舌苔で舌が白いのは口臭の原因!?その理由と解決策

舌苔(ぜったい)をご存知でしょうか。

舌苔とは、舌が白く苔(コケ)の生えたような状態になっていることをいいます。

本来、人の舌はピンク色であることが望ましいのですが、この白い舌苔が生えてしまうと口臭などのトラブルを引き起こすといわれています。

ここでは、舌苔の原因と解決策について考えていきます。

舌が白い原因

本来人の舌は、ピンク色であることが望ましいとされています。

舌がピンク色なのは、舌の血行が良く毛細血管の流れが良い証拠です。

しかし、舌がピンクではなく、白いという方もいらっしゃるでしょう。

舌が白いのは、2通りのパターンが考えられます。

まずは、血行が良くないことです。

舌の元々の色が白い場合は、血行不良が原因の可能性があります。

寒い環境にいたり、筋肉量が低下している人は、身体全体の血行が悪くなっている可能性が高く、それにより舌が白くなることがあります。

そして、冒頭でもお話ししたように、舌苔も舌が白くなる原因です。

舌苔ができてしまうのは、舌の表面の隙間に細菌や食べかすが付着してしまうためです。

実は、この舌苔は舌がピンク色の方でも付着しているものです。

しかし、なんらかの原因で舌苔が異常に増加すると、舌が白くなることがあります。

舌苔のでき方は人によって様々で、舌の一部分にしかつかない人、舌全体につく人、奥側など、舌苔の付着する量や範囲は異なります。

また、体調によってもつきやすくなったり、あまりつかないときがあるなどの変化があるようです。

舌苔ができる原因

ここでは、舌苔によって舌が白い場合の原因について詳しく解説していきます。

まず、舌苔ができてしまう最も大きな原因は、口内が不衛生な状態であることが挙げられます。

というのも、舌苔ができる原因は、細菌や食べかすなので、口の中が不衛生になればなるほど舌苔は増える傾向にあります。

次に考えられるのが、口呼吸です。

鼻炎持ちや花粉症で、普段から口呼吸になっている方は、口内が乾いて唾液の循環が悪くなります。

この状態をドライマウスといいます。

唾液というのは、口内の汚れや細菌を洗い流す作用があるため、口内を清潔に保つ上では必要不可欠なものなのです。

その点口呼吸は、唾液の分泌を減少してしまいますから、舌苔がつきやすくなってしまうのです。

さらに舌が乾くと、汚れがこびりつきやすくなるという悪循環になり、どんどん舌苔を増加してしまうのです。

朝起きて、口臭がきついと感じたことはありませんか?

これは、寝ている最中に唾液の分泌量が減り、舌苔が増えてしまうためです。

いずれも舌苔ができてしまうことは、口内環境が悪いことといえますから、口臭の原因にもなります。

舌が舌苔は口臭の原因になる

舌苔ができているということは、口内環境が悪い状態になりますから、当然口臭の原因にもなります。

口臭が発生するメカニズムを説明すると、口内にいる細菌が食べかすや粘膜に含まれるタンパク質を分解する過程で臭いのもとを蓄積します。

そして舌が乾燥することで、臭い物質がガス化します。

これが口臭の元です。

つまり、口臭を改善するためには、臭いの元になる舌苔を取り除く必要があります。

舌苔が多い人は、やはり口臭がきつい傾向にあります。

口臭を改善するためには、しっかりと舌をケアして白い舌苔を取り除いていきましょう。

しかし、ただ舌苔を歯ブラシでゴシゴシと取り除けば良いわけではありません。

正しいケアについては、次に詳しくご紹介していきます。

誤った舌苔ケアは逆効果!?

口臭の原因である、舌苔を取り除くことで臭いを抑えることができます。

しかし、ただ単純に歯ブラシでゴシゴシと取り除くという方法は、却って悪化させてしまう可能性もあります。

歯ブラシで舌苔をゴシゴシと取る方法は、一見きれいになるかもしれませんが、舌表面の粘膜を傷つけることになります。

そのため、その傷に細菌や汚れがたまりやすくなり、よけいに舌苔がついてしまう恐れがあります。

舌をきれいにする方法としては、舌ブラシを活用すると良いでしょう。

ただし、この舌ブラシも歯ブラシと同様にゴシゴシと取り除く方法は好ましくありません。

正しい方法としては、以下の方法です。

1.舌の奥から手前に優しくブラッシングする

2.舌ブラシについた舌苔を洗い流し、2~3回きれいになるまで繰り返す

舌ブラシで舌苔を取るときは、必ず奥から手前へ向かって動かしましょう。

手前から奥へ動かしたり、前後に往復すると舌を痛めてしまったり、細菌を喉の奥へ追いやってしまう危険性があります。

白い舌が、ピンク色もしくは薄い白色になったら舌苔が取れた証拠です。

また、使用した舌ブラシは、雑菌の繁殖を防ぐためにも、きれいに洗ってしっかりと乾燥させてください。

舌苔ケアはいつ行うのが効果的?回数は?

舌苔のケアは無理やりではなく、優しく丁寧に行いましょう。

無理なケアは、舌を傷つけるだけでなく、健康な細胞までをもそぎ落としてしまう原因にもなり大変危険です。

そして、舌苔のケアは朝起きてすぐ行うのが一番効果的といわれています。

前にもお伝えしましたが、人は寝ている間に唾液の分泌量が減るので、舌苔がつきやすくなります。

寝起きすぐの状態は、口内がべたつき汚れているので口臭も強くなりがちです。

朝起きてすぐに、舌苔ケアを行うことで、一晩たまった白い舌苔をスッキリ取り除くことができます。

また、舌だけでなく歯も汚れていますので、歯磨きも一緒に行うとさらに効果的です。

舌苔のケアの頻度としては、舌に負担をかけないためにも1日1回にしておきましょう。

白い舌にしない!口臭予防のためにできること

ここまで白い舌、「舌苔」の原因、そして取り方についてご説明してきました。

舌苔ができてしまうのは、口内環境が悪いこと、またドライマウスである可能性が高いです。

口内環境が悪いのは、歯ブラシや舌ケアで改善することができますが、ドライマウスの場合は、根本的な原因を解決していくしかありません。

ここでは、口臭予防のために普段からできることについてお伝えしていきます。

●食事は良く噛んで食べる

食べものを良く噛むということは、唾液の分泌量を上げる働きがあります。

ドライマウスの方は、唾液の分泌量が少ない状態ですから、普段の食事を良く噛むことを意識してください。

●水分をこまめに取る

こまめに水分を取ることで、体内の水分量が保たれ、唾液分泌を促進させます。

実は、唾液は1日に1リットルから1.5リットルも分泌されているといわれます。

体内の水分量が保たれていない人は、いくら食事で噛むことを意識したとしても、唾液の分泌量が増えにくくなります。

少なくても、1日1リットルは水分を取るようにしましょう。

●タバコ・酒を控える

タバコやお酒には、唾液の分泌を妨げる働きがあるといわれています。

辞めるのが一番良いのですが、どうしても辞められないという方は、摂取する量を抑えることから始めてみましょう。

舌苔を防ぐためにできること

舌苔は誰にでもあるものですが、ドライマウスだったり、口内が汚れていることで増殖します。

舌苔が増殖すると、口臭の原因になってしまいますから、適切な方法で取り除いていきましょう。

普段からの生活を見直して、口臭に悩むことなく過ごしたいものですね。