男性の身だしなみの一つでもある「鼻毛処理」ですが、きちんとお手入れしていますか?
見た目で清潔感が失われてしまうのは、とてももったいないことですよね。
現在は、安心・安全にカットできる鼻毛カッターの商品が充実しています。
それでは、気になる鼻毛カッターの使い方・お手入れ、さらにおすすめ商品をご紹介します!
鼻毛は定期的にお手入れが必要
まずは、鼻毛処理の必要性からご説明していきます。
現在、鼻毛処理を行っているという男性は7割以上いるとされています。
しかし、手入れがきちんとされていない場合や、たまたま一本でてしまっているだけでも女性からは、「不潔」、「だらしがない」という印象を与えてしまう可能性が高いのです。
なぜなら「鼻毛」は、女性が嫌う男性のムダ毛の第一位になるくらいの存在ですから、手間を惜しまずしっかりと正しく手入れをする必要があるのです。
ゆえに、鼻毛を処理してすっきりさせたい気持ちになりますが、処理のしすぎは逆効果です。
鼻毛の役割は、
・ほこりや風邪などのウイルスなどを防御するフィルターの役目
・鼻の内部の加湿をしてウイルスの活性化を防ぐ役目
・細かな臭いを嗅ぎ分ける役目
などがあります。
このように鼻毛にはしっかりと役目があるので、エチケットとしての処理は必要ですが、処理をしすぎるのもよくありません。
鼻毛の処理をしすぎると、加湿がされずに乾燥にさらされることでウイルス感染しやすくなる環境になり、細やかな臭いのかぎ分けができず嗅覚が鈍くなってしまうこともあります。
そのようにならないためにも、処理の目安は「入口から1センチまで」「鼻毛カットは週に一度」と覚えておきましょう。
また、鼻毛処理に使用する道具の正しい使い方を知ることも大切です。
次項から、鼻毛処理の方法と鼻毛カッターをおすすめする理由について詳しくご説明していきます。
鼻毛を安全に処理する方法は?
それでは、鼻毛を処理する方法をご紹介します。
大きくわけて、二通りの方法になります。
●鼻毛を「抜く」処理
自己処理で鼻毛を抜く処理は、抜いた毛穴から雑菌が入り込み、炎症を起こす危険性があります。
どうしても抜くという処理をしたい場合は、専門のプロにお任せしましょう。
●鼻毛を「切る(カット)」処理
鼻毛を切る場合は、鼻毛カッターを使用するか、鼻毛専用のハサミでカットする方法があります。
鼻毛専用のハサミを使用する場合の使い方のポイントは、「入り口部分の見えている鼻毛をカットする」ということです。
はさみの先端が丸くなっていて鼻の内部を傷つけにくい造りになっていますが、奥に入れすぎると見えにくい鼻の中を傷つけてしまう可能性があります。
ここまでご説明した処理方法は、鼻毛の自己処理としては簡単にできそうな印象がありますが、一歩間違うと危険と隣り合わせの処理になります。
そして、切るという処理には鼻毛カッターを使うという方法もあります。
鼻毛カッターは安心安全な構造となっていますから、定期的に鼻毛を自己処理する場合は鼻毛カッターの使用をおすすめします。
次項からは、鼻毛カッターについて詳しくご紹介していきます。
電動式鼻毛カッターの使い方とお手入れ方法
ここでは電動式の鼻毛カッターについてご説明していきます。
電動式の鼻毛カッターは刃の部分が丸くなっているので、皮膚を傷つける心配がありません。
先端は上部と横に毛が入るようになっているので、先端を入れるだけで切ることができます。
【電動式鼻毛カッターの使い方】
①キャップをとり、スイッチを入れる
②先端を鼻に入れる
③ゆっくりと先端が鼻毛にあたるようにくるくると動かす
④切り終わったら、スイッチを切り、先端を清潔な布でふく
⑤鼻の内部の毛クズをきれいにするため、鼻をかむ
【電動式鼻毛カッターのお手入れ方法】
●ブラシで簡単に掃除する方法
①スイッチを切り、外刃ケースを外し内刃を取り出す
②それぞれの部品(外刃・外刃ケース・内刃)、本体についている毛クズや汚れをブラシで取り除く
③内刃と外刃ケースを取り付ける
●水洗いの方法(月に一度)
①スイッチを入れ、外刃を水で洗い流す
②スイッチを切り、外刃ケースを外し内刃を取り出す
③内刃の水分をふきとり、自然乾燥させる
④内刃はまっすぐ入れるように気を付けて、外刃ケースに取り付ける。
手動式鼻毛カッターの使い方とお手入れ方法
鼻毛カッターには電動式だけはなく、手動式もあります。
内側の部品と外側の部品の見えないところに刃が付いていて、内側の部品が回転することで毛が巻き込まれて切れるという仕組みになっています。
そのため、鼻の内部を傷つけることなく、安全に切ることができます。
【手動式鼻毛カッターの使い方】
①先端を鼻に入れる
②レバーを強めの力で押し込む
③切れ具合を見ながら何度か②を繰り返す
④入口付近の毛を切る時は浅めに入れて切る
⑤切り終わったら、先端を清潔な布でふく
⑥鼻の内部の毛クズをきれいにするため、鼻をかむ
【手動式鼻毛カッターのお手入れ方法】
①付属のブラシで毛クズをとる
②水で洗い流し、水分をふきとり自然乾燥させる
また、上記のレバーの付いている形状とは異なり、I字カミソリのような形をした手動の鼻毛カッターもあります。
こちらは鼻の内部に刃先をいれ、鼻腔内を沿わせるように鼻毛を切るという使い方ですが、刃が皮膚に当たりにくいよう安全設計がされているため、皮膚を傷めることなく安心してお使いになれます。
電動式?手動式?使い方が自分に合うのはどっち?
