口臭対策や、虫歯・歯周病予防に効果的なマウスウォッシュ。
薬局やドラッグストアに行くと、たくさんの種類の商品がずらりと並んでいますね。
最近では、小分けされた携帯用のマウスウォッシュもあり、職場や外出先に持参しているという男性も多いようです。
自宅では、大きなボトルを使い、外出先では小分けを持ち歩けば、いつでも使えてよいですね。
今回は、マウスウォッシュの種類と効果、また、小分けタイプのおすすめ商品をご紹介します。
マウスウォッシュの種類とその効果とは!?
薬局やドラッグストアで販売されているマウスウォッシュは、「デンタルウォッシュ」「デンタルリンス」「洗口剤」「洗口液」などと呼ばれることもあります。
厳密に言うと、大きく二つに分けることができます。
①洗口液:口内をすすぐための液体
・商品名は、「マウスウォッシュ」と表記されていることが多いです。
・ゆすぐことで清涼感を得たり、口内トラブルを予防するためのものです。
・一般的には、歯磨き後の仕上げとして使われます。
②液体歯磨き:歯磨きのときに使う液体
・商品名は、「デンタルリンス」と表記されていることが多いです。
・一般的には、歯磨き粉の代わりとして、歯磨き前に使われます。
製品によって特長はそれぞれ違いますが、「マウスウォッシュ」も「デンタルリンス」も、基本的には口内をすっきりさせて口臭を予防する効果があります。
さらに、配合される成分により、虫歯や歯周病を予防する効果が期待できます。
このように、マウスウォッシュは歯磨きの代わりとまではなりませんが、一時的な口臭対策になり、口内のリフレッシュができます。
携帯用に小分けしてあるマウスウォッシュは、外出先でも気軽に使うことができるので、カバンの中に常時しておけば、口臭が気になったときにも安心ですね。
薬局ではあまり見かけない!?小分けタイプのマウスウォッシュとはどんなもの?
携帯用に小分けしてあるマウスウォッシュは、成分や効果だけではなく、容器の形状もいくつかあります。
コーヒーフレッシュのようなカップ容器に入っているものや、コーヒーシュガーのような形状のパウチタイプのものが一般的ですが、中にはペーパータイプのものもあります。
カップ容器のものは多少かさばりますが、種類が多くあるので、目的や効果に合わせて選びやすいかもしれません。
一方、パウチタイプはかさばらないので、小さなカバンやポケットに入れても、違和感なく持ち運ぶことができます。
どちらも1回分の使い切りとなっているので、わざわざ適量を測らなくてもよく、使用後の容器はゴミ箱に捨てることができるので、とても便利ですね。
また、大容量のボトルで販売されているマウスウォッシュでも、小分けタイプのものは販売していないことがあります。
さらに、薬局やドラッグストアでは、小分けタイプのマウスウォッシュは、取り扱いが少ないのも事実です。
そのようなときは、インターネットの通販サイトをチェックしてみてくださいね。
小分けタイプでも、数多くの商品が販売されています。
次項では、マウスウォッシュの選び方のポイントをご紹介しますので、購入の際に参考にしてみてください。
薬局でも売ってる!?小分けタイプのマウスウォッシュの選び方!
薬局やドラッグストアでは、取り扱いが少ないものの、インターネットの通販サイトを覗くと、商品の多さに悩んでしまうかもしれません。
そんな時は、二つのポイントに注目してみてください。
①アルコールの有無
マウスウォッシュには、そのもの自体の味を隠すために、アルコールが含まれているものが多いです。
そのため、口の中に入れると、ヒリヒリとした刺激を感じることがあります。
アルコール度数が高いものでは、27度のものも販売されていますが「アルコール度数が高いから」といって、殺菌効果が高いというものではありません。
ヒリヒリとした強い刺激が苦手な方は、アルコール度数が低いものや、ノンアルコールのものを選びましょう。
②求める効果に合った成分
もしも、口内のネバネバや口臭が気になるようでしたら「殺菌成分が含まれるものを使用してみる」など、口臭対策ができると良いでしょう。
また、歯槽膿漏や歯肉炎などの、歯茎のトラブルを予防をしたいのであれば、抗炎症成分が含まれたものを使いましょう。
グリチルリチン酸の成分が入ったものは、歯周病の予防にも繋がります。
このような、二つのポイントに注目して、マウスウォッシュを選んでみてください。
次は、特におすすめしたい、ます小分けタイプのマウスウォッシュをご紹介します。
薬局になかったら通販サイトでチェック!おすすめの小分けマウスウォッシュ!
