「老け顔だね」と言われて、良い気持ちになる方は少ないと思います。
しかし、子供は正直で残酷なもので、学校に通っていると大人顔の子はいじられたりもしますよね。
そもそも老け顔というのは、どんな特徴がある顔のことなのでしょうか。
20代から老けていると言われないために、何に気をつけたら良いのでしょうか。
中学生のときにスーツで街を歩いていたらサラリーマンに間違われた筆者が、老け顔のメリットなども考えてまとめました。
年代別の顔の特徴!(個人差アリ)
老け顔だと言われる方にはいくつかの理由があり、もともとの顔立ちが童顔なのかそうではないのか、という根本的な問題もあります。
顔の長さや目鼻立ちによっても、若く見えるか落ち着いて見えるかは決まってくるのです。
では、年代別の顔の特徴を具体的に挙げてみましょう。
〇幼児期~子供時代
目と口の間が狭く、鼻が短めで、顔の下半分も小さく短めになります。
口や鼻の幅も狭いことが多いでしょう。
また、個人差はありますが、目と目の間が広いと余計に幼く見られます。
〇成年期
10代後半から20代、30代くらいの年代では、顔立ちはしっかりとしつつもエネルギッシュな雰囲気がただよいます。
口の幅や目と目の幅が狭くなったり、顔の下半分がゴツくなり、これも個人差がありますが、顔が長くなっていきます。
また、眉毛や髭が濃くなったりします。
〇中年
しわやシミが増え、筋肉が落ちて全体的に下がってきます。
また、あごのラインがもったりして、四角く見えるようになる方も多くいます。
さらに年齢を重ねると、唇が色あせてしぼんだり、眉毛が薄くなることもあります。
老け顔の特徴!老けて見られる原因
年代別の顔の一般的な特徴を挙げていきましたが、「いくつになっても若々しく見える方」というのは、子供時代に見られる顔の特徴をいつまでも保っている方、ということも言えます。
つまり、顔が小さくて縦幅が短めで、丸顔だったり卵型の顔だったりするのです。
また、口が小さめ、目と目の間隔が広い、ということも挙げられます。
それとは逆に、老け顔だと言われる顔立ちの特徴は、縦幅が長い、四角い顔、一重、しわが多いことなどが考えられます。
これは、マッサージやダイエットなどで改善できることもありますが、もともとの顔の造りが原因なので、受け入れるか、整形するしかありません。
しかし、他の原因もあります。
それでは次に、自分で改善できる原因について挙げていきます。
・クマ
目の下のクマは、睡眠不足や疲れで浮かんでしまうものですが、これによって一気に年上に見られてしまいます。
・顔のたるみ
20代くらいでも、顔がたるんでいる方はいます。
これは、表情筋の衰えが主な原因です。
20代からでも老け顔と言われる特徴 ①
引き続き、老け顔に見られる特徴をご説明していきます。
・肌荒れ
ニキビや吹き出物で肌が荒れてしまうと、若々しく見られなくなることが多々あります。
顔がブツブツになると、いくら男前でも印象は悪くなってしまいますよね。
・ほうれい線
ほうれい線だけではなく、目の下のシワや、笑いジワなどでも老けて見られます。
特にほうれい線は、20代でくっきりとできてしまうと、悩ましいものです。
これは、さきほどの「顔のたるみ」と同じで、表情筋の衰えが原因と言われていますが、他の理由や遺伝的な要因も考えられるでしょう。
・シミ
紫外線を浴びることが多く、日焼け止めなどのケアをしていないと、年齢を重ねるうちにシミが目立ってきます。
大きくて濃いシミは顔の中でもよく目立ち、老けてみられる原因になります。
・髭剃り跡
10代~20代でも、髭が目立つと「おじさん」という印象が強くなります。
映画が好きな方は、髭を伸ばしていた俳優が剃ると一気にイケメンになる、「髭マジック」を見たことがあるかもしれません。
