なんとかしたい!お腹の邪魔な贅肉にはストレッチが効果的?

普段の生活の中で、ふと気づいてしまうお腹の贅肉は気になりますよね。

入浴の際に、鏡の前でお腹がぽっこり出ていたのを発見してしまったり、またある日には、普段何気なく履いているズボンのチャックがきつく感じたりと、生活の中で気づいてしまうタイミングがあると思います。

そんなタイミングが訪れたら、ぜひ手軽なストレッチを始めてみませんか。

お腹の贅肉に効果のあるストレッチ方法をご紹介します。

万能ストレッチ「その①お腹の贅肉を効率的に燃焼」

お腹の贅肉を効果的に落とすには、有酸素運動が欠かせないと思われている方も多いと思います。

『有酸素運動は苦手』『長い時間を運動に割けない』という方はぜひ、室内でおこなえる簡単なストレッチで理想の身体を手に入れましょう。

それでは、時短でお腹の贅肉を効率的に燃焼する方法を、簡単なステップでお伝えします。

(ストレッチ方法)

①床に仰向けになり、脚を持ち上げて両ひざを90度に曲げる

②両手はそのまま床に手のひらを着けた状態にする

③両手はそのまま床についたまま、膝を90度のまま左右にゆっくりと倒す

④呼吸をしながら、膝が開かないようにゆっくりと左右往復を5セット繰り返す

⑤最後に深呼吸しながら、真ん中に脚を戻して膝を伸ばして元の仰向けの状態に戻す

注意点として、呼吸を止めずに、ゆっくりとおこなうことを意識してください。

急ぐと腰を痛める危険性もありますので、慎重におこなってくださいね。

万能ストレッチ「その②お腹の贅肉落としに更に効き目アップ」

お腹の贅肉を落とすストレッチですが、更にお腹周りの筋肉をほぐしてあげることで効果を高めることが出来ます。

(お腹周りのストレッチ方法)

①うつぶせになり、腕をつかって身体を持ち上げる

②下半身は床についたまま、半分腕立て伏せのような状態にする

③軽く脚の間を開いて、顎を下に引いて立てた腕を上に突っ張る

背筋が伸びるような状態になります。

④背筋とお腹周りの筋肉が伸びているのを確認して、そのままの姿勢でゆっくりと深呼吸をする

⑤腕を伸ばしながら、ゆっくりと呼吸を5回~10回おこなう

⑥終わったらゆっくりと腕を元の位置に戻してうつぶせの状態になる

普段、背筋運動をされない方は、この姿勢は身体に負担を掛ける危険性がありますので、少しずつ身体を伸ばして痛みが無い位置からゆっくりとストレッチをおこなってください。

万能ストレッチ「その③お腹まわりをひねって贅肉を絞り出す方法」

お腹の贅肉をひねって落とすストレッチになります。

腹筋などの筋力はそれほど必要ありませんが、動きがダイナミックなので、腰痛などをお持ちの方は特に気を付けておこなってください。

また、脚を左右に大きく振りますのでストレッチ前に室内など、周りの環境にも十分配慮してくださいね。

(お腹をひねるストレッチ)

①仰向けに寝て、両腕は大きく左右に開いて手のひらを上に向ける

②片方の脚を出来るだけ上にあげる

③上にあげた脚を呼吸をしながら左右にゆっくりと倒す

倒したときになるべくくるぶしより下の足先が床に着くようにしましょう。

④片方の脚で5回往復したら、反対の脚も同様に5セットおこなう

注意点として、手や肩を床に着けたままを意識してください。

また、脚を上げられる位置などは個人差があるため、必ずご自身で無理がない状態を確認してから、ストレッチに挑むようにしましょう。

痛みを伴う無理なストレッチは、筋肉や関節を痛めてしまい大きな怪我のもとになりますので、十分ご注意をお願いします。

お腹の贅肉対策に効果的!基本的な筋力強化の重要性とは!?

