日頃髭剃りにカミソリを使っている方も多いと思いますが、きちんと替え刃を交換していますか?
ほとんどの方は、切れ味が悪くなったと感じたタイミングで交換していることかと思いますが、実はカミソリの替え刃には交換時期が定められているのです。
そこでこの記事では、替え刃の交換時期についてと、交換しない場合に起こりうることをご紹介していきます。
髭剃り用カミソリの替え刃!ちゃんと交換時期を守ってる?
男性読者のほとんどの方は、毎日髭剃りを行っているのではないでしょうか。
その中で、髭剃りに使っている道具は、カミソリ派とシェーバー派に分かれると思います。
カミソリもシェーバーも、使用していく中である程度のお手入れが必要ですが、カミソリ派の皆さんは定期的にカミソリの刃を替え刃に交換していますか?
おそらく、数ヶ月に1度交換するという方や、剃り味が悪くなるまでは使い続けるという方が多いのではないかと思います。
しかし、実はカミソリにはメーカーによって定められた交換時期があるのです。
交換時期を過ぎたカミソリを使っていると、肌に悪い影響を与える恐れがあります。
そこで次の項から、替え刃の交換時期についてと、交換しない場合に起こりうることをご紹介していきます。
髭剃り用カミソリの替え刃・交換時期はいつ?
まず、髭剃りに使っているカミソリの替え刃の交換時期についてまとめていきます。
カミソリは、使っているうちに摩耗したり刃がかけたりするため、切れ味が悪くなります。
切れ味が悪いカミソリで髭を剃ると、肌荒れやけがの原因となるため、使用期限が定められているのです。
また、刃に皮脂が付着することで、皮脂を栄養とする細菌が繁殖する恐れがあることも、カミソリの替え刃に使用期限がある理由です。
以上の事から、カミソリの替え刃の使用期限は、一般的に使用開始から2週間とメーカーによって定められています。
しかしこれは、1日1回の使用を前提にして定められた日数なので、実質的には14回髭剃りに使えるという意味です。
また、剃る髭の質によって、ここから更に回数は増減します。
替え刃の交換時期を守らないと髭剃りでトラブルが発生?
カミソリの刃に交換時期があることをお伝えしてきましたが、もし交換期限を守らないとどうなるのでしょうか。
先ほどお話ししたように、使用期限を過ぎたカミソリは切れ味が落ちていることが多く、また雑菌も繁殖している可能性があります。
そのような状態のカミソリで髭剃りをすると、切れ味の悪さのために抵抗が大きく、カミソリ負けして肌を傷つけてしまう恐れがあります。
また、傷ついた肌に細菌が入ることで、肌荒れといったトラブルの原因にもなりかねません。
なるべく、替え刃の交換時期を守るようにして、切れ味の良い清潔なカミソリで髭剃りを行うようにしましょう。
また、髭を剃っていて引っ掛かりを感じたり、剃り残しが多く見受けられるようになりましたら、カミソリの刃が劣化しているサインですから、まだカミソリの交換期限になっていなくても替え刃に交換することをおすすめします。
意外と費用が嵩むカミソリを長持ちさせる方法ってあるの?
