誰しも少なからずコンプレックスや悩みの種となってしまっていることがあるかと思います。
そのなかでもエラ張りにお悩みの男性の方もいらっしゃいますよね。
エラ張りは生れ持った骨格によって引き起こされていると思われがち。
しかし、実は要因はそれだけではありません。
そこで、当記事ではエラ張りの要因と考えられていることを解説していくとともに、解消策としておすすめのマッサージやエクササイズのやり方をご紹介していきます。
エラ張りに悩んでいる人は少なくない
外見的なお悩みのなかでも、エラ張りにお悩みの男性の方はいらっしゃいませんか。
エラが張っていても何も気にならないという人もいれば、どうしても気になってコンプレックスにまでにもなってしまう人もいらっしゃいますよね。
悩んでしまう人のなかには、「気が強そうに見えるのが嫌!」「顔が大きく広がって見えて辛い」などの声をよく耳にします。
自分で解消が見込める方法を試している人もいらっしゃいますよね。
例えば、マッサージやエクササイズ、ツボ押し、髪型を変えるなどの方法が多い印象です。
美容への関心が高い女性のなかには、美容外科や美容皮膚科などでの施術をしてもらうという人も存在します。
男女問わず、エラ張りにお悩みの方は少なくはないのですね。
こちらの記事ではエラ張りにお悩みの方に向けて、その改善方法をお伝えしていきますので参考にしてみてくださいね。
エラ張りの要因は「生まれ持った骨格」以外にもある!
エラ張りが目立ち、それがどうしても気になってしまうと気分が沈んでしまうこともあるでしょう。
そんなエラ張りはどうして起こってしまっているのでしょうか。
一番最初に思い浮かぶ要因として挙げられることは、「生まれ持った骨格」ではないでしょうか。
たしかに、生まれ持った骨格が関係してエラ張りが目立つ場合も少なくはありません。
一般的な印象としてこのように考えてしまう方が多いのも現状ですよね。
しかし、エラ張りの引き金になってしまっていることは、なにも生まれ持った骨格だけではありません。
生まれ持った骨格がエラ張りの引き金になっている場合と違って、マッサージなどを行うなど自分の努力次第で、エラ張りの解消に近づくことが可能になる場合も存在しています。
では、その要因は一体なんなのでしょうか。
次の項でくわしくみていきましょう。
マッサージなどで解消の余地あり!「咬筋」が関係しているエラ張り!
前項で挙げたように、エラ張りの要因として「生まれ持った骨格」がありましたが、こちらでは他の原因についてふれていきます。
結論からいいますと、「咬筋(こうきん)」と呼ばれる筋肉が深く関係していて、エラ張りが発生しているケースがあります。
咬筋はものを噛み砕くために機能する筋肉のことで、一般的にエラといわれている耳の下から顎までのラインに存在しています。
こちらの筋肉がたくさん使われるとエラ張りが起こってしまうと考えられています。
筋肉が発達するとどんどん大きくなるためです。
また、この咬筋が機能するのは、食べ物を噛み砕く場合だけではなく、歯を食いしばる際にも機能します。
ストレスを受けていると、自覚なしに歯を食いしばる癖のある方も多いようです。
ですから、意識的に歯を食いしばるのを予防することが必要ですね。
このような、咬筋が関係してエラ張りが発生しているケースは、マッサージなどで解消・緩和できる可能性があります。
エラ張りが発生するその他の要因について
エラ張りの代表的な要因として、上記では「生まれ持った骨格」と「咬筋の発達」を例に挙げてみました。
実は、このふたつの他にも、エラ張りの引き金となってしまうことが存在しています。
エラ張りの解消方法を探る前に、その他の要因についてもみてみてくださいね。
まず挙げられることは、「リンパの流れに問題が起きている」ということです。
一見、エラ張りとリンパは関係性が薄そうな印象ですよね。
しかし、エラのところにはリンパ節が存在していることがカギとなっています。
