みなさんのお腹周りはポッコリしていませんか。
顔や手足はスリムなのに、お腹だけ出ている男性は意外と多いですよね。
年齢を重ねるにつれ基礎代謝は低下し、脂肪が燃焼されにくくなっていきます
何も対策をしないままでは、どんどんお腹に脂肪が溜まっていってしまいます。
お腹の脂肪を自分でマッサージして落とせたらいいですよね。
そこで今回は、お腹の脂肪を落とすマッサージ方法をご紹介します。
男性は内臓脂肪が溜まりやすい
お腹の脂肪が気になるのは、女性だけではありません。
男性も、見た目で目立ってしまうポッコリお腹は気になりますよね。
ですから、知らず知らずにお腹周りをさすってマッサージしている方も街で見かけます。
きっと「少しでもお腹の脂肪を減らしたい」、という深層心理が表れているのでしょうね。
お腹の脂肪がつく原因には、単純に食べ過ぎや、加齢に伴う筋肉の衰え、運動不足などが考えられます。
女性は皮下脂肪が溜まりやすく、男性は内臓脂肪が溜まりやすくなります。
実は、男性につきやすい内臓脂肪は女性の皮下脂肪と比較すると、分解されやすく落ちやすい特徴があります。
その理由として内臓脂肪は、その名前の通りに、お腹にある内臓の近くにつくからです。
人間のお腹部分には、毎日フル稼働してくれている胃や腸がありますよね。
そのため、身体がエネルギーを必要とする際に、活用されやすいのです。
内臓脂肪とは反対に皮下脂肪は、内臓から離れたところにつきやすいので、即戦力のエネルギーとして活用されにくいので、一度身体についてしまうとなかなか落ちにくいのです。
お腹の脂肪を落とすにはどんな方法がある!?
お腹の脂肪は大きく2つに分類されます。
皮下脂肪と内臓脂肪です。
男性に多いポッコリお腹の正体は、内臓脂肪です。
前項でお話ししたように内臓脂肪は、身体から除去しやすい特徴があります。
今回は、マッサージでお腹の脂肪を落とす方法にスポットを当ててご紹介しますが、その他の基本的なことにはどんな方法があるのでしょうか。
●筋トレで筋肉量を増やし、基礎代謝を良くする
●カロリー密度の低い食事をとる
これらは当たり前のことだと思いますよね。
しかし、多くの人があまり効果的でない筋トレを行ったり、食事のコントロール方法を間違えているのです。
筋トレ自体の消費カロリーに大きな期待を寄せても、残念ながら簡単に痩せることはできません。
運動による消費カロリーは、「運動時間の長さ」と「運動強度」に比例します。
例えば、腕立て伏せを思い出してみてください。
運動強度は高いですが、運動時間は短いですよね。
筋トレはあくまでも「筋肉量を増やし、基礎代謝を良くするため」のものと考えましょう。
基礎代謝が良くなれば、太りにくい身体作りをすることも可能ですよ。
そして筋トレと同時に必要なことは、カロリー密度の低い食事をとることです。
カロリー密度の高い脂質は控えて、少しの糖質とタンパク質や食物繊維、水分を沢山含む食事をとることで、満足感も得られて、なおかつ低カロリーになるのです。
野菜スープ・味噌汁・赤身の肉・納豆・卵などを積極的に摂取しましょう。
お腹の脂肪を落とすマッサージ方法①
それではいよいよ、お腹の脂肪を落とすマッサージ方法についてご紹介していきます。
ついつい求めてしまいがちな即効性はありません。
しかし毎日継続することで、お腹の脂肪とサヨナラできるはずです。
何事もそうですが、根気よく継続することが大切ですよ。
「スリムなお腹は一日にしてならず!」です。
①みぞおちに両手を当てます。
下の方へずらしていき、時計回りに回して、脚の付け根部分に流し込みます。
②腰骨のすぐ上あたりから時計回りに回し、少し力をいれてマッサージし、脚の付け根部分に流し込みます。
③数回行なったら今度は回さずに、腰骨のすぐ上あたりからそのまま脚の付け根部分に流し込みます。
さするようにして、力をこめないように気をつけましょう。
④みぞおちの横から時計回りに、小さな丸を描くようにマッサージしましょう。