カミソリの替え刃の交換時期を守らないと肌トラブルの原因になることや、交換するタイミングについてお話をしてきました。
しかし、いざカミソリの替え刃を定期的に交換しようと思うと、意外にお金がかかってくるものです。
なるべくお金がかからないように、カミソリを長持ちさせる方法はあるのでしょうか。
カミソリを交換する理由は二つあり、一つはカミソリの刃の切れ味が悪くなること、もう一つはカミソリの刃に細菌が繁殖する恐れがあることと既にお伝えしました。
つまり、以上の二つを抑えられるようにカミソリを使えば、替え刃に交換せずともカミソリが長持ちするということです。
そこで、カミソリが劣化するスピードを遅くできる方法をご紹介していきます。
■カミソリの刃の切れ味をキープする方法
カミソリの刃の切れ味をキープするには、なるべく刃に負担を掛けないように髭剃りを行うことが大切です。
具体的には、髭を柔らかくしてから髭剃りを行うようにしましょう。
髭は乾燥した状態だと、同じ太さの銅線と同じくらいの硬さがあります。
そのようなものを剃っていたら、刃の切れ味が悪くなるのも当然です。
そこで、蒸しタオルや、お湯での念入りな洗顔を行ったうえで髭剃りするようにしましょう。
蒸しタオルは、濡らしたタオルをレンジで加熱するだけで簡単に作れますよ。
■カミソリの清潔さをキープする方法
カミソリの清潔さをキープするためには、髭剃り後にカミソリを丁寧に洗うようにしましょう。
皮脂や髭の剃りカスが残っていると、それを栄養にして雑菌が繁殖してしまいます。
念入りに洗いたい場合には、重曹水につけ置きすることがおすすめです。
ただし、つけ置き後は必ず刃を乾燥させるようにしてください。
錆の原因となります。
また、カミソリを乾燥場所で保管するようにしましょう。
雑菌は湿度が高い場所を好むため、カミソリを浴室などに保存していたら、雑菌が繁殖するのもあっという間です。
コスパ良くカミソリを使う技!
先ほどの項では、カミソリを長持ちさせる手軽な方法をご紹介しました。
しかし、いくら丁寧にカミソリを使っても、刃の研ぎなおしでもしない限り劣化を止めることはできません。
また、一般的にカミソリは使い捨て前提で作られているため、研ぐことは難しいです。
そこで、カミソリの刃を研ぐような感覚で刃を長持ちさせてくれる、本格的なカミソリクリーナーを導入してみてはいかがでしょうか。
初期投資に少しお金がかかりますが、替え刃交換時期を引き延ばすことができますから、最終的には得できるかもしれません。
■レイザーピット(razorpit)
レイザーピットは、砥石で刃物を研ぐような感覚で、カミソリに付着した汚れを取り除くアイテムです。
実は、カミソリの切れ味が落ちる原因は、刃にしつこくこびりついた汚れによるものが比較的多いです。
そこで、このアイテムを使うことで汚れをきれいさっぱり落とすと「替え刃が5倍長持ちする」と公式サイトには記載されています。
使い方は簡単で、普段使っているシェービング剤をつけたカミソリを、髭剃りする向きとは逆にレイザーピットの上で3~4回滑らせてから洗い落とすだけです。
価格帯は3,000円弱と、替え刃1セット分くらいの値段はするのですが、それだけの価値はあるという口コミがネット上で見られます。
気になる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
コスパも衛生面も良し!玄人向けの両刃カミソリ
ここまで、カミソリを長く使う方法をお伝えしてきました。
しかし、カミソリのケアは面倒だし、切れ味が悪くなったカミソリは潔く捨てて、どんどん新しくて切れ味の良い替え刃に交換して髭剃りしたいという方もいることでしょう。
そんな方におすすめなのが、両刃カミソリです。
T字カミソリよりも歴史のある両刃カミソリは、使い方の難しさからあまりポピュラーではありませんが、替え刃が安いということときれいに深剃りできることから、こだわりのある男性に支持されています。
コスト面を見ると、一般的な5枚刃カミソリの替え刃は1つあたり200~300円ほどしますが、両刃カミソリは1枚あたりたったの40円ほどです。
また、両刃という名の通り刃がカミソリの両側についているため、実質的には20円といっても良いでしょう。
これだけ安ければ、交換時期が来る前でも切れ味が悪くなったと感じた時に気軽に替え刃を交換できますよね。
使い方が難しく、うっかり肌を切ってしまうリスクもありますが、慣れてしまえば1枚刃以上に綺麗に髭を剃れる道具はありません。
道具にこだわりがある男性は、一度試してみてはいかがでしょうか。
肌トラブル防止のために定期的に替え刃を交換しよう
以上、カミソリの替え刃の交換時期と、交換しない場合に想定されるデメリットに加え、カミソリを長く使う方法についてご紹介してきました。
定期的に替え刃を交換するとお財布に痛い出費になってしまうかもしれませんが、肌トラブルにお悩みの方はカミソリの使用期限に気を使ってみることで、改善がみられるかもしれませんよ。