男性の象徴ともいえる「エラ」ですが、顔が大きくみえてしまったり、角ばっていることでキツイ印象を与えてしまったりします。
「気になるエラをなくすには?」という悩みを解消させる方法のひとつとして「マウスピース」を使うことをおすすめします。
エラが張った顔の印象を改善することで、小顔効果が得られたり、就寝中の癖を改善することにも繋がります。
まずは、自分に合ったマウスピース選びから始めましょう。
さらにステップアップした「エラ張りの解消法」もご紹介します。
エラをなくすためにはマウスピースが効果的
気になっているエラをなくす方法として、マウスピースをおすすめするワケをご説明します。
まず、エラが張っている原因のひとつとして「咬筋」という筋肉の発達があります。
前と比べてエラの張りが気になる場合は、知らず知らずのうちに、咬筋が発達したことが原因です。
咬筋は咀嚼する際に使う筋肉で、食事などで毎日使う筋肉ですが「食いしばり」「歯ぎしり」が咬筋を発達させる大きな原因になります。
また、エラの左右で張りに差がある場合は、片側に負担がかかっている場合が多いです。
例えば、荷物をいつも同じ手で持ったり、片側の歯ばかり使って食事するということが左右差を生む原因となります。
その咬筋の発達によるエラの張りを手軽に改善できるのが「マウスピース」になります。
マウスピースは基本的に就寝中に付けるので、忙しい男性には特におすすめです。
エラをなくすためのマウスピースを用意しよう
マウスピース使ってエラをなくすためには、まずマウスピースの準備をしましょう。
マウスピースは、歯科医院に相談して作成する方法と、市販品を購入する方法があります。
しっかりと「食いしばり」「歯ぎしり」を改善をするためには、もちろん歯科医院で相談することが必須となります。
相談の上、マウスピースを作成するので安心感やフィット感がありますが、時間と費用がかかります。
回数は最低2回は必要で、保険が適用される場合が多いです。
実際に相談する歯科医院に、あらかじめ問い合わせするとよいでしょう。
まずは「手軽に始めてみたい」という場合は、市販品から試してみてはいかがでしょうか。
ドラッグストアや通販で時間の空いた時に、気軽に購入することができます。
市販されているものは形があらかじめ決められている商品が多いですが、市販品の中にも自分でマウスピースを作成できるものがあります。
歯科医院まで行かずに、自分の口に合ったマウスピースが作れるのでおすすめです。
しかし「自分でうまく作れるのか」と不安になる方も多いでしょう。
それでは、マウスピースを作成する手順をご説明します。
①最初に、口に入れる練習をして、位置のイメージをつかみましょう。
②マウスピースをあたためて口の中にいれ、指で歯・歯茎に強すぎない力で押し当てます。
③マウスピースと歯の隙間にある水分や空気を吸いだし、唇と舌を使って密着させてください。
④口を動かし、発音してみたり、、鼻の下を伸ばしたりして、口に合わせた形に仕上げます。
⑤かみ合わせは、強くかみきらずに歯型がつく程度にしましょう。
⑥マウスピースが冷えたのを確認してから取り出します。
⑦歯の内側のアーチ部分を、歯型から5㎜程度離した部分でカットして完成です。
注意点として、取扱説明書に目を通して、温める温度は特にしっかり守りましょう。
エラをなくすためのマウスピース使用方法
マウスピースは、いつ使うのが効果的なのでしょうか。
咬筋の発達がエラをなくすことができない原因です。
そして咬筋の発達を無意識にしてしまうのは就寝中です。
つまり「就寝中」にマウスピースを装着することが効果的です。
寝ている間の「歯ぎしり」「食いしばり」が原因となる場合が多いです。
就寝中は無意識のため、意識的に防ぐことができません。
歯ぎしりは、咬筋を発達させることだけでなく、奥歯が削れてしまうのです。
マウスピースをすることにより、奥歯の歯ぎしりを防ぐ効果が期待できます。
食いしばりは、就寝中だけでなく、日中の食いしばりの癖からきていることも原因のひとつです。
就寝中にマウスピースをすることにより、食いしばりを防ぐことができるため、日中の食いしばりの癖も自然と解消されることもあります。
しかし、効果の高い就寝時にマウスピースを口に入れるだけでは、朝に外れてしまうことがあります。
外れてしまう対策として「入れ歯用安定剤」で固定することで就寝中の外れを防ぐことができます。
そうすることにより、紛失や思わぬ事故も防ぐこともできます。
マウスピースのお手入れ方法は?
