先にかけてなじませていきます。

最後に、髪の毛全体にムースをなじませましょう。

パーマを強調したい場合は、手のひらで髪の毛を握るようにムースをつけていくといいですよ。

七三ヘアにピッタリな整髪料はこれ!使い方も簡単!

ひと昔前に人気だったイメージのある七三ヘアですが、最近のオシャレなビジネスマンの間で人気を取り戻しつつあります。

そんな七三ヘアにピッタリな整髪料は、ずばりジェルです。

それではさっそく、ジェルの使い方をご紹介していきましょう。

まず、髪の毛全体を濡らして、髪の分け目を7:3にクセづけるように意識しながらドライヤーで乾かします。

水分が少し残っている状態で乾燥をやめ、髪にジェルをつけていきます。

毛先に束感を出したい方は、ワックスを一緒に使うといいでしょう。

最後に、毛先を後ろに流して全体を整え、そのまま乾燥させて出来上がりです。

「ジェル」と聞くと使い方が難しそうなイメージがありますが、そんなに難しくありませんよね。

実はジェルも、ムースやワックスと同じように簡単に使えるものなので、カッチリしているヘアスタイルの方はぜひ使ってみてくださいね。

直毛を生かしたナチュラルスタイルにオススメな整髪料!

最後に、まっすぐな直毛を活かしたナチュラルスタイルに合う整髪料をお話ししていきましょう。

直毛を活かしたナチュラルなヘアスタイルなので、整髪料をあまりつけたくないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、何もつけないよりは、多少整髪料で整えた方がきれいに見えますよ。

ナチュラルなヘアスタイルには、軽い感触のワックスがオススメです。

ハードなワックスを使うと、固まりすぎてしまってナチュラル感が削がれますから、使用は避けるようにしましょう。

では、さっそく使い方をご紹介します。

まず、髪の毛全体を濡らして、ドライヤーで乾かします。

髪の毛全体を完全に乾かしたら、ワックスを少しだけ手につけてしっかりと伸ばしましょう。

手に伸ばしたワックスを毛先になじませつつ、毛束を軽くひねるようにして整えていけば完成です。

ここまでご紹介した通り、ヘアスタイルによって、ムース・ワックス・ジェルなど、おすすめの整髪料は異なります。

この記事を参考にしていただいて、ご自分のヘアスタイルに合った整髪料を選んでくださいね。

お気に入りの整髪料を見つけよう!

メンズ整髪料は、ムースをはじめ、たくさんの種類がありますよね。

その中から自分に合った整髪料を探し出すのは、案外大変かもしれません。

しかし、ぜひお気に入りの整髪料を見つけてみてください。

お気に入りの整髪料でヘアセットして出かけると、いつも以上に気持ちよく仕事やプライベートを過ごせるかもしれませんよ。