お腹周りの贅肉を落とすためには、基本的なストレッチで関節や筋肉などを柔軟にしておくことがとても大切です。

ストレッチだけでも効果的ではありますが、頑固なお腹の贅肉などはしっかりとした土台の筋肉を強化することで、更にストレッチの効果があがります。

お腹周りの筋肉で、特に鍛える必要がある基本的な筋肉は以下の3か所です。

・腹直筋(お腹の正面にある、通称シックスパックと呼ばれる大きな筋肉です)

筋肉の役割:歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりする全ての行動で大きく影響する筋肉です。

かがんで物を拾うときなど、何気ない日常の生活で身体を支えてくれている大切な筋肉です。

・腹斜筋(両脇腹にある大きな筋肉です)

筋肉の役割:左右のバランスを取り、腹直筋と合わせて身体の芯を支える筋肉になります。

見た目では、特に女性がお腹のくびれなどを出す際に重要な筋肉になります。

・腹横筋(インナーマッスルと言われる身体の奥にある深層筋です)

筋肉の役割:身体のバランスを取ったり、お腹周りの内臓をガードする役割もあります。

体幹を鍛える際にもっとも重要な筋力となります。

この腹横筋の筋力が衰えると、ぽっこりお腹になってしまいます。

ストレッチと合わせて、土台となるお腹の筋肉も同時に意識して鍛えて効果アップを図りましょう。

筋力強化とストレッチでダブル効果!お腹の贅肉に効果大!

お腹の贅肉に直接効果があるストレッチと、同時に筋力の強化が図れれば一石二鳥ですね。

ストレッチとインナーマッスルを鍛えることが出来る運動をご紹介します。

この運動を定期的におこなうことで、頑固なお腹の贅肉にしっかりと対策していきましょう。

(ストレッチと腹筋運動を同時におこなう『仰向けストレッチ』)

①床に仰向けになり、腕は自然な位置で床に着ける

②手を床に着けたまま、脚全体を上に持ち上がるだけあげていく

③両脚を揃えたまま、脚全体を少しずつ床に落としていく

④床から10センチ位の部分で動きを止める

そのときに呼吸は止めずにお腹を意識して深い呼吸をしましょう。

⑤脚を床に落とさないまま、また脚を上に持ち上げる

⑥上記の内容を5往復おこなう

時間はゆっくり掛けても大丈夫な運動です。

一番大切なことは『手を床に置いたままにすること』『呼吸を止めないこと』の2点になります。

負荷が大きい運動ですので、最初は出来る回数から、無理のないようにおこなってください。

お腹の贅肉を落とすストレッチは毎日の積み重ねがとても大事

ストレッチは1日だけおこなっても効果が出るものではありません。

毎日、少しの時間だけでも継続してしっかりと大切なポイントを抑えておこなうことが、お腹の贅肉を落とす近道になってくるでしょう。

時間が無いため、毎日積み重ねても大切なこと(呼吸を止めない、動きを早くしない)を守らないと、せっかくの効果も半減してしまいます。

ストレッチをおこない、深い呼吸を意識すると、普段の生活でも腹式呼吸を意識するようになり、自然と気持も落ち着き、ストレスを軽減出来るなどの良い相乗効果も得られるでしょう。

今回ご紹介したストレッチはお腹を中心とした物ですが、お腹周りのストレッチを実施するだけでも、身体の血流が良くなり贅肉を落とす効果だけではなく、内臓関係にも好影響を与えることが出来ます。

実際に、ゆっくりと深呼吸しながらの動きでストレッチをすると、身体がぽかぽかと熱を持つことが体感出来ると思います。

毎日、しっかりとしたストレッチを積み重ね、贅肉が燃焼しやすい身体を作り、お腹周りをすっきりさせていきましょう。

お腹の贅肉を落とすには正しいストレッチと筋力アップが重要

今回はお腹の贅肉をストレッチと簡単な筋力トレーニングで落とす方法をご説明しました。

ダイエットを経験された方も、継続されている方もストレッチの重要性と筋力アップを並行して実行することがとても大切になりますので、ぜひ実践してみてください。

上記で挙げた実践内容を少しでも参考にして頂き、健康的なストレッチでお腹の贅肉を落とし、理想のスタイルで楽しい生活をお過ごし頂ければ幸いです。