髭剃りには蒸しタオル!朝の時間短縮に繋がる髭剃り方法とは

毎日の髭剃りは、男性の身だしなみの基本と言われています。

しかし、朝、しっかり髭剃りをしたはずなのに、昼ごろにはもう「ジョリジョリと青髭のようになってしまう」という男性は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、蒸しタオルを使った髭剃りの方法や、蒸しタオルのもたらす効果、髭が生える時間帯などをお伝えしていきます。

髭剃りにオススメの時間は午前中!

朝、髭剃りをしたはずなのに、昼にもう髭が生えてしまい「髭が生えてくる時間がわかればいいのに」と考える人もいるのではないでしょうか?

実は、髭には「伸びやすい時間」があり、朝5時から昼の11時くらいまでの時間が、最も髭が成長する時間だと言われています。

ちなみに、昼の11時以降も髭は少しずつ伸びていきますが、朝ほど成長はしません。

そのため、髭を剃るタイミングは、断然朝に行うほうが、青髭になりにくいでしょう。

しかし、時間に余裕がない場合はどのようにしたらよいのでしょうか?

朝時間がない場合は、まず夜に丁寧に剃り、朝出かける前に軽く剃るのがベストと言えます。

夜であれば、ただ髭剃りをするだけでなく、蒸しタオルなどで髭を蒸らしたりする時間も取りやすいでしょう。
それでは、蒸しタオルをはじめとした、気持ちのよいシェービングライフを送るための髭剃りの方法をご紹介します。

