前髪や髪が剛毛・量が多い男性必見!それぞれの解消方法

男性の髪の悩みで「髪が少ない」「薄毛にならないか心配」というのはよく聞きますね。

一方で「前髪や後ろ髪の量が多くて困っている」そんな悩みを抱えている人もいるのです。

髪の量が多すぎると、モサッと重たい感じになってしまい、ヘアセットがなかなか上手くいきません。

そこで今回は、毛量が多い場合と、多く見えてしまう理由、そしてそれらの改善方法をご紹介していきます。

他の人に比べて毛量が多い理由

「髪の量が多くて困っている」という悩みは、薄毛の男性からしたら、羨ましい悩みですね。

しかし、毛量が多いと、髪全体の扱いが難しく、前髪などのヘアセットが上手くまとまらない人もいることでしょう。

髪の本数には個人差があり、平均的な本数は、多い人で15万本、少ない人で6万本で、その差は倍以上になります。

どうして、このように個人差で本数に違いが生まれるのかご説明していきます。

元々、毛穴の数は決まっており、そこから増減は一切せず、ずっと同じ数の毛穴のままといわれています。

人によって、髪の本数が倍以上も差が付く理由は「1つの毛穴に何本毛が生えているか」という理由がほとんどです。

毛量の多い人は、1つの毛穴から3~4本髪が生えており、一方で毛量の少ない人は、1本もしくは、髪が生えていない毛穴が存在していることすらあります。

それでは、毛量が多くて髪の扱いに困っている人は、どのような対策をしたらよいのでしょうか?

髪のボリュームを落ち着かせる方法

「毛量が多いから」とおしゃれを諦める前に、改善する方法を試してみませんか?

