「髭剃りのオイルに代用できるものはあるのだろうか?」
毎日の髭剃りに、手軽な電気シェーバーを使っている男性の方は、そんな疑問を持ったことはありませんか?
日々の髭剃りを気持ちの良いものにするためには、定期的なオイル差しが必要で、実は代用できるオイルも身近にあります。
そこでこの記事では、電気シェーバーの代用オイルについてご説明していきます。
代用オイルを知る前に!髭剃りのオイルとはどんなもの?
電気シェーバーの代用オイルを知る前に、まずは髭剃り用のオイルについて知っていきましょう。
そもそもシェーバーオイルは、シェーバーの刃が錆び付いたり磨耗するのを予防し、使用時の髭剃りを滑らかに行えるよう、サポートをするものです。
それと同時に、オイルを差すことで、毎日の髭剃りで与えられる肌への刺激も、抑えることができます。
また、電気シェーバー用のオイルは、流動パラフィン(ホワイトオイル)という、石油が原料のオイルです。
石油が原料と言っても、一般的には「ミネラルオイル」とも親しまれ、多くの化粧品や医療薬品の原料にもなっているため、現在では非常に安全性の高いものです。
では、更に詳しい電気シェーバーのオイルについて、ご説明していきましょう。
髭剃りにオイルは必要なの?オイルの必要性とは
前項では、電気シェーバーのオイル差しを始め、その成分についてもご説明しました。
そもそも、オイル差しは必要なのか、と思われる方もいることでしょう。
シェーバーオイルの役割については、前項で軽くに述べましたが、更に詳しいオイルの効能をご説明していきます。
①刃が滑らかに、より長く使える
オイルを差すことで、外刃と内刃の摩擦を軽減し、刃の磨耗を防ぎます。
そうすることで、滑らかな髭剃りをすることができ、より長くシェーバーの刃を使うことができます。
また、電気シェーバーから発せられる異音を抑える効果も期待できます。
②電気シェーバー自体もより長く使える
電気シェーバーの刃が劣化することは、髭剃りとしての機能も衰えるということです。
うまく髭を剃れなくなれば、髭を剃る時間も自然と長くなり、電気シェーバーを動かすモーターやバッテリーも衰えてしまいます。
そうなれば買い換える必要も出てくるわけで、それを踏まえれば、オイルを使ったお手入れは重要と言えます。
③肌荒れの防止
電気シェーバーでも少なからず肌へのダメージはあるのですが、その刃が劣化することで、更に肌が傷つくことになります。
それによって、傷ついた肌から細菌が侵入し、肌トラブルを引き起こす恐れもあります。
以上が、髭剃りのオイルの効能です。
では、このような効能を持つシェーバーオイルに代わる、代用オイルには、どのようなものがあるのでしょうか?
次項で見ていきましょう。
髭剃りの代用オイルにはなにが使えるの?
前項では、シェーバーオイルの役割についてご説明しました。
電気シェーバーの機能を維持しながら、肌へのダメージを和らげる、髭剃りに関しては万能なオイルと言えます。
そして、そんな専用のオイルの代わりになる、おすすめできる代用オイルは、主に二つあります。
①ベビーオイル
一番おすすめなのがベビーオイルです、
先に述べたように、シェーバーオイルには、流動パラフィンという「ミネラルオイル」が含まれているのですが、まさにベビーオイルにも同様の成分が含まれています。
オイルの粘度や、使っている電気シェーバーとの相性が合えば、是非代用オイルとして活用してみましょう。
②プレシェーブローション
プレシェーブローションとは、髭剃りの前に肌に塗布するローションで、潤滑剤も含まれています。
したがって、電気シェーバーにオイルを差す必要もありません。
ドラッグストアでも手軽に入手できるので、代用オイルとして使うのもアリです。
以上が、おすすめできる代用オイルですが、やはりシェーバーオイルとして一番代用が利くのは、ベビーオイルです。
では、そのベビーオイルについて、もう少し掘り下げてご説明していきます。
おすすめできる髭剃りの代用オイル!ベビーオイルとは?