リンパ節とはリンパの流れが密集する箇所のことで、リンパの流れがよくない場合にはこのリンパ節にとどまってしまう恐れがあります。
その結果、エラにいらない老廃物がどんどん蓄積されることになり、エラ張りが発生してしまうと考えられています。
次に、挙げられることは、「余分な脂肪が顔にある」ということです。
顔に脂肪がたくさんあると、当然エラにも脂肪が溜まってしまうのは容易に想像できますよね。
むくみ以外にも、脂肪が引き金となって、エラ張りが発生してしまうケースも少なくありません。
これまで、エラ張りの引き金となる事柄について探ってみましたが、次項からはエラ張りの解消方法について紐解いていきましょう。
まずは、おすすめのマッサージについてふれていきます。
エラ張りを解消したい!最初はマッサージを試そう
エラ張りが発生してしまうと考えられている要因がさまざまであるように、解消策もさまざまです。
そのなかでもこちらの項でおすすめしたいのが「マッサージを行う」ということです。
まずは、咬筋の緊張感を解いてあげるマッサージを試してみましょう。
【咬筋のマッサージのやり方.1】
①耳付近のほっぺの側面に人差し指・中指・薬指をつけます。
②優しく指を動かしてマッサージします。
③口を開き、そのまま指を皮膚に押し付けます。
④口を閉じ、上方向に引っ張ります。
⑤この一連の流れを5回を目安に行いましょう。
【咬筋のマッサージのやり方.2】
①エラ張りが気になるラインに沿って、円を描くイメージで親指を動かします。
このとき、下方向から上方向に向かっていくように動かすのがポイントです。
②こめかみに人差し指・中指・薬指をつけ、親指をエラのラインにつけておきます。
③押し付けるようにしてマッサージを行います。
④この流れを数回行いましょう。
以上、おすすめの咬筋の緊張感を解いてあげるマッサージとして、2種類挙げてみました。
どちらかだけでも良いですし、両方行ってみるのも有効です。
場所を選ばずにできますので、自宅だけではなく、仕事の休憩中などでも試せるため、忙しい日々を過ごす男性でも挑戦しやすい対策法なのではないでしょうか。
マッサージ以外にも取り入れたい解消策
先ほどは、エラ張りの解消策として、咬筋の緊張感を解くマッサージを行うことをおすすめしました。
前項でお話ししたマッサージだけではなく、リンパマッサージを行うのも得策といえます。
また、セルフマッサージはあまり自信がないと感じている男性の方は、サロンでケアしてもらうという方法もひとつの手です。
サロンですとプロの方からマッサージをしてもらうので、より安心感が高まりますよね。
男性の方でも入店しやすいサロンもありますので、探してみてくださいね。
また、これだけではなく、他の解消策もあわせて行うとさらなる改善効果が期待できるでしょう。
こちらでご紹介したいのが簡単にできるエクササイズです。
【エラ張り対策エクササイズのやり方】
①口を「あ」の形にします。
なるべく口を大きく動かして、顔がストレッチされているのを感じてください。
②口を「え」の形にします。
首の筋肉が伸びている感覚があればOKです。
この状態で横向きになりましょう。
③顔の位置を戻して口を「い」の形にします。
ここで笑顔を作るとグッド!
④口を「お」の形にします。
口をとがらせて顎まで動かす意識をしてください。
⑤口を「う」の形にして完了です。
エラ張りは生れ持った骨格だけが要因ではない!
エラ張りと聞くと、生まれ持った骨格が影響を及ぼしていると思いがちなのかもしれません。
しかし、実際には、その他にも「咬筋の発達」「リンパの流れに問題が起きている」「余分な脂肪が顔にある」など、さまざまな要因があるといわれています。
ですから、何も努力をせずに諦めてしまうことは勿体ないですよね。
マッサージやエクササイズなど、エラ張り解消策を取り入れてみてはいかがでしょうか。