男性の場合は、毎日髭剃りを行うのが日課、という方も多いでしょう。
そんな男性の方たちは、朝と夜どちらに髭をそっていますか?
髭を剃るタイミングは、人それぞれ異なるとは思いますが、実は時間帯によって髭が伸びるスピードが変わるのをご存知でしょうか。
ここでは、髭剃りのベストなタイミングについて考えていきます。
夜よりも朝の方が髭が伸びるスピードが早い!?
髭剃りは、朝行う人と夜行う人、それぞれ異なるとは思います。
しかし、髭には伸びやすい時間帯があるのをご存知でしょうか。
実は髭は、朝の6時から10時頃が最も伸びるといわれています。
そのため、髭剃りを行うベストなタイミングとしては、10時以降ということになります。
ただし、朝の10時はすでに会社に出勤している方が多いと思いますので、時間的に難しい人は自宅で髭を剃ることになりますよね。
自宅で髭を剃る場合、いくつかポイントがあります。
まず、寝起き直後は避け、起きてから最低でも15分後に剃るようにしてください。
その理由として、肌は夜寝ている間に修復されるので、朝の方が水分量を多く含み元気な状態です。
肌の水分量が多いと、肌がカミソリなどに負けにくく傷がつきにくいというメリットがあります。
また、寝起き直後は顔がむくんでいる状態です。
そのため、毛が肌に埋もれてしまうので深剃りしにくく、肌を傷つけてしまう原因になります。
もし、むくみがひどいようなら、もう少し時間を置いて様子を見てから剃るとよいでしょう。
髭剃りは朝が効果的!デメリットはある?
先ほどもお伝えしたように、髭は朝の6時から10時までが最も伸びるといわれています。
そのため、日中なるべく髭を伸ばしたくないという人は夜ではなく朝に剃るとよいでしょう。
ここでは、朝の髭剃りについてのデメリットについても考えていきましょう。
いくら朝が髭剃りの時間帯に向いているといっても、眠い朝に髭を剃るのは非常に面倒です。
また、朝は大変忙しい時間帯でもあります。
朝食を作ったり食べたり、寝癖などの身なりを整えるだけでも時間はかかります。
慌しい中で髭剃りを行うと、ついつい適当に剃ってしまい、深剃りして肌を傷つけてしまったり、剃り残しの原因にもなります。
髭剃りのために朝30分早く起きる、という方法もありますが、朝は少しでもゆっくり寝たいものですし、寝坊してしまうことも考えられます。
朝に行う髭剃りのデメリットは、やはり時間に追われてしまうことでしょう。
では次は、夜の髭剃りについて考えてみましょう。
夜に髭剃りをするメリット・デメリット
朝に比べて1日の終わりの夜に髭剃りを行うことは、時間に追われることがなく丁寧に髭を剃ることができます。
忙しい朝は、髭剃りによるカミソリ負けや剃り残しなどのリスクもありますが、時間に追われることのない夜でしたら、これらのリスクを下げることができます。
また、夜はお風呂に入りながら、髭を剃ることも可能です。
お風呂に入りながら髭を剃ることは、蒸気により毛がふやけ柔らかくなるので通常よりも髭剃りがスムーズに行えるようになります。
夜は、朝に比べると肌が疲れている状態ですが、お湯で温めふやかすことで、ダメージを減らせる効果があります。
より肌へのダメージを減らすためにできる方法としては、温かいお湯を染みこませたタオルを口や顎周りに5分ほど置く方法です。
こうすることで、髭をさらに柔らかくなり、肌も潤いダメージを受けにくくなります。
また、夜の間に髭剃りを済ませておくことで、朝の時間に余裕が生まれます。
朝は、10分程度の時間でも大変重要な時間となりますから、このメリットは大きいでしょう。
続いて、夜に髭剃りを行うデメリットについて考えてみます。
髭が最も伸びやすい時間帯は、朝の6時から10時とお伝えしましたが、寝ている間にも髭は伸びてしまいます。
たとえ、夜にきれいに剃ったとしても次の日の朝にはポツポツと髭が生え始めてしまいますので、1日の始まりを髭が生えた状態でスタートすることになります。
髭が濃い人は夜よりも朝がおすすめ
ここまでご紹介した通り、髭剃りは朝と夜、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのため、一概にどちらがよい、とはいい切れません。
ただし髭が濃い人は、やはり朝に髭剃りを行った方がよいでしょう。
朝はなにかと忙しいかと思いますが、朝に髭剃りを行ったほうがその分得られる効果も高いものです。
そして、なるべく髭の薄い状態で1日を過ごしたいのであれば、出かける直前に剃るのがよいでしょう。
また、朝は肌のコンディションが整っているので髭剃りに適しています。
いつも、カミソリ負けをしてしまうような肌が弱い人も、朝に髭剃りを行うことをおすすめします。
ご自分のライフスタイルや、肌質、髭の濃さに合わせて髭剃りのタイミングを決めてみてくださいね。
正しい髭剃りの方法
ここでは、正しい髭剃りの方法についてご紹介していきます。
適当に髭剃りを行うと、肌を傷めるどころか、きれいに剃ることができなくなってしまいます。
まずは、下準備から始めていきます。
最初に、洗顔をして髭を剃る部分の皮脂汚れを取り除きます。
時間があれば、蒸しタオルなどで肌や髭を柔らかくしておきましょう。
次に、シェービング剤を塗り、毛の流れに沿って剃っていきます。
一通り剃ったところで、剃り残しがないか確認をしていきます。
剃り残しがあったら、今度は毛に逆らうようにして剃ってください。
最後に、シェービング剤を洗い流します。
髭剃り後は、肌を保護するために必ず化粧水と乳液・クリームでケアしましょう。
もし、髭剃り後に赤みが出てしまった場合は、お肌を冷やしほてりを鎮めます。
赤みがいつになっても引かない場合は、髭剃りを中断し医療機関へ相談するなどの対処を行った方がよいです。
朝でも夜でも、正しい方法で髭剃りを行い、肌への刺激を抑えましょう。
髭剃りが面倒!他に解決策はある?
朝にしろ夜にしろ、髭剃りは面倒だと感じている男性は多くいるものです。
ここでは、髭剃り以外にできる解決策について考えてみました。
●抑毛ローション
抑毛ローションとして有名なのが、「豆乳ローション」です。
これは、豆乳を主な原料として作られたローションのこと。
なぜ、豆乳が抑毛に効果があるのかというと、豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」が関係しています。
大豆イソフラボンには、毛を黒くする物質メラノサイトや毛の成長へと働く、毛母細胞の働きを抑える効果があるといわれています。
そのため、髭の成長を抑制するのに効果があるとされているのです。
大豆イソフラボンは、毛の抑制の他にも、美肌や保湿効果に優れているので、髭剃り後のお肌のケアにも最適です。
●永久脱毛
根本的な解決策として最も効果があるのが「永久脱毛」ですね。
費用はかかりますが、毎日の髭剃りを行う面倒を軽減する方法としてはやはり一番でしょう。
髭は一生処理していくと考えたら、髭脱毛をした方がコストが安くなる場合もあります。
まずはクリニックに、相談をしてみてはいかがでしょうか。
髭剃りは自分のライフスタイルに合わせて
今回は髭剃りのタイミングについて考えてみました。
髭剃りは毎日行う人も多いでしょうから、面倒だと感じてしまうこともあると思います。
髭は、朝剃った方がより効果が持続しますが、朝の時間は忙しいのであれば夜剃るのもありです。
自分のライフスタイルに合わせて、考えてみてくださいね。