ここでは、おすすめの小分けタイプのマウスウォッシュをご紹介します。
【ボタニカルマウスウォッシュ(diem)】
植物・天然由来でつくられ、ジンジャー、ローズ、ライムベルガモットの3種類のフレーバーがあります。
ブラッシングと併用することで、口臭、歯周病、歯肉炎の予防など、9つの効果と効能が期待できます。
また、ヤニを取り除く効果もあるので、タバコを吸う男性にはうれしいですね。
【クチュッペ ソフトミント(キャンパスメディコ)】
アルコール入りの「爽快ミント」と、ノンアルコールの「ソフトミント」があります。
虫歯・歯周病の菌を減らす「乳酸菌」が配合されていて、口内を洗浄して清潔に保てます。
スティックタイプと、ポーションタイプの両方があります。
【モンダミン ペパーミント(アース製薬)】
マウスウォッシュの大定番な商品です。
刺激が強めで爽快感があり、口の中をさっぱりとさせてくれます。
口内のネバネバ感や口臭が気になる方には、特におすすめです。
このように、商品によって特徴があります。
薬局やドラッグストアに直接足を運び、商品を手に取り選べると良いのですが、取り扱いが少ないこともあります。
そのため、通販サイトで購入される際は、上記のような特徴が自分と合うものを選ぶとよいでしょう。
小分けタイプのマウスウォッシュはこうして使う!
ここでは、小分けタイプのマウスウォッシュの使い方についてお話をします。
使い方自体は、薬局でよく目にするボトルタイプのマウスウォッシュと同じです。
先にも触れましたが、マウスウォッシュには、「洗口液」と「液体歯磨き」があります。
外出先で使用する場合は、小分けタイプでも多い「洗口液」を使うケースがほとんどですね。
その場合、可能であれば、口の中を綺麗にした上で使うと良いでしょう。
しかし、外出時には歯磨きができない場合もあると思います。
そんな時は、軽く水で口をゆすいでから使用してください。
口の中にマウスウォッシュを含んだら、15秒~30秒ほど口の中全体にいきわたるように、グチュグチュとゆすぎ、はき出してください。
その後に、水で口内をすすぐと殺菌作用がなくなってしまうので、なるべくマウスウォッシュを使ったあとは、水ですすがないようにしましょう。
効果が持続するのは、長くても30分程度です。
小分けタイプは、使い切り量となっているので、容器はゴミ箱へ捨てられます。
次は、マウスウォッシュを使う時の注意点のお話をします。
マウスウォッシュを使うときの注意点!
マウスウォッシュは、毎日おこなう歯磨きと合わせて使うことで、効果を発揮します。
かと言って、過剰に使用すると、口内の細菌バランスが崩れてしまいます。
用法・用量を守って、洗浄のしすぎには注意してください。
また、口臭対策や虫歯、歯周病予防の一環にはなりますが、治すものではありません。
すでに虫歯や、歯周病などの可能性がある場合は、早めにかかりつけ医の治療を受けてくださいね。
さらに、口内炎などがあるときは使わないようにしましょう。
アルコールが含まれているものが多く、刺激になり痛みを感じることもあります。
口内になんらかの異常があるときは、しっかり治してから使うようにしましょう。
また、薬局やドラッグストアで、小分けタイプのマウスウォッシュが見つからない場合は、通販サイトで商品を探すこともあるかもしれません。
その際は、商品の評価やレビューを参考にしてみるのもよいでしょう。
マウスウォッシュを持ち歩いて気軽に口臭対策!
口臭が気になって、人前で話すことに消極的になってしまっているのは、もったいないことです。
小分けされたマウスウォッシュを持ち歩けば、いつでもどこでもサッと口臭対策ができますよ。
また、虫歯や歯周病の予防になるものもありますので、マウスウォッシュを習慣化するのも良いですね。
そのためには、毎日丁寧にブラッシングすることを心がけて、健康な口内を保つことが基本となります。