クリームが無くて髭剃りできない!泡立つアレで代用できる?

旅行や出張の際に、普段使っているシェービングクリームをうっかり持っていくことを忘れてしまって、どうやって髭剃りしようか考えてしまった事はありませんか。

もしシェービングクリームがない場合、備え付けのボディーソープ等の泡で代用しても問題ないのでしょうか。

この記事では、髭剃りに使うシェービングクリームを他のもので代用できるのかどうかについてまとめていきます。

髭剃りしたいのにクリームが無い!泡立てて代用できるものは?

旅行や出張で宿泊した先で、朝の支度の髭剃りをしようとしたら、「普段使っているシェービングクリームを忘れてきてしまって、手元にない」なんて経験がある人も多いと思います。

昨日一日で伸びた髭を剃らないわけにもいきませんし、クリームなしで髭を剃ってカミソリ負けしてしまうのも嫌ですよね。

特に、剃り負けや肌荒れしてしまって、一日中ヒリヒリした肌で過ごすことになると思うと憂鬱になってしまいます。

宿泊先に備え付けのボディソープなどを泡立てて、シェービングクリームの代用品にしても大丈夫なのでしょうか。

また、他にシェービングクリームの代用品として使えるものはあるのでしょうか。

次の項から、シェービングクリームの代用品として髭剃りに使えるアイテムのご紹介をしていきます。

髭剃りクリームを泡立つ「アレ」で代用①

髭剃りに使うシェービングクリームは、泡によってカミソリの滑りを良くし、肌に傷をつけないようにする役割に加え、髭を柔らかくして簡単に剃れるようにするという役割があります。

また、製品によっては殺菌成分や保湿成分を配合することで、髭剃りで荒れてしまった皮膚の炎症を抑えたり整える作用があるものもあります。

ですから、以上に挙げた機能を満たせるものであれば、シェービングクリームの代用品として使えるという事になります。

そういう観点からみると、宿泊先のホテルなどに備え付けのボディソープが、代用品として候補に挙がってくるのではないでしょうか。

ボディソープは体を洗うためのものですから安心して肌に使えますし、しっかり泡も立つのでカミソリから十分に肌を保護してくれそうですよね。

しかし、ボディソープを使っての髭剃りはあまりおすすめできません。

なぜなら、ボディソープは皮脂汚れを落とすことを主眼において作られているため、使用後に肌が乾燥してしまう恐れがあるからです。

髭剃り後の肌には多かれ少なかれダメージが残るものですから、更に乾燥によってダメージを受けてしまうと、肌荒れを引き起こす可能性が高いのです。

以上の事から、肌が弱い方はボディソープを代用品として使っての髭剃りはおすすめできません。

それでは、他にどんなものがシェービングクリームの代用品として使えるのでしょうか。

よりおすすめなアイテムを次の項でご紹介します。

髭剃りクリームを泡立つ「アレ」で代用②

先ほどの項では、ボディソープで髭剃りをすることは肌が強い方以外にはおすすめできないという内容をお伝えしてきました。

それでは、旅行先で手軽に手に入るもので、シェービングクリームの代用品として使えるものは何があるのでしょうか。

実は、シェービングクリームの代用品として、通常は髪に使うはずのコンディショナーが便利だという事をご存知でしたでしょうか。

コンディショナーと聞くと、泡立ちが良くないため、シェービングクリームの代用としては向いていないのではないかと思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。

実際に使ってみると、かなり剃り味がいいことに驚きますよ。

また、比較的肌荒れもしにくいようです。

コンディショナーは髪に使うものですから、同じ毛である髭にもなじみやすく、また髪を保湿する成分のおかげで使用後の肌の乾燥も比較的抑えられるのでしょう。

ネット上でも、意外なほどの剃り味に驚いたという声を聴くことができます。

もし旅行や出張先の宿で髭剃りをする際には、シェービングクリームの代用品としてコンディショナーを試してみてくださいね。

正しい髭剃りの方法①~タイミング編~

シェービングクリームの泡を他のもので代用した場合、本来は髭剃りに使うものではないため、肌荒れのリスクが生じます。

そのため、正しい方法で髭剃りを行って、なるべく肌をいたわるようにしましょう。

ここからは、正しい髭剃りの方法をご紹介していきます。

■髭剃りは起床後30分たってからする

まず、髭剃りを行うのに向いたタイミングについてお伝えします。

髭剃りに向いたタイミングは、朝起きてから30分程度経過したときです。

髭は一日のうちで朝方に伸びやすいので、前日の夜に髭剃りをしても、朝にはまた髭面になってしまいます。

また、起床してすぐは顔がむくんでいるため、髭を深剃りすることができません。

以上の事から、朝、顔のむくみが取れてくる起床後30分後が髭剃りに向いた時間と言えるのです。

正しい髭剃りの方法②~手順編~

次に、髭剃りの正しい手順についてお伝えしていきます。

■髭剃りの手順

①髭剃り前にはお湯で顔を洗い、なるべく髭をふやかして柔らかくするようにしましょう。

可能でしたら蒸しタオルを使うのがベストです。

②髭が柔らかくなったら、肌の滑りを良くするために、シェービングクリームや前述の代用品を顔に塗ります。

必ず潤滑剤となるクリームなどの泡を塗ったうえで、髭を剃るようにしてください。

③カミソリは毛の流れに沿って動かすようにします。

深剃りしたい場合には、一通り毛の流れに沿うように剃ってから、気になるところだけ逆剃りをしましょう。

ただし、逆剃りも毛の流れと真逆に行うと肌を痛めやすいです。

真逆の方向から45度傾けて剃っていくことで、肌の負担を軽減しながら深剃りができます。

④最後に、顔についたシェービングクリームをしっかりと洗い流して髭剃り完了です。

正しい髭剃りの方法③~ケア編~

髭剃りに使うシェービングクリームをリンスなどの泡で代用した場合、シェービングクリームと違って肌をケアする成分が含まれてない場合がほとんどでしょうから、髭剃り後のケアをきちんと行うことが大切になってきます。

そうしないと、肌荒れの原因となってしまいますよ。

そこで最後に、髭剃り後の正しいケアの方法をご紹介します。

■髭剃り後のケア

よくある勘違いとして、「髭剃り後や洗顔後は化粧水をつけておけば問題ない」と思っている方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、実は化粧水だけでは保湿効果が期待できないのです。

化粧水はあくまで肌に水分を与える役割のものであって、化粧水をつけるだけで終わっていては、逆に肌の水分が抜けていってしまう事に繋がります。

正しい化粧水の使い方は、化粧水をつけた後に、乳液や保湿クリームで肌に蓋をするところまで行わないと意味がありません。

しっかりとフタをしなければ保湿効果は生まれませんので、乳液や保湿クリームを使う事を心がけてくださいね。

ニキビができやすい方や脂性肌の方は、さっぱりタイプの乳液を、肌が弱かったり乾燥肌の方は、保湿力のある乳液に加えてクリームも併用することをおすすめします。

シェービングクリームはリンスで代用!

以上、シェービングクリームを忘れてしまった宿泊先で、髭剃りに使える代用品についてご紹介してきました。

代用品として使ってしまいがちなボディソープは肌の乾燥を招く恐れがあり、泡立ちにくいリンスが代用品に向いているという、意外な結果に驚いた方もいらっしゃることでしょう。

肌を傷つけにくい髭剃りの方法もご紹介しましたので、もし出先でシェービングクリームが無くても、この記事を参考にして髭を剃ってみてください。