男性でも女性でも、お腹の贅肉を気にされている方は多いと思います。
「少しお腹に贅肉が付いてきたな」と思っていても、なかなかすぐには、運動や対策などの行動に移せない方も多いでしょう。
そこで今回は、なるべく簡単に出来る方法で、少しずつでもお腹の贅肉に効果的な取り方をご紹介していきます。
いきなり激しい運動などではなく、簡単に出来て持続しやすい方法ですので、ぜひとも参考にしてチャレンジしてみてください。
お腹の贅肉を増やさないために!「水分補給」をかえてみよう
この見出しを読んで、「お腹の贅肉の取り方が知りたいのに、なぜ水分補給の話をするの?」と思った方も、まずは、説明を聞いて頂ければと思います。
わたしたちが日常的に摂取している飲料は、その種類によって、体型にまで影響を及ぼすことをご存知ですか?
例えば、スポーツやお仕事で汗をかいたときの水分補給には、爽やかなスポーツドリンクが身体に良くて、健康的なイメージがあります。
しかし、一般的な500mlのスポーツドリンクでは、糖分が約20g~30gも入っており、角砂糖に換算すると、なんと6個相当にもなるのです。
もちろんスポーツドリンクは、発汗した身体に必要とされる、大切なミネラル分の補給がしっかりと計算されている飲料ですので、激しい運動や過度の発汗時などでは、適切に摂取をするのが効果的でしょう。
但し、お腹の贅肉の取り方の視点から考えますと、一般的なスポーツドリンクを無造作に選んで、飲んでしまうことは避けたい所です。
そのため、日常的な水分補給の際は、余分な糖分を含んだ飲料を控え、糖分が少ない飲料にかえてみましょう。
たったこれだけで、身体とって良い効果をもたらし、体型の改善を図ることが期待出来ます。
お腹の贅肉が取りたい方は、スポーツドリンクではなく、カロリーオフや糖分ゼロの飲料を選んで摂取してみて下さい。
正しい贅肉の取り方!「お水の適切な補給」が効果的
お腹の贅肉の取り方として、生活習慣の中で少し変化を加えて、身近でなるべくお手軽な方法が物事を続ける近道だと考えます。
日々の生活で、持続しやすく効果的な方法は「お水の適切な補給」なのです。
長期的な視点で見ると、適切な量の水を摂取することはとても重要であり、体重を落とすためにも、とても効果的です。
通常、1日あたりの水の推奨摂取量は、成人の男性で約13杯(約2.6ℓ)、成人の女性ではコップ約9杯分(約1.8ℓ)と言われています。
ただ、水分を一気に摂取するのではなく、以下の点に着目して、生活の中で取り入れると効果的です。
項目1:食事の際にこまめな水の摂取
効果:満腹中枢に作用し、過剰なカロリー摂取を抑制(早食いの予防)
項目2:1時間に1回程度の水分摂取(食事前には特に有効)
効果:空腹時の食事量を制限することが可能(胃袋と脳が水で満たされていることによる)
こうした上手な水分摂取でカロリーを抑え、お腹の贅肉を増加させないようにしましょう。
お腹の贅肉の取り方は、簡単な運動でも効果アリ!
「お腹の贅肉が落ちない」「贅肉の取り方がわからない」という方は多いと思います。
さらに、「色々とチャレンジしたけれど長続きしない」なんて、周りでよく耳にします。
ダイエットには、ジムに出向いておこなう専門的な運動や、エステティックサロンなどのマッサージといった、身体へ直接アクションをおこなう方法がありますが、お金と時間が必要になります。
しかし、なかなかすぐには取り掛かれないですし、ハードルも高いでしょう。
そこで、簡単で手軽な「ながら運動」をご紹介します。
以下のながら運動は、動画や小説などを見ながら簡単に出来ますよ。
ながら運動その1:プランク
運動方法:うつぶせになり、そのまま両肘で身体を持ち上げて、肘で腕立て伏せをする状態をキープします。
およそ30秒から1分くらいを3セットおこないます。
効果:お腹のインナーマッスルが鍛えられて、基礎代謝が上がり余分な贅肉に効果があります。
ながら運動その2:ドローイン
運動方法:背筋を伸ばし、腹式呼吸で大きく深呼吸をした状態でお腹がへこんだ状態をキープして、呼吸を継続します。(お腹はへこんだままを維持します。)
効果:体幹が鍛えられ、ぽっこりお腹が解消され贅肉が減少します。
上記でご紹介した2つの簡単運動は、場所もお金も不要で、気付いたときにすぐにおこなうことが出来ます。
贅肉の取り方として有効な手段なので、ぜひ試してみて下さい。
日常生活でお腹を意識する!継続が大事な贅肉の取り方
前述した、飲料の摂取方法や運動だけではなく、お腹の贅肉の取り方にはさまざまな方法があります。
普段の生活の中で、少しだけお腹に意識を持っていくことで、贅肉を落とすことが期待出来るのです。
何気ない生活シーンで、前項でご紹介したドローイン(お腹をへこませたまま呼吸をすること)を活用し、お腹への意識を高めてみて下さい。
①歩行中や階段の上り下りの最中。
②電車やバスなどで、立ってつり革などに掴まっているとき。
③横断歩道やエレベーター、行列の並び待ちのとき。
上記であげた項目は一例ですが、お伝えしたい点は「ふとした少しの空き時間に、お腹に意識を向けること」なのです。
皆さんは、少しの待ち時間や空いた時間は、どう使われていますか?