ここでは、毛量が多い場合の「ボリュームダウンの方法」を何種類かご紹介していきます。

1.美容師さんにお願いする

やはり、最初の策として挙げられるのは、プロの力を借りて解消してもらう方法です。

美容師さんに任せれば、髪の状態をチェックしながら、調整して毛量を減らしてくれます。

そのため、美容室でオーダーする時は、ボリュームダウンも一緒にお願いするとよいでしょう。

2.ドライヤーの当て方に注意する

髪を乾かす時に、下方向からドライヤーを当ててしまうと、髪の根本が立ち上がり、更に毛量が多いのを強調させてしまいます。

そのため、上方向からドライヤーを当てて、根本から毛先に向かって乾かしましょう。

そうすることで、広がりを抑えられ、髪のボリュームが落ち着きます。

3.ヘアクリームを使用する

それから、髪がまだ濡れているうちに、流さないトリートメントなどのヘアクリームを塗布してみましょう。

クリームの重みで、髪のボリュームが抑えられます。

また、男性でも前髪や髪のセットの時、整髪料を使う人が多く、それによって髪が傷むとされています。

そのため、ボリューム軽減以外でも、ヘアダメージの補修をしたいという人にはオススメです。

このように、毛量が多くても、様々な方法で気になる髪のボリュームを落ち着かせることができます。

「毛量が多いから」とおしゃれを諦めず、自分にあった方法で、対策できるとよいでしょう。

前髪や髪が多いと感じるのは髪が太いから

前髪など髪の量が気になる人の中には、毛量が多い訳ではなく、単純に「1本1本毛が太いから、量が多く見えている」という場合があります。

太い毛は、髪質も硬めな人が多く、ワックスなどの整髪料すら跳ね返す力があり、男らしくかっこいいヘアスタイルが作りづらくなるほどです。

それでは、髪質が硬いというのは、一体どういうことなのでしょうか。

髪は、3つの層にわかれ、キューティクル、コルテックス、メデュラで構成されています。

一番外側のキューティクルが、普通の人よりも分厚いため、髪が硬いのです。

しかし、キューティクルで、しっかりと髪の内部を守ることができているので、健康的な証拠です。

しかし、いくら健康的な髪だからといって、髪が剛毛でセットしづらいのが悩みでしょう。

でも、キューティクルを薄くするために、ドライヤーやカラーなどで髪にダメージを与えてしまうのは、よくありません。

きちんとした方法で、髪をしなやかに変えてみましょう。

髪が太い男性が選ぶべきシャンプーは「うるおい成分」が多いもの

前髪などの髪が剛毛で、モサッとしている男性にオススメしたいのが、使用するシャンプーを変えてみることです。

シャンプー選びはとても大切で、髪や頭皮の状態などにあわせて使うのがよいでしょう。

シャンプー選びで注意したいのが、ダメージヘア用のシャンプーで、キューティクルが傷みによって薄くなっていたり、ダメージがある髪向けです。

そのため、キューティクルが分厚くて、剛毛になっている髪には不向きといえるでしょう。

髪質が剛毛な人が使うとよいシャンプーは「髪にうるおいを与えるタイプ」のシャンプーです。

ヒアルロン酸・ミネラル・アルギニン・リピジュアなどの成分が、髪にうるおいを与える成分といわれています。

このように、うるおい成分が多いシャンプーを使用し、髪の組織をうるおわせることで、髪をしなやかに保てます。

使用するシャンプーを改め、変えてみることで、太い剛毛もなめらかな手触りになるでしょう。

前髪の増やしすぎは注意!かっこわるい髪型の男性になってしまうかも?

他にも、ヘアカットの時に前髪を増やしすぎたことで、根暗な男性の印象になってしまうこともあります。

本来、美容室などで前髪を切る時、眉尻の位置までを前髪の幅として、カットをする美容師さんが多いです。

そして、奥ゆきは「左右の目尻の斜め延長線上で重なる所」とされています。

もしも「前髪の量を増やしたい」とオーダーした場合、次のようなヘアスタイルになってしまう可能性もあります。

まず、前髪を増やすとなれば、通常の前髪の範囲をオーバーし、後ろ髪を前髪に変えるためにカットします。

本当は後ろにあるはずだった髪は、前へ無理やりもってこられ前髪になりますが、かなり重たいイメージに変わります。

しかし、前髪の量が変わるなら良策だと思いがちですが、実は「前髪の厚み」ではなく「前髪の幅」しか変わりません。

その理由は、後ろ髪として生えているはずの髪を、無理やり前にもってきているので、結果として横などの「元からあった位置」に髪が流れてしまいます。

そうなると、前髪の横幅が広くなってしまったり、極端に後ろ髪が短い所が出てきます。

前髪が重たいヘアスタイルから変更するために「前髪を減らして後ろの髪に戻して欲しい」となっても、髪全体の長さを変えない限り厳しいようです。

それでは、前髪が伸びるまでの間は、おしゃれを我慢しなければならないのでしょうか?

男性必見!前髪を増やしすぎても楽しめるヘアスタイル

前髪の量を増やしすぎたら、伸びるまでの間はじっと耐えなければなりません。

しかし、その間も男らしくカッコイイおしゃれを楽しみたいものです。

ここでは「前髪の量を増やしすぎた人向け」のヘアスタイルやアレンジをご紹介します。

●ドライヤーで癖づけし横に流す

韓国風の男性のようなヘアスタイルです。

ドライヤーで髪を揉みこむようにして癖をつけ、ワックスで同じ方向へ流すようにセットします。

トップをふわっとさせると更に自然でしょう。

●パーマをかける

パーマをかけることによって、ワックスなどを使うと髪の流れが付けやすくなります。

ドライヤーで毎日癖付けするのが面倒な人にもオススメです。

●横をツーブロックにする

前髪の量が多いなら、逆に横の髪を刈り上げてしまいましょう。

そうすることで、前髪の多さがワイルドさを引き出してくれます。

もみあげ近辺だけ刈り上げるだけでも、印象に変化が付けられます。

このように、前髪が伸びてくるまでの間でも、おしゃれができます。

また、自分に似合うヘアスタイルを探すのも楽しそうですね。

ヘアスタイルを工夫し印象を変えよう

毛量が多く見えるのは、毛穴から生える毛数や太くて剛毛な髪質などが関係していることが分かりました。

さらに、ヘアカットの時に前髪を増やしすぎると、重たく見える印象を作ってしまうこともあります。

まずは、美容師さんに相談し、プロの意見を聞いてみるのもよいかもしれません。

自分に合った方法で、髪の悩みを解決していきましょう。