そして、鎖骨リンパ節に向かうイメージで流してください。
⑤腰骨のすぐ上あたりから、そのまま脚の付け根部分に流し込みます。
⑥お腹全体を時計回りに回し、脚の付け根部分に流し込みましょう。
お腹の脂肪を落とすマッサージ方法②
お腹の脂肪を落とすマッサージ方法はまだありますよ。
このマッサージ方法は洋服の上からもできます。
仕事の休憩時間などに、習慣化して行えるといいですね。
では、見ていきましょう。
①まず最初に、腸の動きに合わせてマッサージをしましょう。
この時、ひらがなの「の」の字を描くように回してください。
②次に、お臍の下あたりから始めて右側に引き上げて、左方向に持っていき肛門方向へ流し込んでください。
マッサージをする際は、人差し指から小指までを使いましょう。
ここで注意点があります。
それは、肩の力をいれすぎないようにすることです。
「効果を得るためにはちゃんとマッサージをしなければ!」と意識してしまうと、肩の力が入り過ぎてしまうことがあります。
あまり意気込み過ぎずに、リラックスしてマッサージを行ってくださいね。
③ ②を20回くらい繰り返します。
お腹の脂肪を減らせる呼吸法&マッサージ方法
ここでは、お腹の脂肪を減らすのに効果的な呼吸法とマッサージ方法をご紹介します。
「呼吸法でお腹の脂肪が減らせるの!?」と少し疑ってしまいますよね。
実は、お腹の柔軟性が良くなると脂肪が落ちやすくなるのです。
これからご紹介する呼吸法とお腹のマッサージを併用することで、お腹の脂肪は落ちやすくすることができますよ。
日頃の呼吸をちょっと意識して変えるだけですが、結果に違いが出てきますよ。
まずは、呼吸法のやり方です。
①3秒くらいかけて鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。
②そして1回息を止めましょう。
③10秒~15秒かけて、口からゆっくりと息を吐いて、お腹をへこませます。
お気づきの方もいると思いますが、これはメジャーな腹式呼吸方法です。
常日頃から腹式呼吸を心がけている方もいるかもしれませんね。
腹式呼吸を行うことで、インナーマッスルが鍛えられます。
次は、マッサージ方法についてです。
先ほどご紹介した腹式呼吸と合わせて行いましょう。
①呼吸法の吐くタイミングに合わせて、お腹の左右をグーッと押しましょう。
②次に、息を吐きながらお臍の上もグーッと押します。
③ ①と②を5回~10回繰り返してください。
お腹のたるみを解消!リンパマッサージ方法
年齢を重ねることによって男女問わずに、お腹のたるみがでてきてしまいます。
たるんだお腹を見て、「歳をとったな…」と痛感する方もいるでしょう。
お腹のたるみの原因の一つに、むくみがあります。
ですから、内臓脂肪と同様にお腹のたるみも、マッサージでリンパの流れを良くしてあげることで、改善効果が期待できるのです。
最後に、お腹のたるみを解消してくれるリンパマッサージ方法をご紹介します。
①顔は正面を向いてキープしたまま、身体を横にひねりましょう。
②脇腹に両手を当てて、左右交互に絞るように動かしてください。
この時のポイントは「ギュッ!ギュッ!」とリズミカルにマッサージすることです。
③お臍の下に両手を置いて、お腹全体に大きな円を描くように、時計回りにマッサージしましょう。
指のお腹全体を使うように意識してください。
④両手の掌で、お腹全体を優しく叩いてください。
力強く叩くことは痛いだけで何もメリットはないので、絶対にしないようにしてくださいね。
女性と比較して、男性で悩んでる方は少ないと思われますが、便秘や冷え性改善にも効果が期待できますよ。
マッサージでお腹の脂肪を改善しよう!
あっという間にお腹に脂肪はつきますが、年齢とともにお腹の脂肪は落ちにくくなってきます。
しかし、今回ご紹介したマッサージを継続すれば、お腹の脂肪をスッキリさせる効果は期待できます。
マッサージと同時に、筋トレをしたり食生活に気をつけることも大切です。