海外の方は日本よりも、「大人っぽくワイルドに見せたい」と思う場合が多く、オシャレ髭を楽しんでいる方も多いですよね。
しかし、現代の日本人が好むのは小顔&童顔で、髭はさっぱりと剃っておいた方が、異性受けは良いでしょう。
20代からでも老け顔と言われる特徴 ②
老け顔と言われてしまう特徴や、その原因についてご紹介してきましたが、老けて見られる理由は、他にも考えられます。
それは、「清潔感がない」ということです。
顔が脂ぎってベタベタしていると、20代でも「おじさんみたい」と思われることがあります。
男性ホルモンが活発な証拠ではあるのですが、モテたいのなら顔のベタつきは、なんとかしなければいけません。
気になる方は、洗顔や化粧水などスキンケアをしてみたり、油とり紙で皮脂をとるなどしてみましょう。
また、食生活の見直しも大切です。
さらに、顔のくすみも問題点の一つです。
顔色が悪かったり、透明感がないと老けてみられます。
くすみの原因が内側からくるものなのか、乾燥や角質溜まりのせいなのかにもよりますが、若く見せたいなら、くすみ対策も大切です。
20代からはスキンケアを!体全体の印象も老けてみられる原因に
老け顔だと見られてしまう特徴として、他にも「きめが粗い」ということがあります。
毛穴が開いていたり、黒ずんでいると老けて見られがちです。
赤ちゃんの肌はきめ細やかで、毛穴が見当たらないほど、ツヤツヤに光り輝いていますよね。
一方で、高齢者になるとどうしても肌のきめは粗くなっていきます。
10代、20代でも、イチゴのような肌に悩んでいる方はいるのではないでしょうか。
毛穴の大きさにも遺伝が関係していますが、スキンケアで目立たなくしたり、ピーリングで黒ずみを改善することは可能です。
ピーリング後には、保湿を忘れないようにしましょう。
このように、老けて見られる原因は多々ありますが、体つきや姿勢、声なども関係してきます。
首のシワ、たるんだ体、猫背、声の覇気のなさなど、思い当たることはないでしょうか。
顔のことだけを考えて気にするより、そうした点とあわせて改善していくと良いでしょう。
老け顔はプラスのイメージも!
老け顔の特徴があるというだけで、クラスメートや同僚からいじられたり、責任ある立場を任されたり、「年上好き」な女性にモテたり、いろいろと苦労することはあります。
しかし、老け顔にはメリットもあります。
例えば、「頼られたい」と思っている人にとっては、20代でも落ち着いたイメージをかもし出せるので都合が良い、ということになります。
男らしく、包容力のあるイメージは、ポジティブに考えればモテ要素です。
また、大人っぽい顔立ちの方は、ある程度の年齢に達するとそれ以上老けて見られない、ということも聞きます。
逆に、小顔で童顔の方のほうが、シワやくすみで一気に老けてみられやすい、と言われることもあるのです。
さらに、「ギャップ萌え」もねらえます。
初対面では老けて見えても、実際はアクティブだったりすると、そのギャップを魅力的に感じる女性もいます。
女性の中には、自分よりも小顔で童顔の男性を「並ぶと自分が老けて見られそう」と思う方もいるようですから、あえて落ち着いた顔立ちの男性を選ぶ場合もあることでしょう。
老け顔だっていいじゃない!
老け顔の特徴を自分と見比べて「やっぱりそうだったか...。」と肩を落としている方はいらっしゃるでしょうか。
ご安心ください。
顔のたるみがカワイイと思う女性もいますし、笑いジワなどは同性から見ても魅力的にうつります。
自分に自信を持って、なるべく清潔感を演出できるように気を配れば、「渋い」「頼もしい」というプラスのイメージに変わります。
肌荒れやクマなど、改善できることは努力しつつ、先天的なことは気にしすぎないようにしましょう。