「最近運動不足だなぁ」なんておなかの肉をつまんで嘆いている方はいませんか?
仕事や用事に追われる日々を送っている男性の方々は、運動不足に成りかねませんよね。
しかし、スポーツクラブに行くだけが運動ではありません。
通勤で普段何気なくしている「歩く」ことも、立派な運動の一つです。
もしもiPhoneをお使いなら、毎日の歩数が計れる歩数計アプリ「ヘルスケア」を活用してみましょう。
歩数計アプリ「ヘルスケア」はiPhoneに標準搭載!
実は意外とその存在にすら気付いていない方が多いようなのですが、iPhoneには歩数計アプリ「ヘルスケア」が標準搭載されています。
実際のところ、多くの方がお持ちのiPhoneの中で眠ったままの状態のようなのです。
もしかしたら、既に歩数がカウントされているかもしれませんよ。
「健康のためウォーキングでもしようかと思うがモチベーションがなかなか」
「自分の毎日の歩数が知りたいけどどうすれば?」
「歩数計アプリって使い方が面倒そうなぁ」
このような声が様々なところから聞こえて来そうですが、実はこの「ヘルスケア」はとても簡単なアプリなんです。
既に搭載されているアプリを開くだけ、たったこれだけで毎日3つの項目、
・ウォーキング+ランニングの距離
・歩数
・上がった階段
これらの項目がいとも簡単に確認出来るのです。
思いの外、簡単かつ便利なアプリなので一度確認されてみてはいかがでしょうか?
歩数計アプリ「ヘルスケア」データ表示がされない時
便利な歩数計アプリ「ヘルスケア」ですが、「開いてみたけどデータ表示がされない!」といったお困りの声もありそうですので、最初に補足をしておきます。
この声が聞かれるのは、節電のために通常使わないアプリをオフ設定している方に多くあります。
そのため、その場合には設定から始めましょう。
「設定」から「プライバシー」そして「モーションとフィットネス」と順番に進めていき、最後に「フィットネス・トラッキング」と「ヘルスケア」をオンにすれば設定は完了です。
これで記録が開始されます。
左下にある「今日」を押せば前述の通り、「ウォーキング+ランニングの距離」に「歩数」更に「上がった階段」の3項目が表示されるはずです。
目を引くのが「上がった階段」ですね。
これはiPhone6及び6S以降から追加された機能で、どうやら「気圧」により測定をしているようです。
機械に疎いと「ホンマかいな」と疑ってしまいそうですが、こちらはあくまでも目安として良心的にとらえておきましょう。
「一万歩達成した!」
「今日は全然歩いてないから明日取り返そう!」
漠然とした疲労感だけではなく、数値に表れることで毎日の生活における頑張り度合いを掴むことができます。
また、一人ではなく誰かと情報を共有しながらというのも、毎日のちょっとした運動が楽しくなりますよね。
「ダッシュボード」を活用しよう!歩数計アプリ「ヘルスケア」が更に便利に
さて、前項でご説明いたしました歩数計アプリ「ヘルスケア」ですが、ここまででご説明したものは実は活動データの自動収集に他なりません。
勿論、これを持って確認としても良いのでしょうが、折角ですからもう少し活用を考えてみましょう。
「ダッシュボード」を活用しデータの確認を便利にそしてグラフ化などで表示させてみましょう。
例えば「ウォーキング+ランニングの距離」を表示させたい場合には、「ヘルスケアデータ」から「フィットネス」そして「ウォーキング+ランニングの距離」と順番にタップしていき最後に「ダッシュボートに表示」をオンの状態にすれば完了です。
同様の方法で「歩数」と「上った階数」も設定することが出来ます。
この設定が完了してから「ダッシュボード」を見ますと設定された項目(例えば「ウォーキング+ランニングの距離」)がグラフ一覧で表示されていますよ。
他のアプリとの連動なしで出来るので助かりますよね。
複数項目の場合には、項目を上下させ並び順を変更させることも可能です。
よく使うものから順にしておくと便利です。
他のアプリと連動させ「ヘルスケア」を更に便利に活用!
これまでに歩数計アプリ「ヘルスケア」として、歩数など移動行動に関する機能のご説明してきました。
しかし、そもそもが「ヘルスケア」というネーミングからもお分かりのように、健康や運動(フィットネス)における様々なデータ管理が出来るのです。
サードパーティ系など他社とのアプリとも連動可能で、運動に加え睡眠などの健康管理データの分析も一つの画面で対応可能となるのです。
例えば「Sleep Cycle Alarm Clock」ですが、こちらは目覚まし機能として活用されている方も多いかと思います。
これとの連動では、睡眠分析データや心拍数データを書き出せるので健康管理に一役買うことが出来るのです。
このサードパーティ製品のアプリとの連動を行い、こちらに記録されているデータを表示させるには次の工程で設定が出来ます。
「設定」から「プライバシー」更には「モーションとフィットネス」へと移行して、表示させたいアプリをオンの状態にすれば設定が完了になります。
歩数計だけではない「ヘルスケア」アプリのすごさ!
ここまで、歩数計アプリ「ヘルスケア」としてこちらをご紹介して参りました。
しかし、実際には前項でご説明したとおりに、様々なアプリとの連動でより便利により有意義に使うことが可能です。
もともとこの「ヘルスケア」は、次の4つのカテゴリーに着眼を置き作られたアプリなんです。
・アクティビティ
・睡眠
・マインドフルネス
・栄養
前項でもご説明しましたように、様々な健康管理や運動ツールと連動させることにより、ご自身の健康管理運動管理が一元化出来るのです。
更には、外部ツールとの連動を行えばその機能は更に広がります。
ほんの一例ですが、アップルウォッチと連動させれば、毎日の活動やスタンド時間に心拍数、更にはワークアウトの蓄積データがiPhoneへ送られ管理出来ます。
心拍数などは、グラフ化され最高値や最低値も視覚化で見やすく、体調変化の予兆も分かるかも知れませんよね。
また、ネットワーク連動の体重計(体組成計)と連動すれば、体重管理なども自動に行えてとても便利です。
このように活用次第で、便利さが広がる「ヘルスケア」使っているだけでも最前線のヘルシー男子ですね。
想像を超える「ヘルスケア」の正確さ!
歩数計アプリ「ヘルスケア」ですが、今までの歩数計と同様にある程度の目安として考えておくのが良いとは思いますが、実際にその数値の正確さは驚くべきもののようです。
まず歩数ですが、難しいことは割愛しますが、測定方法は歩く時に発生する振動から算出されているのです。
足が地面に着地した時の振動をモーション・コプロセッサの利用により検出することで歩数の算出を行っています。
勿論、手に持っている状態やポケット内カバンの中など、更には端末の向きなども様々な場合がありますが、搭載された3軸ジャイロによりどのような状況でも正確に歩数の算出を行います。
一説によりますと、その誤差は3パーセント内におさまるようです。
また、GPSからの位置情報を主軸に、その情報の変化から移動距離を読み取っているようですね。
この機能は移動の開始と終了の時刻を特定することが出来れば、地点間の距離測定も可能と便利になっています。
ヘルスケアを使いこなしてヘルシー男子に!
今回は健康管理アプリ「ヘルスケア」についてご紹介してきました。
標準搭載されてはいるものの、その存在に気付かれることが少なく、実際に使ってみるととても便利だと実感されると思います。
なかなか健康管理にまで目が行き届きにくい昨今ですが、ヘルスケアを使ってご自身の健康にも注意を払ってみてはいかがでしょうか。