ここまでは電動式と手動式の鼻毛カッターの使い方やお手入れ方法ををご紹介してきましたが、ここではそれぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。
【電動式のメリットとデメリット】
●メリット
・電動で刃が動くため、パワフルで力を入れることなく切れる
・時間をかけることなく処理ができる
・鼻毛だけでなく、髭や眉毛の手入れも可能
・定期的に刃を交換できるため、切れ味を保てる
●デメリット
・本体は握る形状で手の平サイズが主流のため、保管に場所をとる
・電動のため、作動音がする
・電源が必要だったり、定期的な電池交換が必要
・定期的な清掃で部品の取り外しがあり手間がかかる
【手動式のメリットとデメリット】
●メリット
・本体がコンパクトなので、外出先にも持参できる
・構造がシンプルなので壊れにくく、掃除しやすい
・切るときに音がしない
・電池交換の手間がない
●デメリット
・繰り返し行うと疲れる
・電動に比べると時間がかかる
・本体がコンパクトなので、なくしやすい
・替え刃がないので、切れ味が悪くなったら買い替えが必要
・本体の材質によっては水洗いできない
このように、電動式と手動式にはそれぞれ良い点と悪い点がありますから、自分に合った鼻毛カッターを選ぶことで、手入れが苦にならず続けることができます。
おすすめの鼻毛カッターをご紹介
自分に合う鼻毛カッターは電動式、手動式どちらでしょうか。
まだ迷ってしまっている方は、こちらのおすすめ商品を参考に選んでみませんか。
気になる商品があったら、購入前に詳しい使い方やお手入れ方法をさらに確認しましょう。
それでは、おすすめの鼻毛カッターをいくつかご紹介します。
【おすすめ電動式鼻毛カッター】
●パナソニック エチケットカッター 白 ER-GN10-W
参考価格:684円
サイズ:高さ12.7×幅2.6×奥行3.2cm
本体重量:46g
生産国:日本
電源:DC1.5V(単3アルカリ乾電池1本)
替刃:ER9972-K
まず、コストパフォーマンスに優れたこちらの商品は、デュアルエッジ刃採用のため切れ味が良く、水洗いや替え刃にも対応しているので、初めて購入する方にもおすすめできます。
●フィリップス 鼻毛/耳毛カッター NT1152/10
参考価格:1,334円
サイズ:高さ14.8×幅2.7×奥行2.7cm
本体重量:67g
電源:単3アルカリ乾電池1本
独自開発の「チューブトリマー」は動く刃が皮膚に当たらないように当たらないように設計されており、毛が巻き込まれるということがないため、毛が引っ張られる痛みを感じません。
さらに、自動研磨システムを備えているため、オイル差しをしなくても切れ味を持続させることができます。
【おすすめ手動式鼻毛カッター】
●貝印 HC-3513 関孫六 回転式鼻毛カッター
参考価格:2,540円
サイズ:約50×140×23mm
本体重量:55g
「折れず曲がらず、よく切れる」と称賛された刃匠関孫六の伝統から生まれた鼻毛カッターです。
外刃は丸みがあり、鼻の内部を傷つけないような安心設計で、切れ味は抜群です。
エチケットだからこそ、気軽に使えるものを選ぼう
鼻毛の処理は、自分に合った道具を使い、鼻の内部を傷つけることのないように処理をしなければなりません。
「痛みなく、簡単に処理できる」ということが、長く続けられるポイントになります。
外出前は、にこっとした笑顔を作り、鼻毛が出ていないか鏡で確認することを習慣にしましょう。