朝の忙しい時間に、T字剃刀を使っての髭剃りは時間がかかるし、かといって急いでやってしまって、顔に絆創膏を貼って会社や学校に行かなくてはならなかったなんていう経験が、男性ならみなさん一度はあるかと思います。
欲しいとは思っていたものの、値段が気になって手が出しづらかった電気シェーバーも、探してみれば低価格だったり。
まずはおおよその相場を把握し、時間をかけてコスパ最高のお気に入りシェーバーを見つけるのがおすすめです。
一般的な電気シェーバーの値段相場は?
最も多いのは、6,000円~10,000円位のものです。
安価な電子レンジよりは高いものの、冷蔵庫よりは安いといったところでしょうか。
パナソニック、ブラウン、フィリップスをはじめ、有名メーカーもこの相場価格帯での製品をたくさん発売しています。
平均的な値段というだけあって、機能面も髭剃りに必要とされるものはほぼそろっていると言えます。
お風呂剃り、水洗い、肌荒れを防ぐための曲面への対応、高性能バッテリー、さらに髭以外に眉毛にも使えるトリミング機能などが備わっていると理想的です。
男性が持つイメージを実現してくれる電気シェーバーが欲しいなら、6,000円以上のものの中で探してみるのがいいでしょう。
また、製品数が多い為、機能の選択肢も多いのが、この価格帯のラインナップの特徴です。
特に、よく耳にするのが「〇枚刃搭載」というキャッチコピーですが、これは基本的には枚数が多いほど肌に優しいと考えてください。
刃の枚数が多ければ、接触面積が広がることによって力が分散され、負担が少なくなっていくという仕組みになっています。
しかし刃が多くなれば、その分ヘッドも大きくなってしまうため、もみあげの付近など、丁寧さが必要な部位を剃ることは難しくなるので、一概に刃が多いとそれだけで良いというわけではありません。
肌の特徴や、髭の濃さなどに合わせて、自分に合ったものを探すのが大切です。
電気シェーバーでの髭剃りデビュー!値段相場は?
最も買いやすい値段のものでは、なんと2,000円以下のものからあります。
ある程度品質を度外視すれば、1,000円しないものまで見つかります。
電気シェーバーの購入を考えている方は、まずはこの辺りのものを購入し、自分の肌と合うか、あるいは使い心地や剃り跡を確認してみるのがいいでしょう。
学生でも、貰ったお年玉で挑戦できる価格帯ですよね。
大事な電気シェーバーでの髭剃りデビューに、高価なものを購入して、「やっぱり使いにくかった」、「思っていたものとは違った」となったら、その分気落ちするものです。
実物を試すには、程よい価格相場ではないでしょうか。
ただし、顔に大きなホクロがあったり、吹き出物ができやすい体質の方は、この辺りの製品を利用すると、肌を強く傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
電化製品とはいえ、直接肌に当てるものなので、値段やコスパよりもまずは自分の肌を最優先で考えてください。
長期的に見た値段でT字剃刀に勝てるのはいくら位の相場のものなのか
ハイスペックモデルの相場は30,000円以上になり、自然故障時の保証も長期間付いているものが増えます。
お金を出せば出すほどというわけではないですが、やはり高いものになれば、充電の段階表示や、髭センサーで肌への負担を調整してくれたりと、付加機能も増えます。
一方で、使い捨てのT字剃刀はといえば、一本当たり100円しなくとも一週間以上使えるものもあります。
刃を交換するT字剃刀の年間消費数を計算したら、平均的な価格帯のモデルで6,000円を下回ります。
商品にもよりますが、単純な料金比較だけでいうと、T字剃刀を使ったほうが髭剃りは安上がりになるということです。
つまり、電気シェーバーをこれから購入を検討している方は、値段最優先で考えるよりも、肌への負担の違いや、電気シェーバーにしかない機能を重要視して、自分に必要な製品を選ぶというように考えるのがよさそうです。
質が低い製品を購入して自分の肌を傷つけて余計な出費をすることにもなりかねません。
T字剃刀はT字剃刀、電気シェーバーは電気シェーバーそれぞれに違った良さがあります。
電気シェーバーを使うなら、「朝の時間短縮に投資をする」という考えがなければ、なかなか厳しいのかもしれません。
正しい髭剃り生活のための電気シェーバーの替え刃のタイミング
いくら電気シェーバーでの髭剃りとはいっても、いつかは替え刃のタイミングが訪れます。
長い間使い続けていると、どうしても剃り残し箇所が増えたり、あるいは無意識にそれを防ごうとして特定の箇所に肌荒れトラブルを起こしたりして、ふと気が付くことになります。
もちろん、大切に使っていれば、メーカー推奨の耐用期間よりも長く使える場合もありますが、基本的にはあらかじめ時期を決めて定期的に取り換えていくのが望ましいとされています。
主要メーカーの替え刃の時期は、約1~2年がほとんどです。
ただし、値段はT字剃刀の替え刃と比べると、やはり相場は高くなると言わざるを得ません。
高いものでは、本体と同じ位になってしまうメーカーもあります。
夫へのプレゼントに髭剃りセット
夫婦間におけるクリスマスプレゼントの平均相場は、5,000円~20,000円であると言われています。
その中でも10,000円以下の値段のプレゼントを渡す夫婦が多いようです。
実は、これはそのまま電気シェーバーの値段相場でもあります。
男性しか使わないものなので、意外と女性は気付きにくいものですが、電気シェーバーをぜいたく品であると考えているような男性もいらっしゃいます。
そういった方の場合、なかなか購入決心がつきにくいものである分、もらって嬉しいプレゼントの筆頭であったりします。
また、毎日使うものでもあるので、朝使う度に贈ってくれた方の顔を思い出すいいきっかけにもなるかもしれません。
冬になると、マフラーや手袋が定番になりがちですが、寒い冬の朝だからこそ、あと5分眠るための文明の利器をプレゼントされると嬉しいはずです。
男性から、友人の男性にプレゼントするのもよいでしょう。
男性にしかわからない細かい髭剃り事情というのがありますし、生活の中で使うものを貰ったほうがありがたみを感じます。
【番外編】T字剃刀の値段相場
旅行に出かける際や、予期せぬバッテリー切れなど、どうしても電気シェーバーを使えないタイミングはあります。
しかしながら、清潔な印象を保つためにも男の髭剃りは毎日やらねばなりません。
そこで、もしものときのために買っておく、T字剃刀の値段相場についても最後に紹介したいと思います。
通常、コンビニや薬局で売っている使い捨てタイプのもので、一本当たり100円~300円とリーズナブルです。
ただ、これでは三日も経たないうちに肌はぼろぼろになることもあるので注意してください。
替え刃式タイプのT字剃刀で、最初のセット+替え刃8個セットで、2,000円前後のものが多いです。
しかし、年間に購入する数を計算すると、決して安いとは言い切れないかもしれません。
肌のことを考えて、お金を出そうと決心したなら、ぜひとも電気シェーバーでの髭剃り生活も視野に入れてみたいというのが本音のところではないでしょうか。
大切なのは日々のケアと取り扱い
今回は髭剃り用電気シェーバーの値段相場をご紹介しました。
前項でも述べた通り、価格では、どうしても使い捨てのT字剃刀に負けてはしまいますが、できるだけ安価なものを、そしてコスパの良いものを使いたいですよね。
だからこそ、電気シェーバー選びというのは、たくさんの製品ラインナップに目を通して、自分が納得いくものを見つけることが重要だと言えます。
また、個人ごとに肌質は異なりますので、自分の肌に合ったものを選ぶようにご注意ください。