前項でもご紹介した通り、髭剃りの代用オイルとしておすすめのベビーオイルには、シェーブオイルと同様の流動パラフィンが含まれています。
流動パラフィンは、医療や化粧品に幅広く使われているミネラルオイルなので、赤ちゃんのスキンケアに使われるベビーオイルの安全性にも頷くことができます。
では、ベビーオイルに含まれた、ミネラルオイルの特徴を詳しく見ていきましょう。
・肌への負担が少ない
ミネラルオイルの一番のメリットは、肌に優しく、酸化しづらい性質であることです。
石油から作られるプロセスにより、ほぼ全ての不純物が除去されているため、極めて精製度の高いオイルです。
精製度の高さから、肌にも刺激が少なく、空気に触れても酸化しづらくなっており、電気シェーバーの刃にも良いと言えます。
・肌の保湿
ミネラルオイルは、肌の角質層まで浸透しない特徴を持っています。
この特徴から、肌表面に薄い保護膜を作り出し、肌の保湿を維持し、外部の刺激から肌を守ります。
したがって、電気シェーバーのオイル差しとしても、髭剃りの前後にも使うことができ、まさに一石二鳥のオイルです。
以上が、ベビーオイルに配合されている、ミネラルオイルの特徴です。
また、ベビーオイルは原料コストが安いため、ドラッグストアなどでもリーズナブルな価格で購入することができます。
電気シェーバーの代用オイルに悩んだときは、是非ベビーオイルを活用してみてくださいね。
それでは引き続き、髭剃りをする上での、ベビーオイルの使い方をご紹介していきます。
髭剃りのオイル代用に!ベビーオイルの使い方その①
ベビーオイルの効能性が分かったところで、オイル代用としての使い方をご紹介しましょう。
ベビーオイルを使う際には、以下の二つの方法があります。
・肌に塗る
・シェーバーに塗る
では最初に、肌に塗る方法をご説明していきます。
方法の説明と言っても、やり方は簡単で、ごく普通に髭の生えた部分に塗っていきます。
【ポイント】
・少量を使う
肌に塗るベビーオイルは、少量で使うことです。
多い量を肌に塗布してしまうと、ベトベトになってしまい、髭剃りも逆にやりづらくなります。
電気シェーバーの掃除の際も、洗面台がベトベトにならないように、使う量には注意しましょう。
・片手で塗る
肌に塗るときは片手で塗り、もう一方の手で髭を剃るのがベターです。
では続いて、電気シェーバーに塗る方法をご紹介していきます。
髭剃りのオイル代用に!ベビーオイルの使い方その②
前項では、髭剃りのオイル代用として、ベビーオイルを肌に塗る方法をご説明しました。
髭剃り前に肌に塗るだけなので、ごく簡単な方法です。
ただ、肌のべたつきが気になる方は、電気シェーバーに直接塗る方法をおすすめします。
では、使い方をご説明していきます。
①電気シェーバーの髭カスを取り除く
まずは、ベビーオイルを塗る前に、シェーバー内に溜まった髭カスの除去が必要です。
このお手入れは、定期的に行うことが大事で、菌の繁殖や嫌な臭いを防止できます。
基本的には、髭剃り後にメンテナンスとして行うのがベターでしょう。
・水洗いできないシェーバー
シェーバーに付属している掃除ブラシで、刃をきれいに掃除します。
・水洗いができるシェーバー
水洗いができるシェーバーの場合、ブラシをせずに、水洗いをするだけで問題ありません。
洗い終わったらティッシュなどで水分を拭き取り、自然乾燥させるか、ドライヤーで乾かします。
②ベビーオイルを塗る
外刃、際剃り刃にオイルを一滴垂らし、電源を入れて空回転させます。
余分なオイルは、そのまま塗り込むように馴染ませてしまってかまいません。
以上が、シェーバーにベビーオイルを塗る方法です。
使い方は簡単ですが、機種によっては上記のように行えない場合もあります。
必ず電気シェーバーの取り扱い説明書を読んでおくようにしましょう。
代用オイルを使ってより良い髭剃りを
電気シェーバーの代用オイルには、プレシェーブローションやベビーオイルが活用できることが分かりましたね。
中でもベビーオイルは特におすすめされ、肌にもシェーバーにも優しく、使い方もごく手軽に行えます。
シェーバーへのオイル差しは、面倒くさいと敬遠されがちですが、シェーバーの寿命を延ばすことにも、そしてメンテナンスとしても重要と言えますね。