蒸しタオルは髭剃りの必需品!時間のある夜は念入りに髭剃りを

それでは、時間に余裕のある夜にやっておきたい、蒸しタオルを使った髭剃りの方法をご説明していきます。

その前に、蒸しタオルがなぜ髭剃りのときにオススメなのかをお話しします。

●蒸しタオルがもたらす口回りへの効果

蒸しタオルを使うことで、まず口回りの血行がとてもよくなり、毛穴が開きます。

そうなることで、毛穴の中に隠れている髭にも水分がいきわたり、髭が柔らかくなることで、剃りやすくなります。

しかも、肌も一緒に柔らかくなるので、カミソリ負けなど、肌への負担も軽減してくれます。

そのほかにも、毛穴に詰まった汚れも浮かせてくれるので、髭剃りが終わった後、汚れも一緒に流れ落ちてくれます。

さらには、蒸しタオルを当てたときに感じる、じわっとした温かさによって、リラクゼーション効果も得ることができます。

このように、髭剃りをする前に、しっかりと口回りの毛穴を開いて、髭に水分を含ませ柔らかくすることで、ツルッとした仕上がりになります。

蒸しタオルのよさがわかったところで、蒸しタオルを作っていきましょう。

時間も手間もかからない!蒸しタオルの作り方

それでは、蒸しタオルの作り方をお伝えします。

床屋さんなどで、使われている蒸しタオルを想像すると、準備が大変に思えますが、実は髭剃り用蒸しタオルの作り方は、とっても簡単なのです。

1.まずタオルを濡らしてから、しっかり絞ります。

このときの絞る度合は、温かくなったらそのまま使用するので、すぐに顔に乗せられる程度の濡れ具合にしておきましょう。

2.畳んでお皿などに乗せて電子レンジで温めます。

温める時間は、500Wで1分、700Wで40秒程度が程よい温度になるでしょう。

何度か蒸しタオルを作っていると、自分の好みの温度が段々わかるようになるので、それに合わせて温めてください。

それから、タオルを畳んでから、ジップロックの袋に入れてから電子レンジで温めると、温度も冷めにくく、水分も蒸発しにくい蒸しタオルを作ることができます。

3.電子レンジから取り出して完成です。

取り出すときは、くれぐれもやけどをしないように気を付けてください。

蒸しタオルができたところで、髭を蒸らして髭剃りをしてみましょう。

蒸しタオルを使った髭剃りの方法

それでは、蒸しタオルを作ったら、髭剃りをしてみましょう。

1.まず、髭剃りをする前に、しっかり顔の汚れを落とします。

汚れや余分な皮脂がなくなるだけでなく、カミソリの刃をスムーズに動かすことにも繋がるのでオススメです。

洗顔をした後は、早速蒸しタオルを使ってみましょう。

2.電子レンジから出したばかりの蒸しタオルは、とても熱いので、やけどに十分気を付けながら広げます。

3.広げたら、程よい温かさになるまで、熱々の蒸気を逃がすようにして冷まします。

4.髭が生えている部分をゆっくりと覆いながら蒸していきます。

髭は、蒸しタオルをすることで、元の状態から40%も水分量が上がると言われています。

髭が濃い人は、口の周りを蒸している間に、新たにもう1枚蒸しタオルを作っておき、1枚目が冷めてしまったら取り替えてください。

5.しっかりと髭を蒸したら、普段お使いのシェービングジェルを付けて、丁寧に髭剃りをしていきます。

髭の生えている方向に逆らってカミソリを当てて、剃った後に手で剃り残しがないか確認しながら行うと、ジョリジョリや剃り残しを見つけやすくなります。

夜にこの方法で髭剃りを行うと、朝の髭剃りでは、ちょっと伸びてしまった分を剃るだけになるので、忙しい朝でも時間短縮に繋がるでしょう。

このような方法で、しっかりと髭を剃った後は、アフターケアも大切です。

蒸しタオルを使用した、髭剃りのアフターケアをご紹介します。

時間がなくても髭剃り後のアフターケアは大切!

蒸しタオルを使って、しっかり髭剃りをしてツルツルな口回りになったのに、アフターケアをきちんと行わないと、肌を痛めてしまうことになりかねません。

その理由は、髭剃りをすると、髭と共に肌の角質もカミソリで削り取られてしまいます。

肌の角質層は、肌表面の水分を保持する働きがあり、それらが削られてしまうと、水分を保持できなくなり乾燥してしまいます。

そのため、たとえ正しい方法で髭剃りをしたとしても、肌は傷ついてしまうのです。

そこで、正しいアフターケアをして、赤くなったり、ヒリヒリとしない、さわやかな口回りに仕上げましょう。
まず、髭剃りの後は、肌に残ってしまっているシェービング剤や剃った髭などを洗い流します。

このときに、冷水で洗うと毛穴が引き締まり、髭剃り後に感じるかゆみや赤みを抑えられます。

顔を洗い終わったら、清潔なタオルで顔の水気を取り、髭剃りの後に使われる「アフターシェーブローション」などを使って、肌を整えましょう。

アフターシェーブローションには、アルコールが含まれていることがあり、敏感肌の人には、少し痛みを感じる可能性があります。

その場合は、後ろの表記などに「アルコールフリー」という記載があるものを使うようにし、肌に刺激を与えないようにすることが大切です。

朝の軽い髭剃りの後でも同じように、時間がなくてもきちんとアフターケアをして、肌のコンディションを保つよう心がけましょう。

蒸しタオルがもたらすその他の効果

蒸しタオルは他にも、さまざまな効果を発揮してくれるので、詳しく見ていきましょう。

・毛穴の黒ずみを落とす

鼻の頭をよく見てみると、黒い点々が見えることがありますが、これは毛穴の中に汚れがたまって黒く見えているのです。

蒸しタオルを鼻に当て、毛穴が開いたところでよく泡立てた洗顔料で顔を洗うと毛穴がきれいになります。

・顔のむくみを取り除く

蒸しタオルで顔全体を温めた後、冷たいタオルで引き締めると血管の収縮によってむくみの解消に繋がると言われています。

お酒の飲みすぎなどで起こる、顔のむくみを緩和するのにも効果的です。

このように、蒸しタオルは髭剃りをするとき以外にも活用できます。

手間や時間もかからず、電子レンジで簡単に作ることができるので、色々な用途で取り入れていきたいですね。

髭剃りのときは蒸しタオルを上手く活用しよう

髭剃りをするときは、ただそのまま剃るのではなく、きちんと蒸しタオルをして髭を柔らかくすると、剃りやすさも増すことがわかりました。

また、午前中に髭は最も成長するので、そのサイクルを上手く活用していきたいものです。

髭剃りをした後は、しっかりアフターケアをして、健やかな肌を保ちましょう。