スマートフォンを触ったり、考え事をしたりする人も多いと思いますが、そのような本当に少しの空き時間に、ドローインをぜひ活用してみて下さい。
意識を集中させてお腹をへこませても、周りの方からは、特に気付かれることもなく、気軽におこなうことが出来ます。
お腹の贅肉は、数日では落ちないかも知れませんが、毎日の細かい積み重ねが重要になり、継続すればそれだけ効果がしっかりと付いてくるものです。
自分自身の意識を少し変化させるだけですので、ぜひ頑張って続けてみて下さい。
お腹の贅肉は、腹筋用の機械などで取れる?
よく通販番組や家電量販店などで見かける、腹筋を鍛える機器や商品に効果はあるのでしょうか?
少しお金を出しても「効果があるのであれば使用したい」という方もいらっしゃると思いますので、機械や商品を用意してテストをしてみました。
実際に、筆者がいくつかの実物を試してみた結果を参考としてお伝えしたいと思います。
商品1:加圧式ベルト
商品説明:ゴム製のお腹を強制的に圧迫して細くする、腹巻のようなものです。
使用期間:約3か月
効果:効果小(筋力は付きませんでした・お腹の贅肉も取れませんでした)
総括:お腹の贅肉を取りたい方にはお勧めしません。
商品は強制的に細いズボンを履くようなイメージで、着ている最中はとても苦しかった点、また暑い時期にはすごく内部が蒸れて不快な状態でした。
商品2:EMSベルト(EMS=Electrical Muscle Stimulation 電気筋肉刺激)
商品説明:テレビショッピングなどで有名になった、弱電気を流すベルトです。
使用期間:約4か月
効果:効果は△(腹筋は固くなりました・お腹の贅肉は取れませんでした)
総括:流行りの機械でしたので、効果を期待してみましたが、目に見えての効果は腹筋が固くなった点のみであり、お腹の贅肉が取れてのサイズダウンなどはなく、宣伝広告のような劇的な効果は得られませんでした。
贅肉の取り方として、機械を使用するのは個人差があるために、筆者の例はあくまで個人意見となりますが、せっかくお金を掛けて商品を購入するのであれば、慎重に購入をして頂きたいので、参考データとなれば幸いです。
お腹の贅肉を取るために必要な期間はどの位?
今まで、なるべく簡単な方法と視点で、お腹の贅肉の取り方をご紹介しましたが、実際に効果があらわれる期間はとても気になる点だと思います。
筆者の例より、実践して効果があらわれた期間をご紹介していきます。
また、個人毎に身長や体重、体調などが異なるため、あくまで筆者の実践例としてご紹介します。
①スポーツドリンクなどの糖分が高い飲料を控えること
効果が出た期間:約2か月目から
②1日に必要なお水を適正量摂取すること
効果が出た期間:約1か月目から(便通とお腹のぽっこりが少し解消)
③ながら運動を取り入れたこと(プランク・ドローインの実行)
効果が出た期間:約1か月目から(お腹のサイズダウン)
以上の内容が実践を開始してから、効果が目に見えて出てきた期間です。
各項目の取り組み結果は個人差が出るかと思いますが、筆者自身はしっかりと効果が表れたので、自信を持ってお伝え出来る取り組み内容です。
まずは、一番すぐに実行しやすい「水分を適正量摂取する方法」よりお試し頂ければと思います。
お腹の贅肉は少しの工夫で減らすことが出来る!
今回は、普段の生活の中でなるべく簡単にお腹の贅肉を取る方法をお伝えしました。
実際に「お腹の贅肉を何とかしたい」と思ったときがチャンスですので、ぜひ取り入れて、行動してみて頂ければと思います。
お腹の贅肉には、劇的な取り方というのはないでしょう。
しかしながら、普段の生活の中で、少しの変化を加えたり、気にしたりすることで少しずつ改善することが出来ると思いますので、参考として頂ければ幸いです。