マウスピースは、毎日きちんとお手入れすることが大切です。
きちんとケアすることで、マウスピースの劣化を防ぐことができ、長持ちさせることができます。
口内にはたくさんの細菌が存在しており、当然、マウスピースにも付着します。
さらには長く使うことで歯と同じように歯石もつきやすいのです。
マウスピース用の洗浄剤や入れ歯用の洗浄剤などを使ってお手入れすることをおすすめします。
マウスピース用の洗浄剤は、全体に吹き付けて汚れがある部分はガーゼなどで拭き取り、流しましょう。
入れ歯用洗浄剤は、水に錠剤とマウスピースを入れておくだけです。
どちらも簡単にできる方法なので、男性でもしっかりとケアすることができます。
ただし、毎日の歯磨きついでにマウスピースを歯ブラシでゴシゴシ洗うことはおすすめしません。
歯ブラシや研磨剤でマウスピースの表面に傷をつけてしまい、マウスピース自体の黄ばみや傷のついた部分に細菌がついてしまいます。
見えない細菌が付着したマウスピースを使うことで、エラの張りをなくす効果はあったとしても、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
直接口に入るものなので、常にきれいな状態を保ち、衛生的に保管しましょう。
エラをなくすためには錯覚を用いた方法もある?
エラをなくすためにはマウスピースをおすすめしてきましたが、髪型や髭、ファッションでもエラの印象を変えることができます。
例えば、髪型でエラをカバーするスタイルにしてみてはいかがでしょうか。
髪型次第で、エラの印象を感じさせないようにしたり、エラをスッキリ見せることもできます。
エラが張っている男性は「ひし形」を意識した髪型にするとバランスよく見えます。
エラを気にしていることをしっかり美容師に伝えることも重要です。
次に、髭は男性ならではの武器ですから、髪型にプラスしてみましょう。
口周りに生やして顎髭までを繋げることで、口周りに印象がいくようになります。
また、縦のラインができるためエラへの印象が薄くなります。
そして、全体的なファッションとして、髭と同様に縦を意識したスタイルにすることによって、顔の横の印象を和らげることができます。
帽子はツバ広のものを浅くかぶることで、おでこに印象がいきます。
トップスの首元はスッキリとしたVネックで、丸襟を選ぶならジャケットでVラインをつくりましょう。
カラーは肌の色に近いものをチョイスすることで、エラの浮きを防ぐことができます。
アクセサリーは、ロングネックレスやVラインの出るアクセサリーで縦の印象を与えましょう。
髪型・髭・ファッションをご紹介しましたが、目の錯覚を活かした方法で即効性があります。
したがってマウスピースと併せることにより、相乗効果が増します。
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
エラをなくす方法は小顔効果につながる
エラの張りが気になるということは、小顔対策を実践することでエラをなくす近道になります。
シャープな輪郭になる小顔対策をご紹介します。
【咬筋マッサージ】
マウスピースで咬筋の発達を防ぎながら、咬筋のマッサージをすることでエラ張りをなくす効果が格段にアップします。
①歯を食いしばって、出っ張る部分を確認します。
②左右同時に、耳下から、出っ張る部分までを中指と薬指でくるくるとマッサージしましょう。
③30秒で1セットを一日3~4回行います。
注意として、優しくマッサージすることと、やり過ぎないことです。
力強くマッサージしたり、回数を重ねてしまうとエラが腫れて逆効果となってしまいます。
【昼間も食いしばらない】
就寝中は、マウスピースを装着することによって食いしばりを予防することができます。
しかし、昼間の仕事中や外出中はマウスピースを装着することが難しいため、意識して予防するしかありません。
食いしばりは無意識にしてしまうため、日頃の習慣で食いしばらないように「舌を上顎に密着させておくこと」で、日中の食いしばり対策をしましょう。
【小顔グッズの活用】
時間の空いた時にできるような小顔グッズを使うことも効果的です。
小顔ローラーやシェイプローラーは、コロコロと転がすだけなのでとても簡単です。
また、サウナマスクなどもフェイスマスクも発汗を促し、顔の脂肪燃焼ができるため人気です。
マウスピースにプラスすることが重要
マウスピースは就寝中に装着することで、咬筋の発達を抑えることができ、予防することができます。
しかし、日中にエラをなくすためにどうするかを考えることも重要です。
就寝中のマウスピースに加えて、マッサージをしたり、身なりに気を使うことで、エラの印象を少なくすることができます。
ご紹介したことは、どれも少しの努力でできることなので、男性でも気軽に始めてみてはいかがでしょうか。